明治安田J1リーグ 第38節:
横浜F・マリノス vs 名古屋グランパス
HOME
-
AWAY
-
-
--:-- KICK OFF
− | 前半 | − |
---|---|---|
− | 後半 | − |
GOAL
Coach Interview
-
ゴールを取れない試合が続いていたなかで2ゴールを挙げました。攻撃の出来はいかがでしたか?
あのメンバーがそろって点が入るというか、そういう試合になったと思っています。前半に(和泉)竜司がいい形で取ってくれました。(森島)司にもビッグチャンスがあったので決めてほしかったですが、(山岸)祐也が貴重な追加点を取りました。いい形で試合を終えることができたと思っています。
今シーズン、うまく戦える相手とそうでない相手がいたかと思います。来シーズンに向け、どういうスタイルを構築していきたいと考えていますか?
まだ終わったばかりなので何とも言えませんが、まずは今シーズンを振り返り、来シーズンの方向性を、と。シーズン当初と比べればかなり良くなったと思いますので、さらに積み上げていければと思っています。
今シーズンは森島選手を攻撃の核とし、今日の2ゴールにも関わりました。今日の評価、今後へ期待していることを教えてください。
あえて言うなら、もっとやれる選手だと思っているので、今日のプレーではまだまだかなと。さらに上を目指していける選手ですので、もっとロストを減らしてほしいと思います。ラストパスという部分ではいいボールを出してくれましたが、点を取るチャンスもあったので、数字というところも含めて、来シーズンは結果を求めてやってほしいです。
リーグ戦を11位で終えることになりました。今シーズンを振り返っていただけますか。
開幕3連敗から始まったので、選手がよく盛り返してくれたなと思っています。ルヴァンカップで勝ち進むなか、多少はルヴァンシフトの戦い方もしましたが、最終的に鹿島(アントラーズ)とマリノスから勝点を奪いました。今シーズンを振り返ると、調子の悪いチームに負け、調子のいいチームに勝つというふうに、典型的な中位チームの戦いになってしまったと思っています。来シーズンはもっと上位にいくために、コンスタントに勝てる戦いをしていかなければいけません。ただ出足が悪すぎたので、そういう意味では選手が踏ん張ってよく頑張ってくれたと思っています。
J1第29節アルビレックス新潟戦が延期となり、新潟、川崎フロンターレ、ジュビロ磐田と3連戦をすることになりました。ルヴァンカップに比重を置こうと決めたタイミングはどのあたりだったのでしょうか?
(準々決勝でサンフレッチェ)広島に勝ったあとですね。準決勝でマリノスという相手に勝つには、相当な準備が必要だと思っていました。新潟、川崎と同じタイプのチームですから、どういう形で戦うと勝つ可能性が高くなるのかということを考えながら準備していました。
先週は「山岸をどのようにうまく使っていくか、来シーズンに向けて試したい」と話していました。今日のような起用法を考えているのでしょうか?
まずはどういうふうにメンバーが変わっていくのか、見守っていきたいと思っています。今日の3枚は終盤戦に結果を出してくれて、今シーズンで言えばベストな布陣だったと思います。その布陣でなければマリノスに勝てないと思っていました。野上(結貴)が戻ってきて、今シーズンのベストな布陣で戦えたことは良かったなと。それが結果につながったことも含め、来シーズンに向けて自信になる勝利だったと思っています。先ほど言ったように、さらに上を目指すには現状では難しいと思います。ここからどれだけ上積みができるかどうか、それに懸かっていると思っています。
今日は試す、確認をするという位置付けではなかったと。
山岸は脳震盪で出遅れましたので、90分の出場は難しかったと思います。野上もけが明けでしたので、あれが限界だったと思います。試すというところでは、シーズン中盤にほとんど試しましたので。いろいろな組み合わせを試し、最適解がこの布陣、この戦い方というのは結果として出ていました。練習後の囲み取材でも話しましたけど、若くて生きのいい選手が出てくれば使おうと思っていましたが、先発で使うほどの選手は出てきませんでした。試すというよりは、今シーズンのベストな布陣、ベストのメンバーで戦おうということで今日の試合に臨みました。
リーグ戦は15勝5分18敗という成績でした。引き分けが少なく、黒星が多い印象ですが、どのように捉えていますか?
昨シーズンは引き分けが多すぎると言われ、今シーズンは引き分けが少なく、負けが多いと言われました。来シーズンは勝ちが多いと言われるように頑張りたいと思っています。
Player’s Comment
7 和泉 竜司
-
今日は先制点を挙げましたし、納得のいくパフォーマンスを見せられたのではないでしょうか?
そうですね。チームとしても闘えていましたし、一個一個の球際だったり、そういった部分で上回れたからこその結果だと思うので、個人もそうですけど、チーム全員で勝ち取った得点であり、勝ちだと思います。これを基準、ベースにしていかないといけないと改めて感じました。
先制点の場面はくさびを入れて展開して、最後に自分が詰めるという形で、崩しとしてもいい形だったと思います。
ボールサイドには相手もしっかりと寄ってくるので、うまくサイドを変えたり、中に入れながらやっていけばウイングバックが空くので、そこをしっかりと使いながらクロスという形で。あの場面で僕は一個目に入っていける距離ではなかったので、マイナスもしくはこぼれ球を狙っていて、そこにいい形でこぼれてきてくれました。得点の流れとしても相手のウィークというか、嫌なところを突きながらしっかりとゴールにつなげられたので、ああいう形をどんどん増やしていけるようにしたいなと思います。
ずっとハイテンションというよりは、緩急をつけるような試合展開だったと思います。トップ下として、どうコントロールしていこうと考えていましたか?
いけるとこはいきますが、当然全ていけるわけではないので、うまくチームとして耐えるところは耐えながらできたかなと思います。前半は正直、結構キツい時間もありましたけど、そこで耐えることが大事です。勝てなかった試合ではそこで失点したり、なかなか耐えきれない部分がありました。そういう良くない時間の戦い方とか、そこから自分たちの時間にしていくことも重要なので、そこは今後もっとやっていきたいなと思います。
和泉選手のコメント全文、武田選手・三國選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
MATCH