明治安田J1リーグ 第21節:
セレッソ大阪 vs 名古屋グランパス
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AWAY
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--:-- KICK OFF
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− | 後半 | − |
GOAL
Coach Interview
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チームが重視しているであろう切り替えの部分が、いつもよりも遅れているように感じました。どのように見ていましたか?
先制されるまでは良かったと思います。永井(謙佑)が何度か抜け出して、クロスが合わない場面はあったと思いますが、左サイドでチャンスを作っていました。ただ、1点を取られたあとは、全体の切り替え、反応が遅くなったのは間違いないと思います。そこはハーフタイムに話をして「変わるかな」と思ったのですが、あまり変わらなかったので、フレッシュなメンバーを入れて改善したいと思っていました。榊原(杏太)も倍井(謙)も、自分たちの持ち味を出してくれたと思います。メンバーが変わってからは、切り替えの部分で相手の後手を踏む場面は少なくなったと思います。
吉田温紀選手にとって厳しい途中交代になったかと思います。
プロの世界なので。今日も期待して送り出しましたし、こういうゲーム展開の中、自分の力で乗り越えていってほしいと思って使いましたが、逆にプレッシャーを感じてしまったのかなと。あの場面は出すところがなかった感じもしますが、少し慌ててしまったのかなと。落ち着いてもう一度自分を見つめ直すというか、若いのでミスは当たり前だとも思いますから、立ち直ってほしいと思っています。
試合中は強い風が吹いていました。前半は風上ということもあり優位な状況にあったかと思いますが、多くのチャンスを作ることができませんでした。後半、風下の状況でどのように挽回していこうと考えていましたか?
風下はボールが止まりますので、手前をうまく使いながら、と。そういう意味で榊原を入れました。空中戦で挑むのであれば山岸(祐也)を残すという手もあったと思いますが、それだと単調な攻めに終わってしまうと思いました。つなげる選手を、ということで森島(司)と榊原を両脇に置きました。彼らが起点になり、うまく両サイドを使えるようになったと思います。
先制点が重く伸し掛かっているように思います。
そう思います。ただ、いい時は先制されてもひっくり返すことができていたので。今は流れが良くないというか、特に6月はそうなったのかなと思います。ここは我慢だと思います。コーナーキックも取れているというのは、サイドから仕掛けることができているということだと思います。失点を防ぎ、先制点を結果につなげることができるようになれば、勝率は上がると思います。今はミスについて言いすぎず、それでも厳しく反省を促しながら、と。セットプレーが取れていないのであればいろいろと考えなければいけないと思いますが、ここ6試合勝ちがないという状況でも攻撃の形は作れていると思いますので、やれていることは継続しながら、それを結果に結び付けられるようになんとかしていかなければいけないと思っています。
先制点を奪われることによって、選手たちが必要以上に気落ちしてしまう部分もあるのでしょうか?
今日は先制されたあとに、かなり気落ちしているなと感じましたので、ハーフタイムにそのあたりの話をしました。
前半は攻撃面のチャレンジに問題があったと思いますが、どのように見ていましたか? また、ハーフタイムにどういった修正をしたか教えてください。
先ほどもいいましたけど、永井が何度か抜け出して、ラストパスがしっかりと通っていれば決定機になっていたと思います。最後のところの精度は、彼らに求めていきたいと思っています。先制されたあとは全体の動きが止まってしまい、奪ったあとの反応が遅く、相手に奪い返されるシーンが多くなったので、ハーフタイムに「気落ちするな」と。「ミスはあるものだから、みんなでカバーし合おう」という話をしました。「もっと前向きに、強気に。取られてもいいからもっとつなげ」という話もしました。そういう意味での交代でした。山岸が鳥海(晃司)と西尾(隆矢)に負けているシーンも見られたので、パトリックに代えて、もう少し前で潰れ役になり、起点を作ってもらおうと。前半はセレッソもフレッシュですし、好調ですので、気持ち的に押されてしまう部分はあったと思いますが、それを含めて90分の闘いなので。山岸と永井が前半に頑張ってくれたからこそ、途中から出た選手たちの動きにつながったと思います。先発で出たメンバーには失点したとしても気落ちせず、自分たちの形を追い求めながら闘ってもらいたいなと思っています。
Player’s Comment
25 久保 藤次郎
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ゴールシーンを振り返ってください。
とにかくうまく当てることを意識しました。打てば入ることもあると思うので、とにかく浮かさないように、当てることだけ意識しました。
自身にとって大きな1点になったのでは?
そうですね。点が一番わかりやすく調子を表すものだと思います。なにもない状況でも、ああやって一つ出せれば、それが評価になるぐらいの爆発力があると思うので。試合結果は別として、今の自分にとっては大きいゴールだったと思います。
得点後はキレが増したというか、久保選手らしいプレーが見られました。自分の中でなにか変わった感覚はありましたか?
後半は吹っ切れた感じがありましたけど、得点後は回復したというか、やりやすかったです。
久保選手のコメント全文、ハ チャンレ選手・榊原選手・稲垣選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
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