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---- KICK OFF

前半
後半

Coach Interview

勝てて良かったです。5月の終盤に勝ちきれない試合が続いているなか、ここでしっかりと勝って次のラウンドにいけるということで、チームに勢いというか、弾みがつくと思います。中2日で天皇杯があるので、しっかりとメンバーを見ながら、コンディションのいい選手を使っていければと思っています。

  • 前半に先制できたことは非常に大きかったと思います。ゴールシーンの評価をお願いします。

    いいクロスが入り、枚数も多く入っていました。逆サイドにうまく入っていくというのは一つの課題でもあったので、仕留められるところに中山(克広)が入ってくれたと思っています。中山は焦るところがあったので、いろいろな話をしてきました。今日は冷静に決めてくれたと思います。

    中山選手はゴールシーン以外でも速さを生かして効果的なプレーを見せていました。

    最近は攻撃を牽引してくれていると思っています。非常に頼もしい選手です。

    試合終盤まで攻めていた印象です。積極的に2点目を狙いにいっていたのでしょうか?

    それがここ最近の課題の一つなので。今日はPKがあっても入りませんでしたが、やはり2点目は大事だと思います。

    交代枠を残していたのは延長戦を見据えていたからなのでしょうか?

    それもありますけど、90分で終わる可能性もありました。今日の控え選手にはそういう局面が来た時には「信じて使うよ」と話していましたが、経験の少ない選手も多かったので、あの時間帯に急に投入されても難しいのかなと。終盤にロングスローを入れてくるのはわかっていて、(井上)詩音や(行德)瑛といった背の高い選手を切る選択もあったと思いますが、1点差での終盤、出ている選手たちとすぐに同じテンションでプレーするというのは難しいと思いました。万が一、延長戦になり、落ちてきた選手がいればフレッシュな選手を使おうと。そこも含めて様子を見ながら戦うことにしました。

    今シーズン、先制した試合は結果を残している印象です。

    サッカーというスポーツ自体、先制点を取ればほぼほぼというか、もちろん負けるチームもありますが、優勝するチームについては9割以上、先制すると勝つというデータがあったりもします。勝てないチームは先制しても6割、5割という数字になったりもしますが、サッカーというのは先制すると勝つ可能性が上がるスポーツであるのは間違いありません。先制して勝ちきるというのが、必勝パターンだと思います。

    ここから連戦となります。タイトなスケジュールで戦ううえで、重要なことはなんでしょうか?

    チームワークだと思います。連係面という部分でも、天皇杯は難しくなると思っています。どういう選手を使うかというところはこれから考えたいと思いますが、タイトなスケジュールでプレーしている選手の状態も見ながらという形になると思います。中2日しかないので、しっかり見極めてメンバーを決めていきます。

Player’s Comment

27 中山 克広 中山 克広

  • 試合の振り返りをお願いします。

    押し込まれる展開が多くて厳しい戦いだったという印象はありますが、チーム全体で走って戦うことを徹底できたことが無失点に抑えられた要因かなと思います。

    前半の立ち上がりに押し込まれる時間が多くなりましたが、どういったことを意識していたのでしょうか?

    僕自身が狙っていたのはカウンターのところです。僕のサイドからいければいいなと思っていたんですけど、なかなかそういった展開に持ち込めなかったので、とにかく苦しい時間帯を我慢して乗り越えることができたかなと思います。

    苦しい時間帯を耐えて、待望のゴールシーンを迎えました。

    あのシーンは中に入ってくる枚数がすごく多くて、誰が取ってもおかしくないような状況だったなかで、僕のところにたまたまこぼれてきました。あの瞬間はかなり冷静にゴールを見れて、取れると感じました。でも、あれはみんなが中で潰れてくれたおかげなので、みんなに感謝したいです。

    クロスが自分のところに来るという予感はありましたか?

    何かが起きるかなとは思っていました。ヤマくん(山中亮輔)のクロスには絶対に入る、というのはチーム全体として決め事というか、最後の両ウイングバックのクロスには全員が入ることを意識していたので、駆け上がった頑張りが結果に結びついてくれたのかなと思います。

2 野上 結貴 野上 結貴

  • ホームでしっかりと結果を残し、勝ち上がりを決めました。

    あまりチャンスを作れなかった印象ですけど、まずは勝てて良かったです。

    試合の入りはいかがでしたか?

    うまくハメようとしたんですが、相手は第1戦の内容も踏まえ、いい立ち位置を取ってきたので、狙っていた圧力の掛け方をすることはできませんでした。無理にいっても穴が空いてしまう状況だったので、うまくアジャストしていったというか、いくタイミングを擦り合わせていきました。途中からはある程度できたんじゃないかなと思います。

    序盤は戸嶋祥郎選手がライン間で浮いている状況が見られました。

    僕があそこに出ようとすると、僕とケネ(三國ケネディエブス)のところで2対3のような状況になってしまうので、ボランチとの関係、スライドのタイミングをもっと合わせていこうと。徐々に僕が出ていけるようになったと思います。

中山選手・野上選手のコメント全文、
三国選手・ランゲラック選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。

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