クラブ/選手活動: 2014年1月の記事

2014シーズン新体制発表会の模様

1月19日(日)、名古屋市中区の鯱城(こじょう)ホールにて名古屋グランパス「2014シーズン新体制発表会」が開催されました。
西野監督を新しく迎え、11人の新加入選手も加わる今年のグランパス。事前応募により約700人の定数に対し2500人を超える応募から選ばれたファン・サポーターも出席し、クラブ史上初となるメディア、ファン・サポーター合同での新体制発表会となりました。

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朝から北風が吹き荒れる寒い名古屋でしたが、約800人を収容するホールはファン・サポーター、メディア関係者らでぎっしりと埋め尽くされ、開会前から熱気が溢れていました。

午後2時、グランパスのホームスタジアムDJでおなじみYO!YO!YOSUKE氏がステージ脇に登場すると新シーズンに向け高揚感を煽る映像の演出により発表会が開始となりました。まずはクラブを代表し福島義広代表取締役副社長が挨拶、そして2014年のチームスローガンが発表されました。

福島義広代表取締役副社長

140119-km-01.jpgみなさまこんにちは。本日は寒い中、多数の報道関係のみなさま、そしてファン・サポーターのみなさまにお集まりいただきありがとうございます。特にファン・サポーターのみなさまは今回、2500名を超える応募がありその中から抽選により約700名のみなさまにお集りいただきました。あらためてお礼申し上げます。
まずはじめに2014年チームスローガンについて発表させていただきます。

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2014年チームスローガンのお知らせ

2014年のチームスローガンは「改・Re:Vision」と決定しました。今年のグランパスは勝負強いグランパス、そして連動性と躍動感のあるサッカーを取り戻すためにこのスローガンを採用しました。目指すべき姿、あるべき姿に向け今の状況を改新しよう、改善しようという決意を現しています。また、文字は違いますが「隗より始めよ」という言葉もあります。このスローガンを我々が率先し、チーム一丸となって取り組みます。

本日お集りのみなさんはもちろん、今年はできるだけ多くの方にグランパスをサポートしていただきたいと思っています。どうか本年もよろしくお願い致します。


続いてはチームを代表し、久米一正ゼネラルマネージャーが今シーズンのチーム目標、強化プランなどをファン・サポーターのみなさまへと向けた説明が行われました。

久米一正ゼネラルマネージャー

140119-km-02.jpgみなさまこんにちは、名古屋グランパスのGM(ゼネラルマネージャー)を務めています、久米でございます。本日は沢山のファン・サポーターのみなさまにお集りいただき、2014年がスタートする事を実感しています。お集りいただき本当にありがたく感じ、厚く御礼申し上げます。
先ほど福島の方からお話がありましたが、私の方からはチームの方針、今シーズンをどう戦うかという事をお話させて頂きます。チームの体制についても簡単にお話させて頂きます。

まずその前に、2008年からの6年間、ストイコビッチ監督には本当に夢を与えて頂いたと思っています。この6年間を一緒に戦って参りました。みなさまもご存知の通り2008年は監督としての経験が無いストイコビッチ氏が就任し「本当に大丈夫なのか」というご意見もありながらのスタートでした。その状況でストイコビッチ監督はものの見事にリーグ戦3位という素晴らしい結果を残してくれました。2009年にはACLに出場しながらリーグ戦を戦う状況でリーグ戦は9位という成績でしたがACLではベスト4に、天皇杯でも準優勝という成績を残しました。2010年は監督とも話していた通り「3年以内にリーグ優勝しよう」という目標を達成しました。2011年には東日本大震災による中断があったりした中でACLを戦い、柏レイソルに譲る結果となりましたが、それでもリーグ戦2位という素晴らしい結果を残しました。2012年、13年は7位、11位とみなさまのご期待に応えることの出来ないシーズンではありました。振り返ってみればストイコビッチ監督は非常に優しかったという印象を持っています。2010年の優勝メンバーをリスペクトしながら若手選手への切り替えが上手くいかなかったと思っています。

そのようなストイコビッチ監督が目指したサッカーを受け継いでくれる監督は誰かという考えの中で、のちほどご紹介しますが西野朗監督に就任をお願いしました。ストイコビッチ監督の残した足跡を継承し受け継いたグランパスの目指す不変のサッカービジョンをこれから説明させていただきます。

まずグランパスが目指すサッカー、チームビジョンについてですが、これは不変のものであり、これから名古屋グランパスが取り組み続けるサッカーです。
目指すサッカーとしては魅力的で攻撃的なモダンフットボールというものです。泥臭さとインテリジェンスを持ち合わせた選手で戦うのがグランパスのスタイルであり、チーム全体が一体となり連動性があるサッカーを目指しこれまで6年間も取り組んできました。
チームビジョンとしては、トップレベルの環境下で優れたサッカー選手を育て、常に優勝争いを展開するという事です。これまで3年ごとの中期計画を立て取り組んできましたが今年から新しい中期計画を4年の期間で考えています。その中でJリーグトップ3の確立、さらにはACLを制しクラブワールドカップへの出場、さらにはその大会でのベスト4を目指す目標を立てています。そのために戦力の維持、向上によるチームの安定化を求めた上での優勝争いを目指します。優秀な資質を持った若い選手を獲得し、日本代表レベルの育成を目指します。さらには他クラブから日本代表クラスの選手の獲得も考えています。また優秀な外国籍選手の獲得も考えています。そしてもう1つ大切な事は育成組織の活性、チームの充実した環境作りによりトップチームで活躍できる選手の育成を考えています。そのためにこの名古屋の地域、地元の中学、高校、大学やクラブチームとの連携も重要になると考えています。

続いて、今シーズンの目標と取り組みについてご説明させていただきます。目標はJリーグのトップ3、優勝争いに加わりACL出場権を獲得する事です。そのために重点的な取り組みがあります。
まず年間を通し安定して戦えるチーム戦術の確立、そのために後ほどご紹介しますが、多くの新しい選手がグランパスに加わります。主力を中心とした現有戦力と新加入選手を融合させ、徹底した指導と反復練習により、新しいチームに生まれ変わろうと考えています。
もう1つ重要なポイントとして分析の専門的なコーチによるチェック、対戦相手の研究・対策もこれまでよりしっかりやろうと考えています。
そして若手選手の育成強化、世代交代の促進をはかろうと考えています。各ポジションでの若返り化、チーム内での競争意識の強化を考えています。そのためには若い選手のコーチを専任化させ練習の質、量ともにさらに向上させ戦力化の促進を考えています。選手の個々のデータに基づいた科学的なアプローチによる強化も取り入れます。これはトップチームだけでは無く、育成世代にも取り入れようと考えています。また、監督、コーチと緊密なコミュニケーションによるフロントスタッフのチームコントロールが今シーズンは重要になると思っています。チームマネージメントを細部にわたりしっかりと行います。強化、補強の計画を含め選手の評価、育成方法、トレーニング環境等々についてもしっかりと考えています。サッカー選手はサッカーで出来れば良いだけでは無く、社会性のある人間、そのための生活指導も含め西野朗監督にお願いをしています。コーチングスタッフについても實好さん、ブローロさん、ジェルソンさん、藤さんが加わり現有スタッフとして喜熨斗さん今久保さんの2人が加わった7人体制でのチーム作りを行います。

選手編成についてですが、積極的な若返りを考えた30名の登録選手となります。積極的な育成促進をはかり、チームの底上げを考えています。移籍として野田、枝村、ヘジス、刀根の4人、新卒として松田、矢田、野村、小屋松、青木、森、杉森の7人、合計11名の新しい選手が加わり30名で戦うこととなります。

30名の選手、そして我々フロントスタッフが一丸となり戦います。「勝負の神様は細部に宿る」という言葉もありますが、とにかく細かい部分まで突き詰めなければ勝利の神様は降りて来ないと思っています。優勝した2010年は細かな事を突き詰めた結果、ストイコビッチ監督に勝利の神様が舞い降りたのだと考えています。

2014年は、みなさまの熱いご声援が無ければ、赤い1つの球になって戦わなければ勝利の神様が降りて来ないと思っています。新しいシーズンがはじまりますが、多くのベテラン選手を放出した事により「久米、なんだよ!」と考えていられる方もいらっしゃると思います。それでも新しいメンバーで一丸となるためには、今日ここへお越しいただいているみなさまをはじめとした熱いご声援が無ければ、1つの赤い球にまとまる事が出来ないと思っています。ぜひ良い風を吹かせながら2014年を戦い抜きたいと思いますので、みなさまも熱いご声援をよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。


久米GMからの説明を終えると暗転されたホールにYO!YO!YOSUKEの聞き慣れた声とスポットライトに照らされ後方から入場した新卒組と移籍組の2ステージに分かれての新加入選手の紹介、挨拶が行われました。

松田力選手

140119-km-03.jpgびわこ成蹊スポーツ大学から加入しました松田力です。開幕戦からレギュラーを獲得し1年間を通し戦い続ける事が目標です。グランパスのファンのみなさまに愛され、そして必要とされる選手になりたいと思います。

【久米GMからの説明】
昨日、松田選手は「会見で何か(面白い事を)やるぞ!」と話していましたし、良い度胸をしているなという印象です。
おそらくグランパスのサポーターのみなさまが1番良く覚えていると思いますが、松田選手は昨年大分トリニータで強化指定選手として出場し、グランパスも何度か彼にやられています(笑)。素晴らしいシュートも決められましたし、もうグランパスへの加入が決まったかなという段階でも決められました(笑)。巻スカウトに「どうなってるんだ?」と聞いた事も覚えています(笑)。非常に身体能力の高い選手で期待していますし、すでにここにいる新人選手をまとめる役割も兼ねている、非常に期待している選手です。

─グランパスの選手となった今の率直な気持ちをお聞かせください。

グランパスというチームの一員になれた事が素直に嬉しいです。早くグランパスの選手として試合に出場して活躍し、自分のゴールで試合に勝利したいです。

─グランパスというチームへの印象をお聞かせください。

経験豊富な選手が数多く在籍し、強いチームだと思っています。

─どのようなプレイヤーになりたいか、お聞かせください。

会場にいますが巻スカウトのようなガッツのある、根性のある選手になりたいです。

─最後に、サポーターにここを見て欲しいという部分があればお聞かせください。

昨年グランパス戦で決めたようなゴールを(笑)、これから相手チームに決めるところをサポーターのみなさまにも見せたいと思います。

矢田旭選手

140119-km-04.jpgこんにちは、明治大学から加入する事になりました矢田旭です。僕は中学、高校とグランパスの下部組織にお世話になり、明治大学へと進学しました。再びこうしてグランパスのユニフォームを着て戦える事を大変嬉しく思います。大卒選手は即戦力としても期待されていると思っていますし、1年目からしっかりと試合に出場し、活躍したいと思います。

【久米GMからの説明】
矢田選手はグランパスユース時代にトップチームへ昇格させるかさせまいか、非常に悩んだ選手の1人でした。その中で「明日、明治大学のセレクションが行われるので受けて来い」と伝え、本人も両親も泣く泣くセレクションを受けに行った4年前がありました。明治大学では1年生からレギュラーを獲得し活躍しました。大学へ4年間通い遠回りしましたが、それでも今回プロとして契約出来た事はグランパスにとってもありがたい事です。必ず貴重な戦力になりますし、4年前と比べ少し大人になったなという印象を受けています。

─グランパスの選手となった今の率直な気持ちをお聞かせください。

名古屋グランパスというビッグクラブの一員になれた事を本当に嬉しく思います。自分自身にとってグランパスでお世話になり最も愛着のあるクラブですし、そのクラブに加わる事ができ、ここで頑張らなければ男じゃないという気持ちです。

─グランパスというチームへの印象をお聞かせください。

有名な選手が数多くいましたし、小さな頃から憧れを持ってトップチームを見ていました。今ここで同じ舞台に立つ事ができましたし、これからは憧れの気持ちは捨てて同じポジションを争う選手として努力したいと思います。

─どのようなプレイヤーになりたいか、お聞かせください。

見ている人が驚く、意外性のあるプレーを意識しながら、サッカーとして効率的なプレーもできる選手になりたいです。目標としては同じ左利き、体格も似た玉田選手ですが、そのような選手と間近でプレーし、盗める部分は盗みたいと思います。

─最後に、サポーターにここを見て欲しいという部分があればお聞かせください。

パスやシュート、左足の部分を注目して欲しいと思います。

小屋松知哉選手

140119-km-05.jpgこのたび京都橘高校から加入しました小屋松知哉です。高校選手権ではヒーローになり損ねましたが(笑)、グランパスではヒーローになれるよう、1年目からレギュラーを獲得できるようしっかりとトレーニングから頑張ります。そしてグランパスのサポーターのみなさまに応援してもらえる選手になりたいと思いますので、ご声援をよろしくお願いします。

【久米GMからの説明】
なにも補足する言葉が無いくらいしっかりとした挨拶をしてくれました。みなさまもご承知の通り小屋松選手は高校選手権ではベスト4での敗退、その時の悔しい気持ちを持って名古屋へと来てくれました。プレースタイルは永井選手と同じくらいのスピード、そして柔らかいという印象があります。みなさまにはこのスピードスターを見にスタジアムへ来ていただければなと思っています。

─グランパスの選手となった今の率直な気持ちをお聞かせください。

名古屋グランパスという素晴らしいクラブでプレーできることを嬉しく思います。これに満足せず、早くピッチに立って色々な人に恩返しをしたいと思います。

─グランパスというチームへの印象をお聞かせください。

玉田選手や闘莉王選手のように多くの経験を持った選手がいます。そのような選手の中でプレーする事が自分自身の成長になると思いますし、そのような選手を追い越したいという気持ちでこれまで努力してきました。グランパスはサポーターも熱く伝統のあるクラブです。そのようなクラブでプレーできる事は本当に幸せだと思っています。

─どのようなプレイヤーになりたいか、お聞かせください。

前線のポジションですし、得点に絡める選手になりたいです。ゴールを決めるのが自分の役割ですし、アシストが得点に絡みたいです。そして、色々な選手にサッカーを好きだと感じさせるようなプレイヤーになりたいです。

─最後に、サポーターにここを見て欲しいという部分があればお聞かせください。

自分の特徴であるスピード感に溢れるプレー、あとは足下でボールを受けた際のパスなどを含めた技術面を見て欲しいと思います。

青木亮太選手

140119-km-06.jpgこんにちは、流通経済大学柏高校からの加入しました青木亮太です。僕は小屋松選手と違い、選手権に1度も出場できなかった悔しい気持ちがあります。その気持ちを名古屋グランパスというビッグクラブで活かせるよう頑張ります。ファン・サポーターのみなさまには「こいつは絶対試合に出した方がいい」と言われる選手になれるよう頑張りますので、これからご声援をよろしくお願いします。

【久米GMからの説明】
高校選手権と同じくらいの大きな規模の大会に、高円宮杯があります。今年度のその高円宮杯で流通経済大学柏高校が優勝し、青木選手はそのチームの主力として活躍してきました。おそらく関東では「青木」という名前が非常に通っていますし、グランパスサポーターのみなさまも、どのような選手なのか、期待されていると思います。青木選手はテクニックが高く、ボールを持ち方が日本人離れしたテクニシャンです。小屋松選手程のスピードはありませんが、それでも非常にスピード感がある選手ですので、ぜひご期待して下さい。

─グランパスの選手となった今の率直な気持ちをお聞かせください。

素直に嬉しいです。それでもここから日々努力し良い選手になれるよう頑張ります。

─グランパスというチームへの印象をお聞かせください。

尊敬できる選手ばかりです。そしてサポーターのみなさまも熱いですし、こういう熱いクラブでプロになりたいと思っていました。本当にグランパスは熱いクラブだと思っていました。

─どのようなプレイヤーになりたいか、お聞かせください。

ゴールに貪欲で、サポーターのみなさまを楽しませるようなプレーになりたいです。

─最後に、サポーターにここを見て欲しいという部分があればお聞かせください。

ボールを持った際のドリブル、そして人を驚かせるプレーを見せたいと思います。

森勇人選手

140119-km-07.jpgこんにちは、名古屋グランパスユース出身の森勇人です。5才からプレーしていたグランパスのトップチームに昇格し、本当に幸せです。小さな頃はポップコーンを食べながらグランパスシートで試合を観ていました。みなさまに愛されるようなプレイヤーになりたいと思いますので、今後ともご声援をよろしくお願いいたします。

【久米GMからの説明】
森勇人選手は本人も言いましたが、グランパスユースの出身であり、ボールと共に寝るようなサッカー小僧でした。プレイヤーとしては鹿島アントラーズにいる本山選手のようなタイプです。技術があって頑張り、泥汚い(笑)部分も持っています。ちょっと名古屋にはいないタイプかなと思います。赤いユニフォームをずっと着てグランパスで育ってきた選手は大切にしなければいけません。そのようなサッカー小僧がついにプロ契約を果たしました。私も6年間見てきましたが、昨年は骨折をし悔しい思いも経験しました。ぜひ、彼に熱いご声援をいただければと思っています。

─グランパスの選手となった今の率直な気持ちをお聞かせください。

小さな頃からグランパスでプレーし、ここでプロになる事が夢でしたが、それが叶い本当に幸せです。応援して下さるみなさまのためにも早く試合に出られるよう頑張ります。

─グランパスというチームへの印象をお聞かせください。

何度も言っていますが小さな頃からグランパスでプレーし、ここでしかプレーをした事がありません。このクラブでプロになる事が自分にとってはあたりまえというか、とにかくこのクラブでプロになりたいという憧れでした。

─どのようなプレイヤーになりたいか、お聞かせください。

「森勇人て本当にサッカーが好きなんだな」と感じてもらえたら幸せです。将来はグランパスの10番を付けキャプテンマークを巻いてプレーする事が僕のサッカー人生最大の目標です。まだまだ未熟ですが、それを目指しこれから努力します。

─最後に、サポーターにここを見て欲しいという部分があればお聞かせください。

ファーストタッチ、そしてグランパスに対する気持ち、サッカーに対する愛情を見て頂きたいです。

杉森考起選手

140119-km-08.jpgこんにちは、名古屋グランパスユースの杉森考起です。早く瑞穂や豊田スタジアムのピッチでプレー出来るよう頑張りますので、これからもよろしくお願い致します。

【久米GMからの説明】
杉森選手はまだ高校1年生、グランパスでは小学生の頃からプレーをしています。小学6年生の時に全日本の少年大会で優勝しました。その時に、当時の日本サッカー協会会長から「杉森くんをしっかりと育てられるかどうかで、グランパスの育成に関する部分が問われるぞ」と言われたのを覚えています。それから4年間経ち4月から高校2年生となりますが、トップチームでプロ契約を達成した事を嬉しく思います。昨年にU-17世界大会に本来は1つ下の世代ながら飛び級で選ばれ出場しました。それだけ日本サッカー界から期待されている逸材です。2020年の東京五輪ではメンバーになるだろうと、そのために大切に育てなければいけない選手です。昨年フランスのビッグクラブからのオファーもありました。それほどの逸材を逃してはいけないと、今回しっかりと契約をする事となりました。

─グランパスの選手となった今の率直な気持ちをお聞かせください。

グランパスというチームでプロになれた事を嬉しく思います。少し緊張はありますが、これから非常に楽しみです。

─グランパスというチームへの印象をお聞かせください。

トップチームはすごくかっこいいなと思っていました。これからは玉田選手のような選手を目指し頑張りたいです。

─どのようなプレイヤーになりたいか、お聞かせください。

ドリブルやパスで得点をアシスト、自身でも決められる選手になりたいです。

─最後に、サポーターにここを見て欲しいという部分があればお聞かせください。

サッカーではボールを受ける際のプレーや、それが無い時のプレーを頑張りたいです。サッカー以外では、しっかりとした事を話せるように頑張ります(笑)。

野村政孝選手

140119-km-09.jpgこんにちは、駒沢大学から来ました野村政孝です。本日は多くの方にお越しいただき、本当にありがとうございます。グランパスの一員となれた事を光栄に思いますし、楢崎選手からポジションを奪う気持ちでここへ来ました。まだまだ未熟なプレイヤーではありますが、みなさまと共に良いチームを作り、この名古屋グランパスというチームの守護神になれるよう頑張ります。

【久米GMからの説明】
野村選手は駒沢大学で活躍し、実は別のあるチームへの加入が決まりかけていました。それを巻スカウトがひっくり返し獲得に成功しました。その際の巻スカウトからの言葉が「ナラさん(楢崎選手)とプレーできる時間はもう限られているぞ」というものだったそうです(笑)。楢崎選手には失礼ですが、とにかくその楢崎選手の良い部分を盗んではどうかという言葉に、気持ちが揺らいだのではないでしょうか。

─グランパスの選手となった今の率直な気持ちをお聞かせください。

素直に嬉しいです。やっとスタートラインに立ち、これからが頑張りどころだと思っています。

─グランパスというチームへの印象をお聞かせください。

自分はゴールキーパーですし、やはり楢崎選手がずっとゴールを守っている印象があります。日本代表にも選ばれるキーパーですし、素晴らしいチームだという印象です。

─どのようなプレイヤーになりたいか、お聞かせください。

自分の強みは身体能力ですし、それに加え楢崎さん、高木さん、西村さんから多くの技術を盗み日本一のキーパーになります。

─最後に、サポーターにここを見て欲しいという部分があればお聞かせください。

サッカーに対し真摯に取り組み、みなさまに認めてもらいたいです。そのため日々全力で努力しますし、ぜひグラウンドを足を運んでみて下さい。

ヘジス選手

140119-km-10.jpg(日本語で)ヘジスです、お願いします。
私はこの名古屋へ来られてとても幸せです。

【久米GMからの説明】
この通り、非常に大人しい性格の選手です。私も色々なブラジル選手と付き合いをさせていただいておりますが、その中でも本当に紳士的な選手だと感じています。プレーの特徴としてはボランチの位置から長短のパスを交え展開力のある選手です。巻スカウトが1ヶ月ほどブラジルへ渡り見つけてきた選手です、ぜひ期待して下さい。

─名古屋の食文化で挑戦してみたい物はありますでしょうか?

これから日本食に慣れなければいけないと思っています。ブラジルにいた時に寿司を食べた事はありますが、大好きです。これから他の日本食にもチャレンジし、そして慣れたいと思います。

─ヘジス選手はリフティングが何回できますが?(小学生からの質問)

数えた事はありませんが、おそらく君と同じくらいの回数だと思います。君は何回できますか?
─20回くらいです。(小学生)
私は19回なので、君の勝ちですね(笑)。

刀根亮輔選手

140119-km-11.jpgこんにちは、東京ヴェルディから来ました刀根亮輔です。(こういうステージは)あまり慣れていないのですが、頑張ります!

【久米GMからの説明】
刀根選手はおそらくインターネットなどで調べれば髭をはやした顔が出てきて今日はどのような姿で来るのか心配されたかと思いますが、この通り、バッサリと髭を剃ってきてくれました(笑)。非常に好青年ですが、実はシャイな性格でもあります。大分トリニータからヴェルディへと移籍していましたが、我々は3年前から注目していました。今日、どこかの新聞には「サイドバックはやった事が無い」と書かれていましたが、おそらく彼自身がセンターバックをやりたいため、右サイドはやらないという宣言だったのではないでしょうか(笑)。22才になりやんちゃな部分が取れてきたという印象もあります。西野監督は汚いプレーを好まない性格ですし、カードをもらわない、やんちゃな事をやらないプレーを続ければ右サイドとして代表にもなれるプレイヤーだと思っています。実は他のチームとも競合していました。関東の強いクラブからもオファーを受けている中でこの名古屋を選んでくれた事に感謝していますし、非常に期待しています。

─名古屋の食文化で挑戦してみたい物はありますでしょうか?

手羽先を食べたいのですが他の選手からも出そうなので、櫃まぶしが食べたいです。

野田隆之介選手

140119-km-12.jpgこんにちは、今日はお越しいただきありがとうございます。サガン鳥栖から名古屋グランパスへ移籍した野田隆之介です。目標は、手羽先を上手く食べられるように、今年中にはなりたいと思います(笑)。これ以上話すと久米さんの話す事が無くなりますので、以上です。

【久米GMからの説明】
野田選手はおそらくサポーターのみなさまもご存知の通り、昨年サガン鳥栖と対戦した際にグランパスも結構やられました。実はレイソル、フロンターレ、マリノスなど色々なクラブからのオファーがあったようです。その中からグランパスを選んで頂きました。フォワードには多くの選手がいます。ケネディ、永井、野田、小川などいろいろな組み合わせが考えられると思います。ケネディにもプレッシャーをかけ働かさないといけないと思っていますし(笑)、良いセンターフォワードが来てくれたと思います。活躍しますので、ぜひ応援をお願いします。

─名古屋の食文化で挑戦してみたい物はありますでしょうか?

名古屋コーチンの鍋をもう食べましたが、美味しかったです。

枝村匠馬選手

140119-km-13.jpgこんにちは、清水エスパルスから移籍してきた枝村匠馬です。昨年はセレッソ大阪に移籍していました。Jリーグでの優勝経験がある名古屋に来られて光栄に思っています。1日でも早くなじみ、タイトルに貢献したいと思います。よろしくお願いします。

【久米GMからの説明】
昨年キンチョウスタジアムで柿谷選手に1本のトラップで闘莉王選手が抜かれ決められましたが、そのパスを出したのが枝村選手でした。決定的なプレーをするのは清水時代から知っています。実は名古屋との試合にきて私の顔を見るといつも耳元で「名古屋、名古屋」と囁いていました(笑)。まだ清水とは契約も残っているし無理だと話していましたが、やっとグランパスのユニフォームに袖を通す事となりました。清水エスパルスが生んだ5本指に入る実力のある選手です。性格はシャイですが、素晴らしいプレーで今年の名古屋の戦力になってくれると期待しています。

─グランパスと対戦した際に苦手だった選手を教えて下さい。

闘莉王選手が代表的ですし、あと玉田選手が巧く速くて嫌だなと思っていました。闘莉王選手が威圧感がずば抜けていて、びびっていました(笑)。

─名古屋の食文化で挑戦してみたい物はありますでしょうか?

僕も名古屋ならではの手羽先が食べたいです。


新加入選手紹介に続き、今シーズンから新しく就任する西野朗監督がステージに登場し、事前に参加者からよせられた質問に答える形式でのトークが行われました。
メディア向けには昨年末に就任記者会見が行われましたが、サポーターにとっては初めてみるグランパスの西野監督。スーツにクラブのタオルマフラーを羽織った姿で新シーズンへの期待が高まりました。

西野朗監督

140119-km-14.jpg今シーズンより名古屋グランパスの監督としてお世話になる西野です、よろしくお願い致します。

─12月の記者会見で「次の監督をするならグランパスだと思っていた」と話されたそうですが、グランパスのどこに魅力を感じたのでしょうか?

初めての仕事ではありませんし、今年でJリーグでは15年目のシーズンとなります。過去に何度もグランパスと対戦し、グランパスの強さを感じていました。バックボーンがしっかりし、クラブ自体もしっかりとした運営、経営がされています。監督として最も魅力を感じるのは、有名な選手がいるチームでは無く、クラブがどのようなビジョンを持ってチーム作りをするかという部分です。その魅力がグランパスからしっかりと感じました。クラブ、強化部がしっかりとしたビジョンを持っているなという印象が強いです。指導者としては、そのようなクラブに対する気持ちが強くなります。それがグランパスにありました。

─他にクラブには無いグランパスの魅力は何なのでしょうか?

まだ客観的にしか見ていませんし、具体的な事はわかりません。それでも「人」が魅力です。GMはもちろん、クラブに関わる人達の情熱をすごく感じます。久米GMとは昔から懇意があり仲間でした。彼のチーム作りに魅力を感じたのは確かですし、それに携わる関係者のサポートもしっかりしていると感じています。

─同じ記者会見で「リアクションでは無くアクション、守備的よりも攻撃的なサッカー」という言葉を口にされましたが、これからどのようなチームを作っていく予定なのでしょうか?

自分自身これまでユースや五輪の日本代表を率いた経験もあります。代表のチーム作りとクラブのチーム作りは違いますし、現有の選手達の力をいかに引き出しそれをチームに力と出来るかが求められます。まだグランパスの選手達を完全には把握していませんし、持っている以上の力を引き出せる可能性がありますが、もしかしたら選手の力不足を感じる場合もあるかもしれません。今この場所で、どのようなチームということを決めることは出来ませんが、Jリーグでの15年の経験から、そこにどのような選手がいようと、相手の動きを待って前へと出るサッカーよりも、自分達でアクションを起こし前へと出るサッカーを求めています。自陣で守るのでは無く、相手のエリアへと入っていく、それを選手と共に求めサポーターの方に感動、興奮を覚えてもらうサッカーを展開したいと思っています。
今までのグランパスも決して守備的なサッカーをしていません。前監督が6年間作り上げた、ダイナミックなだけでなくパスで緻密にコントロールされたサッカーがありました。それが間違っていませんし、それを継承したいと思います。それでも今シーズンは若手に比重の寄るチーム編成となります。また違った才能を持った選手達がいると思いますし、その選手の力を引き出し今までのサッカーに加える事ができれば、より魅力的なサッカーになると思っています。

─若手選手の底上げも監督に期待されているかと思いますが?

実際にそれだけに力を注ぐ事は出来ません。チームの強化と育成を平行に行うのが指導者のやりがいです。新人選手も覚悟を持ってこの世界に飛び込んで来たと思っています。これまでにも実績はあると思いますが、グランパスではゼロからのスタートです。今までのキャリアとは違う厳しさを感じる事もあると思いますが、慌てず、着実にステップアップする事が重要です。単調な事ですが毎日の生活、しっかりとしたトレーニング、そしてリカバリーを繰り返す事が、成功への近道です。着実に積み上げ近い将来の夢、目標を持って欲しいと思います。これまでに経験したポジション、自分にはこれができ、これができない等の判断を今の段階でせず、全員が同じ位置からのスタートだと意識してもらいます。その中から違う力を引き出すような仕事をしたいと思っています。グランパスでの新しい生活、この世界での生活を考えてくれればと思います。

─選手の能力を最大限に引き出す方法はなにかあるのでしょうか?

一晩で本田選手(ACミラン所属)になる方法はありません。先にも話しましたが着実な積み重ねがあってあのような世界にチャレンジできる瞬間がきます。グランパスの中でレギュラー、そして日本代表へのステップアップという事には日々の生活がかかっています。僕自身も魔法を持ってグランパスへ来たわけではありませんし、一朝一夕に選手をレベルアップする事はできません。それでも彼らと向き合い、良い部分を伸ばし、悪い部分は改善、あるいは他の面を伸ばすなどの仕事がクラブでの仕事の良さです。可能性が楽しみですし、そのため選手とお互いのアプローチが必要です。大きな夢とは叶わないようで叶うものですし、それをチーム全員と求めていきたいと思います。

─名古屋の食文化になれる必要があると話されましたが「名古屋メシ」はいかがでしょうか?

この前1人で味噌煮込みうどんを食べに行きましたが、店員のおばさんから30分かかるよと言われました(笑)。高級な食事で手間がかかるのかなと思い、待てないのでやめました(笑)。

─濃い味は得意ですか?

母が京都人なので、基本的には薄味が好きです。それでも好き嫌いは全くありませんし、早く慣れる必要があると思っています。

─名古屋・愛知という土地への印象は?

これまで住んだ事もありませんし、観光で来た事もあまりありませんでした。試合があって来る程度であまり知らなかったのですが、道路が広く、ゆとりがあるなと感じています。それでも最初にクラブハウスへ行った日と今日で2度移動をしたのですが、さっそく渋滞にはまり、道は広いのに人自体がゆっくり動いているのかな?など色々考えていました。

─あまり待てない性格なのですか?

はい、こう見えてせっかちな性格です(笑)。予定通り進まないのが苦手です。

─魅力的なクラブを作るためサポーターも協力を惜しまないと話しています。そのようなサポーターに対し期待する事があればお聞かせください。

今日もこうやって沢山の方に来ていただいています。クラブ史上初めての試みだと聞いていますが、非常にありがたいです。チームはホームではスタジアムが満員となり、ファン・サポーターと共に戦いたいという気持ちを強く持っています。せっかく良いパフォーマンスを出しながら少ないサポーターにしか見てもらえないのは寂しい事です。沢山の方と共有したいですね。名古屋と豊田にスタジアムがありますが、サポーターが共有し、より沢山の方と共に戦う空間にしていただければと思っています。

─ストイコビッチ監督は「ミスター」と呼ばれていました。西野監督は何か呼ばれたい名前はありますでしょうか?「ダンディー」なんて候補もありますが。

ダンディーはその下に名前が付くコメディアンがいるのでちょっと・・・(笑)。
ミスターで無ければ「ミスった」くらいでしょうか(笑)。これまで14年クラブでの仕事をしていますが、変わった呼び名はありませんでした。ベッカムが有名になった時に「アッケム」と呼ぶ人もいましたが。なんと呼ばれても振り返りますので気にしないで下さい。

─最後にサポーターに向けた挨拶をお願いします。

選手達に会う前に、こうやってファン・サポーターのみなさまにお会いでき光栄に思います。引き続き応援をお願いします。Jリーグは3月に開幕ということで、プレシーズンはまだ時間がありますがキャンプなどでしっかりと準備をし、みなさまの期待に応えられる仕事をしたいと思います。私自身は名古屋ではまだ右も左もわかりません。クラブの良い部分、そうで無い部分もまだ把握は出来ていませんが、しっかりと仕事をし、もう少し過ぎれば名古屋、愛知の全てを知り尽くすような仕事をしたいと思います。


新加入選手、新監督の紹介に続いて、ホール内のスクリーンを使用し今シーズンも名古屋グランパスを支えていただくオフィシャルスポンサーとトレーニングウェアスポンサーの紹介が行われ、田鍋選手と佐藤選手が公式戦ユニフォームと新しいデザインのトレーニングウェアを着用しステージへと登場しました。今シーズンから背番号が「14」へと変更された田鍋選手ですが、自身にとって愛着のある数字だったようで、新しい背番号を背負い今シーズンの飛躍を誓いました。

発表会の最後は、新加入11選手が公式戦ユニフォームを来て再びステージに登場、スーツにタオルバフラーを巻いた西野監督が中心に加わり記念撮影のためのフォトセッションが開催されました。まずはステージ上でクラブフラッグを背に撮影、その後は選手・監督がステージを降り、来場したファン・サポーター全員と共に撮影が行われました。

チームは今週24日(金)よりトヨタスポーツセンターにて始動し、2月には昨年に続きタイでのキャンプをおこないます。そして3月にいよいよ2014シーズンのJリーグが開幕します。

今シーズンも名古屋グランパスへのアカく熱い絶大なサポート、ご声援をよろしくお願いいたします!

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