「SDGsアカデミー」SROI報告会およびフューチャーセッションの模様
名古屋グランパスでは昨年、U-18の選手たちが「SDGsアカデミー」において、在留ブラジルキッズを中心とした外国ルーツの方々とともに、異なる文化の人たちがお互いに住みやすい社会の実現に向けてステークホルダーの方々とアカデミー選手がともに共創を通して学び、考え、実行する取り組みを行ってきました。
あわせて、この取り組みにおいて、SROI(社会的投資収益率)を算出する実証実験を行い、6月4日(水)、その報告会と今後に向けたセッションをJICA中部で開催しました。
報告会には、グランパスのスタッフをはじめ、SDGsアカデミーに関わっていただいたいた共創パートナーの皆さまなど約15名が参加。
今回のSDGsアカデミーによって、アカデミーの選手やブラジルキッズたちにどんな影響があったのかなどが説明され、2024年度の活動において13,175,195円の影響があったことがわかり、その結果SROI値は4.48、100円ンの投資に対して448円の社会的価値が創出されたことが報告されました。
▶SROI(社会的投資収益率)を算出する実証実験の詳細結果はこちら
このあとは、この取り組みをさらに良くしていくための対話「フューチャーセッション」が開催されました。
参加者みなで、「どうすればプロジェクトの社会的価値をさらに高められるか」をテーマに、2つのグループに分かれてさまざまな意見が交わされる中、多くのアイデアが出てきました。
これらのアイデアを活かしながら、今シーズンもSDGsアカデミーでは「多文化共生」をテーマに取り組んでいく予定です。