明治安田J1リーグ 第11節:
名古屋グランパス vs ヴィッセル神戸
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GOAL
Coach Interview
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パトリック選手を後半開始から投入し、ターゲットができたたことで攻撃が活性化したと思います。彼を投入した意図と評価をお願いします。
前半はなかなか中央で起点を作ることができず、(永井)謙佑が頑張ってくれたんですが、(マテウス)トゥーレルと山川(哲史)に抑えられるような形で、もう少し中央で起点を作りたいと。倍井(謙)も悪くなかったのですが、やはり背後に抜けるところが少なかったので、1点負けている状況ということもあり、早いタイミングでパトリックを入れてということです。期待通りのプレーをしてくれたと思っています。
決定力の差をどう埋めていくかという部分についてはどう考えていますか?
今日は神戸の山口蛍と大迫(勇也)が非常に素晴らしいタッチで決めたということです。チャンス、決定機は前節以上に作ることができたと思うので、あとはもうそこを決めてもらうということを、いろいろな形で促しながらやっていくしかないのかなと思っています。
中山克広選手が前節に続いていいパフォーマンスを見せていました。彼を生かすデザインができてきたのでしょうか?
はい。キャンプからやってきたことが、やっとここにきて中山もだいぶ感じをつかんできたと思います。チームにだいぶ馴染んで、我々の戦力として非常に推進力を出してくれていると思っています。
右サイドの攻撃についてですが、前半はなかなかクロスを上げられなかったなかで、後半はクロスの本数が上がっていました。要因を教えてください。
中央に起点ができるようになったことで、相手が中央を締めないといけなくなり、より左右が空いてくると。パトリックがいることによって、山川とトゥーレルが締めなければいけないし、今日はパトと永井が真ん中でうまく起点になってくれたので、相手の4バックが締めた状況のなかで、うまくサイドを使えるようになってきたということが、サイドが活性化した一つの要因だと思います。また、パトがいると、サイドの選手がピンポイントで合わすというよりは、アバウトでもいいからということで上げやすくなったという部分もあったと思います。
森島司選手が中山選手の近くにポジションを取っていて、いい関係性を築いていたと思います。彼らのコンビネーションに期待することは?
感じはすごくわかってきていると思います。司のポジショニングも非常に良かったと思いますし、全体を通してゲームメイクをしっかりとしてくれたと思っています。カツの生かし方については、前半はなかなか合わないシーンもありましたが、チーム全体としてどういう形で生かしていくのか、生かせばいいのかというのはつかんできたと思います。中山もどんなタイミングで走ればいいかというところは感覚的にはつかんできている状態であると思います。(榊原)杏太を途中から入れたので、もう少し高い位置で絡んでくれればと思ったんですが、今日はなかなか浦和戦みたいな感じにはならなかったのかなと思っています。
先ほど、決定機で決めてもらうために、いろいろな形で促していきたいということをおっしゃっていました。具体的にはどういうことをしていきたいと考えていますか?
映像を観せて、頭の中をクリアにさせるというか、こういうふうに落ち着いて流せばいいとかね。今日は謙佑のところで後半に2本ぐらいビッグチャンスがあったと思いますので、謙佑のタッチの映像を観せたりとか。日程的に非常にタイトなので、コンディションをしっかりと整えてあげて、しっかりと次のチャンスで決め切れるような配慮をしていかなければいけないと思っています。(久保)藤次郎も久しぶりに出たなかで、最後に和泉(竜司)のクロスに合わせたシーンがあって、あれは当て感だと思いますので、日頃の練習でそういうトレーニングもしてもらってと。パトリックに対しては非常にいいボールが入っていて、前川(黛也)が非常にいいタイミングで対応してきましたが、ああいう危険なボールがだいぶ入るようになってきました。そこはミーティングをしながら、選手たちのイメージを膨らましてくれている結果だと思います。いいタイミングでクロスが上がるようになってきましたし、中の入る枚数も前節に比べたらしっかり入れるようになってきているので、自信を持たせてやらすしかないのかなと思っています。けが人等も少しずつ回復傾向にあるので、そういうけが人の状況を見ながら、この連戦をチーム全体で乗り切っていけるようにしていければなと思っています。
Player’s Comment
18 永井 謙佑
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連敗となりましたが、浦和レッズ戦の敗戦とは質が違うのかなと思います。
決められるチャンスがあるなかで僕自身も外していますし、そこが一個噛み合えばまたリズムも変わってくると思います。今日に関しては僕が外しているので、周りうんぬんというよりはそこかなと思います。
チーム全体としては、前節よりも中山選手の生かし方が良くなっている印象があります。
そうですね。そこのバリエーションは増えてきていますし、選手もチャレンジしながら、いろいろな化学反応を起こしながらやっています。みんなで連戦を乗り切らないといけないので、けが人の回復を待ちながら、みんなで勝点3を目指してやっていきたいです。
J1通算400試合出場となりました。改めてこの記録についてはいかがですか?
あまり意識していなかったので、1試合1試合の積み重ねかなと思います。プロになったタイミングで「400試合出るんだ」なんて思ってもいないですし、300試合出場を達成した時も400試合出場できると思っていなかったので、そこはいろいろな人に感謝して、これからも頑張りたいです。
20 三國 ケネディエブス
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前半は守備面で難しさを感じていたかと思います。
相手が蹴ってくるだろうということで、ラインが低くなってしまい、大迫(勇也)選手が降りていったところにチャレンジできなくなってしまいました。シンプルにラインが低かったことで、守備がハマらなかったと感じています。
相手のサイドバックから斜めにパスを入れられ、前線の選手に収められてしまいました。ラインが低かったとはいえ、もっとチャレンジするべきだったと思いますか?
FWの選手が降りていったら相手の最前線には人がいなくなるわけなので、センターバックがもっとチャレンジしていかなければいけないと思います。
ハーフタイムにチームメイトと話し合ったことは?
攻撃は(永井)謙佑くんの背後をもっと狙っていこうと。また、クロスからのゴールを意識し、カツくん(中山克広)を生かすような仕組みを作りました。守備に関しては、僕とカツくんの連携でうまく守っていこうと話しました。
28 榊原 杏太
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今日はホームでのデビュー戦となりました。
4万人近いお客さんが来てくれて、そういう雰囲気の中でデビューできたことをとてもうれしく思っています。
途中出場でピッチに入ったときはどういった心境でしたか?
デビュー戦というのはあまり関係なくて、負けている状況だったので「絶対に点を取る」という気持ちを持っていました。
30分ほどのプレー時間となりましたが、自分のイメージしていたようなプレーを表現できましたか?
負けている状況だったので、前でゴールに直結するプレーをすることを意識していたのですが、 ポジショニングをはじめもっと改善しなくてはいけないと感じました。
昨シーズンのリーグ王者であるヴィッセル神戸とのゲームになりました。実際に対戦してみて感じたことは?
一人ひとりのレベルが高いと感じましたけど、自分自身「やれないことはない」と思いました。「自分の特長を出せる」と思った試合でした。
今日のプレーで良かった点、改善していくべき点を教えてください。
試合の中で周りと顔合わせて連係する部分は良かったのですが、ペナルティーエリアの外から足を振ったりだとか、ゴールに直結するようなプレーに課題があると思いました。
6日にはサンフレッチェ広島と対戦します。意気込みを教えてください。
自分がチャンスをもらえるのであれば、まずはチームの勝利のためにプレーし、ゴールやアシストを狙っていきたいなと思っています。
永井選手・三國選手のコメント全文
中山選手・榊原選手・パトリック選手・椎橋選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
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