第104天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦:
名古屋グランパス vs JAPANサッカーカレッジ
Coach Interview
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前半は危険なエリアに入ることができない時間帯が多かったと思います。
うまくいかなければあのようになると思っていました。前半を0-0で折り返したのは御の字だったと思っています。
ハーフタイムでは交代カードを切りませんでした。どのような決断だったのでしょうか?
もう少し彼らにチャンスを与えたいと。もし負けているような状況であれば代えていましたが、ポイントを伝えて、彼らが奮起してゴールに迫るようなシーンを作ってくれればと思っていました。ただ、逆に先手を取られてしまって、そこから焦りもあってなかなかゴールを割るという部分には至らなかったのかなと思っています。
ハーフタイムではどのような声掛けをしたのでしょうか?
なかなかいい形で攻めることができていなかったので、そのへんのポイントを1、2点話しました。
相手のブロックを崩すためにどういったことを狙っていて、どこがうまくいかなかったのでしょうか?
サイドからです。サイド攻撃をもっとするつもりでしたが、なかなかサイド攻撃がスムーズにいかなかったというところです。ハーフタイムでポイントを伝えましたが、それがうまくいかなかったので代えたということです。
今日の先発メンバーはここでアピールしてリーグ戦に食い込んでほしい選手たちがそろっていたと思います。その気持ちの部分についてはどう感じましたか?
気持ちはあったと思います。ただ、まだまだ力を発揮できなかったと思いますので、彼らはこれを糧に成長をしてほしいなと思っています。
終盤はパトリック選手の高さを生かす攻撃に偏ってしまった印象です。
そうですね。おっしゃる通りで、あれを指示したわけではないのですが、結果的にあのようになってしまったのはちょっと誤算だったなと。もっとサイドを深くえぐってクロスを上げるようなシーンを作りたかったのですが、放り込み一辺倒になってしまったのが、結局は1点も取れなかったということにつながったと思います。そういった準備というところをもっとしていかなければいけないと改めて感じました。
Player’s Comment
30 行德 瑛
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自身のパフォーマンスは悪くなかったと思います。
悪くはないではダメだと思います。悪くはなかったとしても、何か決定的なことをしたわけではありません。難しい試合になるのはもちろん分かっていたし、JAPANサッカーカレッジさんを舐めて、侮っていたわけではないですけど、やはり難しさがありました。悪くなかったで終わったらダメです。自分自身として、チャンスをつかめるかどうかの試合だったなかで、決定的な仕事ができなくて悔しいです。失点後に交代になったのは信頼が足りていないということだと思うので、もっとやっていかなければいけない部分が多いと改めて感じました。
渡辺亮太選手をめがけてロングボールを蹴ってくる相手に対して、どういう対応をしていこうと考えていましたか?
後ろの3枚としては、1人が競って、そのセカンドに対して後ろの2枚がカバーすることを徹底していこうと準備していました。ボランチも含めて、一発目で勝つというのもそうですけど、負けたとしてもそれをカバーする準備を常に心掛けていました。
11 山岸 祐也
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厳しい試合結果になりました。
負けてしまったので悔しいです。舐めてかかったわけではなく、うまく先制点を決められて守られてしまいました。自分が後半から入り、点を取れなかったことも悔しいです。
先制点を決められてしまったことが痛かったですか?
どの試合も先制点を取られたら苦しくなりますけど、結果として負けてしまった、あそこで追いつけなかったというのがすべてだと思います。
前半の試合展開をどのように見ていましたか?
相手が引いていたので、うまく崩せていませんでした。自分たちのミスでカウンターを受けたり、相手に押し返されることが多かったです。もう少しペナルティーエリア内とか、怖いところに入れていく場面を増やしたほうがいいかなと思いながら観ていました。後半、ベンチに戻った時には失点してしまっていて、すぐに声が掛かりました。自分にもチャンスがあったので、決めきりたかったです。
行徳選手・山岸選手のコメント全文、
酒井選手・倍井選手・井上選手・鈴木選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。