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横浜F・マリノス AWAY

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---- KICK OFF

前半
後半

Coach Interview

やはりマリノスは強かったなと思います。そのなかで選手は90分間、よく頑張ってくれました。ゴールを取られたあとに気落ちせず、気持ちを切り替えて闘ってくれたと思います。特に前半は相手が押してくるなか、追加点を与えませんでした。それが同点ゴールにつながったと思います。終盤は長いボールのセカンドを取られたところから失点しましたが、そのあとも落ち着いてプレーしてくれました。スタジアムの雰囲気を作ってくれたグランパスファミリーに心から感謝したいと思いますし、その声援に応えた選手たちを誇りに思います。私が就任する前ではありますが、グランパスはルヴァンカップを獲っていますので、もう一度グランパスファミリーと共に、カップを掲げたいです。決勝戦までの期間、しっかりと準備していきたいと思います。

  • 0−1で迎えたハーフタイムに、どういった修正をしたのでしょうか?

    「受けちゃダメだ」という話をしました。「いかないとやられるよ」と。変な話、2点を取られたとしても1点取れば決勝進出が決まる状況でしたから、いかなきゃダメだ、と。後半の入りはすごく良かったです。スローインからの流れでしたが、あそこで追いつけたことはすごく大きかったと思います。

    後半から投入した山岸祐也選手が、第1戦に続いて貴重なゴールを挙げました。

    スクランブルの形で入った中山(克広)は、イエローをもらってしまったこともあって焦りがあったかなと。いつもの落ち着きがなく、守備対応もバタバタしていました。守備でうまくいかなかったとしても攻撃で引っ張ってくれればそれで良かったのですが、右サイドの攻撃もなくなってしまったので、後半の頭から和泉(竜司)を右サイドに回し、前線に起点ができなくなっていたこともあり、山岸を入れました。山岸と永井(謙佑)のコンビネーションが良かったと思います。そこにうまく(森島)司が絡み、いいアクセントを出してくれたと思っています。前半の最後はいろいろと悩みましたけど、コーチングスタッフと話し合いながら交代を決めました。途中出場しながら交代させるという点で、中山にとってはかわいそうな交代となってしまいましたが、代わった山岸が結果を出してくれて良かったと思います。

    2点目を取られたあと、どういったプランを考えていたのでしょうか?

    同点に追いつかれたらメンバーを交代しようと考えていました。

    準々決勝のサンフレッチェ広島戦以降、チームは一つの方向を向いて闘うことができているかと思います。選手たちを一つにまとめている要因は?

    7月の(柏)レイソル戦ぐらいから、雰囲気が変わったなと。相馬(勇紀)は1試合しか出られなかったですが、いい風を送り込んでくれたのかなと思います。「負けたくない」という思いと「もっとチャレンジしよう」という気持ち、機運が、チームに充満していきました。6月に情けない戦いを続けてしまったこともあり、「こんなもんじゃない」という思いが、選手たち発信で出てくるようになっていきました。それがチームの雰囲気を変えていったと思います。そこに新加入選手がいい形で加わってくれたこともあり、チームに勢いが出てきたと感じています。広島とああいう試合をして、PK戦の末に勝ち抜けたことはチームにとって大きな自信になったと思いますし、マリノスとの2戦でもそれを出してくれたのかなと思います。ただ、優勝しなければ何も残らないので、もう1試合素晴らしいゲームをして、みんなでタイトルを獲りたいです。

    ルヴァンカップへの想いを教えてください。

    タイトルを獲るために名古屋に呼ばれたと思うので、このチャンスを逃したくないです。ただ、(アルビレックス)新潟も素晴らしいサッカーをして決勝に勝ち上がったと思うので、簡単な試合にはならないと思います。しっかりと準備して臨みたいです。

Player’s Comment

1 ランゲラック ランゲラック

  • 決勝進出を決めました。今の気持ちを聞かせてください。

    決勝進出への期待を持っていましたが、実際に決めたときの心境というのは異なるもので、すごくうれしく思います。次の試合にもいい形で臨みたいです。

    タフなゲームになりました。試合を振り返ってください。

    横浜で行われたファーストレグで、すごくいいパフォーマンスを見せました。今日の試合、マリノスがプレッシャーをかけてくることは分かっていましたが、我々の流れで試合を進めることができたと思っています。この調子を維持していきたいですね。

    決勝戦の対戦相手はアルビレックス新潟に決まりました。

    彼らが強いチームであることは分かっています。新潟戦に向け、コーチ陣はいろいろな分析をして、多くの情報を与えてくれると思うので、それを理解した上で闘っていきたいです。新潟の守備、攻撃の仕方というのは、素晴らしいものです。それに対してしっかりと準備し、自分たちのパフォーマンスを示したいと思います。

11 山岸 祐也 山岸 祐也

  • 試合を振り返っていかがですか?

    前半に1点取られてしまって、苦しい時間が続いていたなかで、後半に向けて(長谷川)健太さんから「いくぞ。マリノスはこのまま終わらないから1点取ってこい」と言われて出場したので、本当に1点取れて良かったです。

    どういったことを意識して試合に入りましたか?

    まずは守備をしっかりすることと、そこから攻撃に出ることです。あとはカウンターを決めたいなと。ただ、ゴールを決めたい、結果を出したいというのが一番だったので、その結果を出せて良かったです。

    後半が始まってすぐに貴重なゴールを決めました。得点の場面を振り返ってください。

    僕が最初にフリックして、(永井)謙佑くんがすごくいいところに落としてくれました。FWってああいうところに落としてくれるとすごくうれしいんですよ。謙佑くんがFWの気持ちを分かってあそこに置いてくれたと思いますし、本当にいいパスを出してくれました。

    ゴールを決めたときはどういった気持ちでしたか?

    ゴールを決めたときに耳に手を当てていたんですけど、あれは今年はけがが多くて、「ゴール裏のあの声をいつか全身で浴びたい」とイメージをしていたので、今日がそのときだなと思ってやってしまいました。ゴール裏のサポーターの声って本当にすごいんですよ。本当に気持ち良かったですし、あの雰囲気があると相手はやりにくいだろうし、自分たちはキツい時間でも頑張れたり、ゴールを決められたりというのがあるので、本当に感謝しています。

15 稲垣 祥 稲垣 祥

  • ホームで決勝進出を決めました。

    決勝に進出することがこの試合の目標だったので、それはクリアできたかなと思います。

    試合前、ゴール裏のグランパスファミリーが「俺達の稲垣祥輝く星へ舵を取れ」というメッセージを掲げていました。どう受け取りましたか?

    もう、あの言葉の通りですよね。僕が舵を取って、このチームを決勝に導かなければいけないと改めて思いました。ああいうメッセージが僕の活力になりますし、苦しいときに頑張る要因にもなるので、本当にありがたかったですし、うれしかったです。

    試合を振り返ると、立ち上がりから相手に押し込まれる展開が続きました。

    もちろんもっと相手を押し込んでいきたかったし、自分たちから仕掛けていきたかったんですけど、そこで一個重かったところがあって、ちょっと押し込まれてしまいました。そういったなかでもセカンドプランではないですけど、粘り強く闘うところは最低限はできたかなと思います。ただ、試合が始まる前に「受けちゃダメだ」、「自分たちから仕掛けないとダメなんだ」と言っていたからには、もっといきたかったです。

ランゲラック選手・山岸選手・稲垣選手のコメント全文、
徳元選手・森島選手・椎橋選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。

  • insidegrampus

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