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---- KICK OFF

前半
後半

Coach Interview

前半は何回かチャンスがあったと思いますが、先制されて難しい展開になってしまいました。ただ、これまでの試合であれば追加点を相手に与えてしまってゲームを非常に難しくしてしまうような展開でしたが、今日はいきながらも後ろの選手が最後のとこでしっかりと体を張ってくれて相手に追加点を与えませんでした。それがマテウス(カストロ)の同点ゴールにつながったと思っています。「何とかしなきゃ」という気持ちを見せてくれたと思いますし、グランパスファミリーも最後まで大きな声援を送っていただいて、その気持ちに応えようということでチーム全体が闘ったからこそ、難しい試合でしたけど勝点1を取ることができたと思います。こういうゲームを続けながら勝利を目指していきたいと思っています。

  • マテウス選手は早い時間の出場で難しい入りだったと思いますが、彼本来の良さにプラスして、中央でFWとしてのプレーを見せてくれたと思います。彼のパフォーマンスについてはどう感じていますか?

    前線の選手が点を取れていなかったので、取ってくれたというだけでチームに勢いが出てくると思います。最後に誰が決めるのかというところで決める選手が出てくると攻撃に勢いが出てくると思いますので、今日の彼のゴールはチームにとって非常に大きいと思っています。

    後半は攻められる時間が多くなりましたがしのぎ切りました。あらためて守備陣についてはどう評価していますか?

    ちょっとの寄せという部分で、足に当たったボールがゴールに飛ぶか、それとも枠の外に飛ぶかということをディフェンス陣にずっと話していました。今日は体を張って枠に飛ばせなかったりとか、枠に飛んだボールも武田(洋平)が多くのビッグセーブをしてくれたと思います。守備陣は何とかやらせないという部分と、最後のところで寄せることを集中力を切らさずに最後までやってくれたと思っています。

    未勝利が続いています。今日の試合をどのように次の試合につなげていきたいですか?

    セレッソのハイプレスは分かっていたのですが、それがなかったら試合をとおしてボールをつなぐことがなかなかできなくなるということで、今日はゴールキックもつなごうということでした。特に前節の後半がそんな感じでしたから。今日はターゲットが途中でいなくなりましたし、何回か奪われるシーンや危ないシーンを作られましたが、そういうなかでもしっかりとボールを動かしてポジションを取ることや、奪った後という部分は前節から改善できたと思います。意図して崩して点を取ることができましたので、勝つためにはこういうゲームをしっかりとやって、チームとして意図を持って、攻守においてしっかりと闘うことが大事だと思っています。そういう意味では(失点)「0」で終われれば一番良かったですが、選手の自信という部分に関してはたかが(勝点)1、されど(勝点)1だと思います。アウェイでの厳しい戦いのなかで(勝点)1を持って帰れることをポジティブに捉えていきたいと思っています。

    途中出場した浅野雄也選手がいいプレーを見せてくれたと思います。彼の評価と今後の起用について教えてください。

    何とか流れを変えたいということで、今日は浅野と(森島)司、菊地(泰智)を3人同時に入れました。彼らが入ってグッとこちらに流れを持ってきてくれたと思います。セレッソも選手交代をしてもう一度向こうに流れがいくなかで、しっかりと同点に追いつくプレーをしてくれたと思います。こちらが期待するプレーを発揮してくれたと思います。けがの状況も見ながら、今後の使い方を考えていきたいと思っています。

    今日は勝点1という結果に終わりました。これを3にするために必要なことは?

    先制点だと思います。今日もビッグチャンスはあったと思いますので、ああいうところで決め切れると勝ちに近づけると思います。今日の前半なんかはパーフェクトと言ったら語弊があるかもしれませんが、チャンスらしいチャンスを作らせないなかで、ワンチャンスを生かされたと。そういう部分をしっかりと修正することと、あとは自分たちが取れるチャンスというのはその先にあるわけで、そういうところで先に取れると流れもグッと変わってくるのではないかと思っています。

Player’s Comment

9 浅野 雄也 浅野 雄也

  • 試合の流れを変えました。どんなことを考えてピッチに入りましたか?

    負けていたので得点のことしか考えていませんでした。理想は自分が点を取って、いい空気に変えていければと思いましたけど、ボールを触る回数が少なかったこともあり、「1回の攻撃が大事になる」と思っていました。

    後半にベンチから指示を受け、配置の確認をしたかと思います。

    攻撃は2シャドーの形にしようと。ハメにいくときは僕とマテ(マテウス カストロ)の2トップでいくんですけど、ボールを持ったら僕と(森島)司が2シャドーになるというか。その直後にいい形でボールが回ってきたので、手応えはあったかなと思います。

10 マテウス カストロ マテウス カストロ

  • 貴重なゴールを挙げました。どんなことを考えながらゴール前に入っていたのでしょうか?

    前半、(永井)謙佑がサイドでフリーの状態でボールを受けて、マイナス方向にクロスを上げてくれるかなという思いで自分は動きを少し変えたのですが、自分が入っていないところにクロスがいってしまった場面がありました。そのときに、もう一度チャンスがきたら必ずそこに入らなければいけないと考えました。ゴールを決めた場面は浅野(雄也)にボールが入った瞬間、そこに入らなければいけない、絶対にこぼれてくるということを考えて入った結果、ゴールを決めることができました。

    山岸祐也選手との交代で入ったこともあってか、前半からセンターフォワードのようなクロスに合わせる動きをしていたと思います。それが実ったという感覚ですか?

    セレッソのハイプレッシャーが強かったですが、そこを抜け出してサイドにボールを流せればクロスが上がってくると思っていました。そこからチャンスを作ることができて、同点に追いつくゴールを決めることができて良かったです。

    苦しい展開のなかで攻撃に転じるのが難しい状況だったと思いますが、どう考えながらプレーしていたのでしょうか?

    ハーフタイムに我々は絶対に逆転できる力を持っている、強気でいこうということをみんなで話して、それを信じて後半に入れました。その結果、同点に追いつくことができたと思います。その後はオープンで、どちらに転んでもおかしくないような展開になりました。残念ながら我々が望んでいた勝点3を取ることはできなかったですが、勝点1も悪くはないと思います。

マテウス選手・浅野選手のコメント全文、
稲垣選手・佐藤選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。

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