明治安田J1リーグ 第14節:
清水エスパルス vs 名古屋グランパス
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GOAL
Coach Interview

今日の試合は3連戦目となりましたが、選手たちが躍動して90分間プレーしてくれたと思います。前節、前々節と、前半にいい試合をしながら後半に相手に先手を取られてしまっていましたが、今日は先制点を取り勝ち切ることができました。「0」で終われたことも含め、大きな結果だと思っています。ここ2試合、後半の入りでやられていましたが、そこで2点取ることができたことも非常に良かったと思います。ただ、状況は変わらないので、中2日で迎えるホームゲームが非常に大事になってきます。切り替えて準備していきたいです。今朝、ドクターのチェックによりシュミット(ダニエル)の出場が難しいという状況になったので、ピサノ(アレクサンドレ幸冬堀尾)が出ることになりました。ピサノは緊張する間もなく試合に臨むことになったと思いますが、1試合をとおして本当に落ち着いてプレーしてくれました。ルヴァンカップで悔しい思いをして流した涙が、今日につながったと思います。
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ハーフタイムの選手交代には、「前進していこう」というメッセージを込めていたかと思います。交代の意図を教えてください。
ある程度、交代プランを立てて試合に臨みました。中3日の3連戦目でしたし、中2日で(ファジアーノ)岡山戦が控えているので。また、今日は1点リードしていたということもあります。逆にリードできていなかったとしても思い切って交代することも考えていました。メンバー交代後に追加点を取ってくれたのは非常に大きかったと思います。
前半終盤に佐藤瑶大選手が素晴らしいシュートブロックを見せ、後半に相手が攻勢を強めた場面でもしっかりゴールを守りました。守備陣の評価はいかがですか?
本当によくやってくれたと思いますが、これを続けなければ意味がありません。ディフェンス陣もこれに満足することなく、しっかり準備してもらいたいと思います。
シュミット選手の状態を教えてください。
検査に行っているので、その結果次第だと思います。昨日の練習で違和感があって、朝起きたら痛かったと。「プレーする状況にない」というドクターの判断で、急遽ピサノになりました。武田(洋平)は朝に呼びました。犬の散歩をしているときに電話がかかってきたと言っていたので(笑)、シュミットには「もう少し早く言ってくれ」と伝えました。ただ、そこまで大きなけがではないと思います。
ピサノ選手にはどのタイミングで先発出場を伝えたのでしょうか?
今日の8時前ぐらいです。楢﨑(正剛/GKコーチ)が直接伝えました。楢﨑も父親のような心境で見守っていたかと思いますが、いい形でJ1デビューをしてくれたと思っています。
今日は右サイドから得点が生まれました。
フレッシュな2人を右サイドに置きました。原(輝綺)と内田(宅哉)のコンビネーションやマテウス(カストロ)と永井(謙佑)も絡みながら、いい崩しが多くあったと思います。
和泉竜司選手をシャドーで起用した意図と評価を教えてください。
(横浜F・)マリノス戦もそうでしたが、和泉とマテウスや永井が絡んだときは攻撃が躍動します。チーム事情もあってなかなか和泉をトップ下で使えなかったんですが、原のコンディションが上がってきましたし、原はウイングバックよりも3バックの右のほうがやりやすそうということもあり、今日は和泉を真ん中にしました。いいプレーをしてくれたと思っています。
Player’s Comment
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ピサノ アレクサンドレ 幸冬 堀尾
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シュミット ダニエル選手のけがにより、今日の朝8時くらいに出場することを伝えられたそうですね。
アップの前もそうですし、アップ中も心臓がバクバクでした(笑)。
楢﨑正剛GKコーチから電話で伝えられたそうですが、スタメン出場することを聞いたときの心境はいかがでしたか?
ダンくん(シュミット ダニエル)にとっては良くないことかもしれないですが、自分的にはすごいチャンスだなと。ナラさんからは「自分がやってきたことをやれば絶対に大丈夫だから」と言っていただいて、そこで少しリラックスすることができました。いい緊張感で試合に入れたかなと思います。
自身のプレーの評価はいかがですか?
キーパーとしての安定感、安心感の部分はまだまだ足りないところがあるので、そこをもっと突き詰めてやっていかないといけません。正GKになるためとか、自分の成長のためにも、そこをもっとやっていかなければいけないと感じました。
無失点に抑えたことは評価できるのでは?
そうですね。フィールドの選手とうまく連係して守れた部分もありました。自分が迷惑をかけてしまったところもありましたけど、フィールドには頼もしい先輩方がいるので、すごく自信を持ってプレーすることができました。
ルヴァンカップでの悔しい想いをどう生かそうと考えていましたか?
今日のゲームで言えば、自分たちが先に点を取れたことで試合を優位に進めることができましたけど、先にやられたとしても下を向くことなく最後までやることが大事だと思います。今あまり勝てていない状況で、こうやって自分が出て「0」で抑えられたことはチーム的にもプラスになるのかなと思うので、次の試合に向けてもまたいい準備をしていきたいです。
17
内田 宅哉
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3得点に絡む活躍を見せました。
やっと得点に絡めました。ゴールにつながって良かったです。
いい形で上がっていって、推進力をもたらしていたと思います。
前半は相手のサイドハーフとサイドバックの間で時間を作れましたし、そこで自分もリズムをつかむことができました。ボールに絡む回数も多かったですし、自分の良さを出せたんじゃないかなと思います。
クロスの数も多かったと思います。そういったプレーを出しやすい状況でしたか?
自分のところで相手が後手に回って、自分のところにきたら裏のスペースや間のスペースが空くという場面が多かったので、チームとしても右サイドでリズムを作れていました。そのサイドのスペースもうまく使えていたのかなと思います。
カピシャーバ選手とマッチアップする形で、最初は少し押し込まれる場面もありましたが、守備もうまく対応していたと思います。
自分に求められているところで、守備を疎かにしないというか、コンパクトにしながらカバーもできるという計算の上で使ってもらっていると思うので、そこはしっかりやろうと意識してやっていました。カピシャーバ選手のところは原(輝綺)選手とうまく連携しながら対応できたかなと思います。
得点に絡んだ後には守備でもギアが上がっていったように見えました。自分でもそういったものを感じていましたか?
正直、なかなか得点に絡めていなくて、そこは監督からも口酸っぱく言われていたので、一個取れて一安心したというか。そういう部分が自分の中でいいリズムをどんどん生んだんじゃないかなと思います。
ピサノ選手・内田選手のコメント全文、
稲垣選手・原選手・和泉選手・椎橋選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
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