「2019年名古屋グランパス パートナー感謝の会」レポート
12月11日(水)、名古屋市内のホテルにて「2019年名古屋グランパスパートナー 感謝の会」を開催しました。
会には名古屋グランパスの出資会社、パートナー企業の方々、約300名様に出席いただきました。
はじめにクラブを代表し、代表取締役社長の小西工己が挨拶を行い、続いて、パートナーを代表し、豊田通商株式会社の加留部淳取締役会長に乾杯のご挨拶を頂戴いたしました。
代表取締役社長 小西工己
みなさん、こんばんは。本日は年末の大変お忙しい中、2019年名古屋グランパス パートナー感謝の会にお越しいただき誠にありがとうございます。今シーズンも皆さま方のご支援のおかげで、一年間を闘い抜くことができました。改めまして、御礼申し上げます。
今シーズンは、シーズン中盤以降なかなか思い通りの成績を上げることができず悔しい思いの多いシーズンとなりました。しかし、来シーズンはより高みを目指し皆さまにわくわくしていただける日々を届けられるようチーム、事業一丸となって取り組みたいと思いますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
それではここで、事業面についてのご報告をさせていただきたいと思います。まず観客動員についてです。2016年から2017にかけて、私が最初に社長に就任した年は、前年の自分たちを越えよう、J1時代に自分たちを越えようという思いを持ち、2017年はJ2ではありましたが前年のJ1時代の数字を超え、そして昨シーズンは44万人、さらに今年は昨年を超える過去最高の520,967人の方々にお越しいただきました。一試合平均では27,612人となり、これはJリーグ全体で4位の成績となります。これも皆さま方のご支援のおかげです、本当にありがとうございました。
7月、8月の四試合に向けては5月中旬からイベントプロモーションをスタートしました。まず名古屋城本丸御殿での「鯱の大祭典」発表を皮切りに、様々なイベントプロモーションを実施しました。ご来場いただいたお客様に楽しんでいただくための様々な大型イベントも開催しました。名古屋駅のナナちゃん人形にも、大きな「鯱の大祭典」記念ユニフォームを着用し、グランパスモデルに着飾ってもらいました。金色のグランパスくん「金鯱グランパスくん」も登場しました。
続きまして出資会社、パートナー様との取り組みについても一部ではございますが、ご紹介させていただきます。
まず中日新聞様。7月7日の湘南ベルマーレ戦にて、一般公募のサッカー教室を開催いただき約80名の小学生が参加、その後に試合も観戦いただきました。
デンソー様。デンソーバレーボール部エアリービーズとのコラボイベントとして8月10日の川崎フロンターレ戦へ、エアリービーズのメンバーにお越しいただきました。また、グランパスくんがエアリービーズの練習場へも伺い相互にPRを行わせていただきました。
豊田通商様。ユニフォーム腰へのロゴ掲出と7月7日の湘南ベルマーレ戦、10月19日のベガルタ仙台戦で団体観戦を実施いただきました。仙台戦では豊通チアリーディング部「DIMPLES」の皆さんにもご出演いただきました。
トヨタファイナンス様。ユニフォーム袖へのロゴ掲出と6月22日の清水エスパルス戦にて「TS CUBIC CARDデー」を開催いただきました。
エアアジア・ジャパン様。5月26日の松本山雅FC戦でガールズフェスタ開催にご協力いただき、客室乗務員の皆さまにもイベントへご出演いただきました。また、8月8日にセントレアで行われた仙台線の就航記念イベントにグランパスくんをご招待いただきました。
ミズノ様。ガールズフェスタと鯱の大祭典で配布するユニフォームの制作にご協力いただきました。また、9月21日に実施したファン感謝デーでは、トラックアトラクションの実施協力をしていただきました。
東海東京証券様。5月26日の松本山雅FC戦で「東海東京証券デー」を開催いただきました。7月14日は楢崎クラブスペシャルフェローとの特別セミナーを実施いただきました。
KDDI様。戦略的イノベーションパートナーシップを締結させていただきました。また今シーズンから新しくトレーニングウェアの背中や選手入場シート、ボールスタンドにロゴを掲出いただきました。
名古屋トヨペット様。名古屋市内の小学校に520球のサッカーボールを、共同で届けさせていただきました。5月12日の浦和レッズ戦では「名古屋トヨペットデー」と小学3年生による各チームの交流ゲームを開催いただきました。
愛知トヨタ様。3月2日のセレッソ大阪とのホーム開幕戦でコレオグラフィへの実施協力をいただきました。また先日の鹿島アントラーズとの最終戦後に、ランクル賞を実施いただきました。今シーズンの最優秀選手は前田直輝選手に決まり、なんとランドクルーザーが贈呈されます。また、投票者の中から抽選で当選された方にもC-HRを贈呈いただきます。
UCC上島珈琲様。ホーム全試合にてロイヤルVIPシートでのコーヒーを提供いただきました。またファン感謝デーではコーヒーのサンプリンングをご提供いただきました。11月24日にはUCC上島珈琲プレゼンツ「名古屋グランパストークショー&握手会」を開催いただき、選手も出演しました。
オーダースーツSADA様。4月20日のジュビ磐田戦、11月23日のサガン鳥栖戦にてスーツのスタジアム販売会を実施いただき、当日は佐田社長自らもお客様の呼び込みをされ大盛況でした。ちなみに私が現在着ていますスーツも佐田様のスーツです。グランパス仕様で赤いステッチが入っており非常にかっこいいデザインです。栄にも名古屋栄ショールームがありますので、ぜひお買い求めください。
愛知東邦大学様。11月10日に東邦大学の学生により、グランパスをテーマとしたビジネスアイデアコンテストを実施しました。また8月30日のFC東京戦では東邦マーチングバンドの皆さんにもステージを披露いただきました。
Jリーグのタイトルパートナーも務めていただいております明治安田生命様。3月30日のコンサドーレ札幌戦にてJリーグウォーキングを開催いただきました。また、今シーズンも約1万にもの方々にスタジアムへお越しいただき各支社主催のサッカー教室も開催いただき、サッカーの普及活動に全面的にご協力いただきました。
大正製薬様。グランパスオリジナルデザインの「リポビタンD名古屋グランパスボトル」を発売いただきました。大須にあるクラブグランパスにて販売しております。7月20日のガンバ大阪戦、8月10日の川崎フロンターレ戦では冠イベントを実施いただき、来場者には「リポビタンD名古屋グランパスボトル」を配布いただきました。
テクムズ様。4月20日のジュビロ磐田戦にて、顔認証システムを使用しての来場者数カウントの実証実験を豊田スタジアムにて行いました。
青柳総本家様。おもてなしパートナー契約をご締結いただき、アウェイサポーターの皆さまへも一口ういろうを配布しました。
コメ兵様。「鯱の大祭典」期間中に「金鯱グランパスくん誕生記念応援キャンペーン」として大須の店舗の装飾や金鯱グランパスくんフェイスシースをご制作いただきました。
中京すき家様。11月30日に「すき家カップ」を開催いただきました。こちらは小学2年生のサッカー大会で32チーム、約400人の子ども達が参加し、毎年楽しみにしていただいております。
ビックカメラ様。「鯱の大祭典」期間に店舗内の装飾を大々的にグランパス仕様にしていただきました。
浜乙女様。グランパスくんファミリーとのパートナー契約を締結し、グランパスくんファミリーのパッケージの味付けのり海苔も発売いただきました。
ポッカサッポロフード&ビバレッジ様。食育活動推進パートナー契約を締結いただき、食育貢献にポッカレモン100をご提供いただいております。
ロックな花屋 in bloom様。ガールズフェスタでフラワーアーチとフラワーボードを制作いただきました。かなりの数の写真がインスタグラムに投稿されました。
喜久屋様。グランパスくんのJリーグマスコット総選挙二連覇達成を記念しグランパスくん、グランパコちゃんを春のキャンプが行われているタイへとご招待いただきました。
松永製菓様。グランパスくんファミリーとパートナー契約を締結いただきスタジアムでしるこサンドを配布したり、「グランパスしるこサンド」を発売いただきました。
ヤマト大和産業様。スタジアムボランティアスタッフのビブスにロゴを掲出いただき、またホームゲーム全試合で来場者へ抽選で、ヤマトライスの玄米をプレゼントいただきました。
コモ・スクエア様。豊田市の駅前です。豊田スタジアムでの試合開催日にスタジアムまでへの道のりを盛り上げるため「グラコモワールド」を開催いただいております。また、7月20日のガンバ大阪戦、8月10日の川崎フロンターレ戦の際には地元のサッカーチームをご招待いただきました。
アサヒビール様。沖縄での春季キャンプに表敬訪問いただき、激励と飲料の差し入れをいただきました。また今シーズンからマン・オブ・ザ・マッチ表彰を実施いただき、8月10日の川崎フロンターレ戦と10月15日のベガルタ仙台戦ではビアフェスイベントへ飲料をご提供いただき、ファン感謝デーでも飲料のサンプリングをしていただきました。
タクティー様。5月12日の浦和レッズ戦で実施した「モータースポーツフェスタ」にてラリーカーを展示、またレースクイーンにもお越しいただきイベントに華を添えていただきました。
若鯱家様。グランパスくんJr.とのパートナー契約を締結いただき、各店舗を利用したPR活動も実施いただきました。6月9日にはクラブハウスへ出張いただき選手、スタッフにカレーうどんをご提供いただきました。今日のパーティー会場にもカレーうどんを振る舞いいただきます、ぜひお召し上がりください。
他にも、ご紹介しきれなかった数多くのパートナーの皆さまのご協力によりまして、多くのグランパスファミリーの皆さまに楽しんでいただくことができ52万人を超える方にスタジアムへとお越しいただきました。
本日は一年間の皆さまのご支援に心より感謝を申し上げたいと思います。短い時間ではございますが監督コーチもおりますので、皆さまと楽しい時間をご共有いただければと思います。
それでは、今シーズンの皆さまへの感謝の気持ちを込め、これより会を開催させていただきます。本日はお楽しみください、ありがとうございました!
乾杯後は監督、選手が各テーブルで、日頃から多大なご支援を頂いているパートナーの皆さまと歓談やサイン、記念撮影を行い親交を深めました。また、会の途中にはプレゼント抽選会も行い、パートナー企業様のご提供による素敵な賞品や選手直筆サイン入りユニフォームなどが贈られました。
約1時間半の懇親会、エンディングではチームを代表しマッシモ フィッカデンティ監督が挨拶、最後は選手が花道を作り出席いただいた皆さまをハイタッチで見送り、この日の会を終了しました。
マッシモ フィッカデンティ監督
(日本語で)みなさん、こんばんは。
まずスタジアムでいつもご声援いただいている、サポーターとしての皆さまへ感謝を申し上げたいと思います。そして、何よりもパートナーとしてクラブを支えていただいていることに感謝を申し上げたいと思います。
私自身、日本でJリーグの監督を務め6年が経ちました。外からまず名古屋グランパスを見て苦しんでいることはわかりました。最後の二ヶ月を私が監督という立場で実際に名古屋グランパスの中で感じたのですが、当初はまずJ1残留を絶対に達成してくれという使命を受け就任しました。そして豊田スタジアムのあの雰囲気の中で何試合かを闘わせていただき、そのような目標のためだけに闘っていてはいけないクラブだと実感しております。
私の仕事への取り組み方として、軽々しく具体的な目標を口にすることは好きではありませんのでここでは申し上げませんが、毎日しっかりとやるべきことに取り組む、そういう仕事に責任を持ってやっていくということを必ずやり切ると宣言したいと思います。
名古屋グランパスというファミリーのサイズが、これほど大きなものなのだと今夜、あらためて実感しました。喜ぶ時も、これだけ多くの方と共に喜べるのだということも実感しましたので、それを実現できるよう全力を尽くし必死に取り組みたいと思います。
チームとして動き出すのは来シーズン、まず地元でスタートし、その後キャンプを2つ、続けます。そこでもうお会いできる方もいると思いますし、そうでない方も開幕戦、もう二ヶ月もすればまたお会いできると思いますし、来年は楽しいシーズンを過ごしたいと思います。
(日本語で)ありがとうございました!