明治安田J1リーグ 第12節:
鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパス
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AWAY
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--:-- KICK OFF
− | 前半 | − |
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− | 後半 | − |
GOAL
Coach Interview

セットプレーで、取れずに取られたということで、鹿島はセットプレーが非常に強い、ストロングだというのは分かって準備してきたのですが、植田(直通)の折り返しから最後は知念(慶)に押し込まれて、鹿島らしいゴールを取られてしまったと思っています。前半は入りも悪くなかったと思いますが、前半の流れで先制点を取らないとやはりこういう結果になってしまうと思います。ただ、試合全体をとおして我々も悪くなかったと思いますし、選手たちも気持ちで負けずにしっかりと闘ってくれたと思います。結果は負けましたが、次の試合に向けて切り替えて、しっかりと準備していきたいと思っています。
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前半は素晴らしい内容だったと思いますが、後半は落ちてしまったと思います。どういった部分に差を感じていますか?
ただ、(失点は)セットプレーで、それ以外にそんなに危ない場面は立ち上がりもなかったと思います。あのセットプレーが続いたところでしっかりと切れるかどうかという部分だったと思います。取られた後は鹿島が非常に圧力をかけてきなかで、シュミット(ダニエル)がナイスセーブをしたりしながら、選手交代をしてまた自分たちの流れというか、いってこいの展開にまた持ち込めたので、そこもそんなに悪くなかったと思っています。ただ、1点が遠かったと思いますし、そこを取れるかどうかが勝敗を分けたと思います。そこも次戦に向けて、映像を観ながらしっかりと修正していきたいと思っています。
後半の頭から鹿島が陣形を変えてきたことで立ち上がりに押し込まれ、セットプレーが続いたことにつながったと思います。あの時間帯についてはどう感じていますか?
陣形というか、荒木(遼太郎)をトップ下にして、チャヴリッチをFWにして、松村(優太)入れて、舩橋(佑)をボランチに入れたということなので。ひし形も変えてくるのではないかということも想定しながら、メンバーを変えながら、荒木がだいぶ落ちてギャップを作りながら、たぶん(鈴木)優磨と右の松村を走らせるという形を取ったと思います。フレッシュな選手が入ってきて、当然鹿島のほうがエネルギッシュに入るなかで、あの時間帯をしっかりと闘えるかどうかが勝負の綾だったと思います。やられたのはセットプレーだったので、あの時間帯でしっかりと防げればまた違った展開になったのではないかと思っていますし、先ほども言いましたが得点の後に鹿島が波状攻撃でガっときたときに、こちらもやり方、ハメ方を変えて対応して、その後はまたいってこいの展開に戻すことができたと思います。2点目を取られたら決定的だったと思いますが、そこを全員でしっかりと防ぎながら、何とか1点をということで、最後まで鹿島のゴールに迫ろうという姿勢を見せてくれたと思っています。
節目の試合は残念な結果になってしまいましたが、J1単独最多の595試合という記録についてはいかがでしょうか?
一つの通過点として、また次で勝つためにしっかりと準備していきたいと思っています。
Player’s Comment
7
和泉 竜司
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前半はかなり理想的な形だったと思います。求めるとすれば決め切る部分だと思いますが、振り返っていかがでしょうか?
決め切るところもそうですし、もっとみんなが怖いところに入っていくこともそうです。もっとやれると思います。ただ、やるべきことはしっかりとやれたので、あとは得点という部分にこだわるしかないと思います。あそこで決めていればこっちの試合になったと思うし、そういう世界なので。ここからみんなで意識高くやっていくしかないと思いますし、次はホームでやれるので、ここで落ちずにしっかりとやれればと思います。
後半、相手が陣形を変えてきたことで立ち上がりは押し込まれる展開になりました。相手が陣形を変えてくることや圧力をかけてくることは予想していたと思いますが、どう感じながらプレーしていましたか?
後半から相手が(アグレッシブに)くることは分かっていたし、僕たちも「それ以上にいこう」という話をしていました。ただ、セットプレーが何本か続いてしまって。そこは相手のストロングなので、なるべくセットプレーを与えたくなかったです。それを与えないのもそうだし、与えてしまったときにしっかりと跳ね返せる準備だったり、やれることはあると思います。そこでチームとしてやるべきことを最大限やって、それでも失点してしまったなら仕方ないと思いますが、もっとやれることはあると思います。一発ではなくて、折り返しからの失点でしたから。折り返しに対する中の準備だったり、まだ改善できるところはあると思うので、そこはしっかりと反省して今後に生かしたいです。でも、試合をとおしてみんなが闘っていたし、これをベースとして、もっと一人ひとりがこだわることができれば、自ずと勝点も見合ってくると思います。本当に悔しいですけど、この悔しさを次の試合にしっかりとぶつけて、ホームで勝点3を取れればと思います。
鹿島のJ1通算600勝を阻止してやろうみたいな思いもありましたか?
相手が何百勝だろうが関係ないですけど、当然勝ちを求めて僕たちもやっていますし、負けていい試合はありません。セットプレーから一発を決めて、鹿島らしい勝負強いサッカーだと思うし、そこは見習わないといけない部分でもあります。自分たちにもいい時間帯もあれば悪い時間帯もありますが、鹿島はその悪い時間に変えたからこそああいう得点が生まれたと思います。どちらが相手の一瞬の隙をつけるかどうかだと思うので、そこは本当に見習うべきところです。ただ、自分たちがやっていることは間違っていると思いません。今はなかなかアウェイで勝てていませんが、今日もたくさんのグランパスファミリーが来てくれていたので勝利を届けたかったです。次はホームでしっかりと勝利を届けることができればと思います。
20
三國 ケネディエブス
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前半のパフォーマンスは良かったように思います。
一人ひとりが(サンフレッチェ)広島戦と同様に、アグレッシブにやれていたので。それが良かったと思います。
サイドチェンジを含め、広い視野でプレーできていたように思います。
4バックの相手は、あそこが空いてくると分かっていました。もっと多く出せれば良かったですけど、ああいう形で相手ゴールを脅かすことができれば、ディフェンスラインが下がり、もっとバイタルを使えたりすると思います。継続しながらやっていきたいです。
後半、荒木遼太郎選手が下がり気味でプレーし、少し後手に回ってしまった印象です。
前半のいい形のまま、後半も入ってしまったことが一つの要因かなと。FWとトップ下は僕と(稲垣)祥くんが管理するやり方だったので、もっとはっきりすべきでした。それができなかったという意味で、僕の判断ミスもあったのかなと思います。
後半は相手が圧力を強めたことでいいビルドアップができなかったと思いますか?
鈴木優磨選手はダンくん(シュミット ダニエル)がボールを持っているとき、僕にボールが入ったらいくぞ、という姿勢を見せていました。そこで僕がプレスをもらって、ガミくん(野上結貴)をフリーにさせるような立ち位置が取れれば、サイドで数的優位を作りながら攻撃できたのかなと思います。
和泉選手・三國選手のコメント全文、
野上選手・マテウス選手・永井選手・椎橋選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
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