明治安田J1リーグ 第8節:
ジュビロ磐田 vs 名古屋グランパス
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GOAL
Coach Interview
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今日はどちらかとい言えば左サイドに攻撃的な選手を並べていました。磐田の右サイドにぶつけていくような狙いもあったのでしょうか?
京都(サンガF.C.)戦を見ると、右からクロスを上げて(マテウス)ペイショットが決めるという形がありました。連戦のなかで山中(亮輔)と倍井のコンビネーションが徐々に合ってきて、連戦が終わったところで今日の試合はもう一度仕切り直しで、向こうの強みが右であれば、こちらも左が強みという部分を出してぶつけていければと思いました。そういう意味で先手を取れたのは非常に良かったと思っています。
後半は下がるだけではなくて、前からプレッシャーを掛けながらコンパクトに守れていたと思います。狙いやうまくいった部分についてはいかがでしょうか?
あのへんはもう米本(拓司)の経験値と、永井の経験値、あとは森島(司)のポテンシャルという部分があって、稲垣(祥)もアンカーで前半から守備で素晴らしいプレーをしてくれたと思っています。私が特別なにかを言ったというわけではなくて、彼らの経験値でしっかりと対応してくれたと思っています。
退場者が出たなかでのゲームマネジメントについてですが、どの段階で次の1点を狙いにいくところから1−0のまま終わらせるというところへシフトしていったのでしょうか?
山中を代えた時点です。山中のプレースキックの精度と左からのクロスは得点源であると思っていましたので、山中は(戦い方を)シフトするまで代えられないと考えていました。
倍井選手は先制点を挙げたものの、その後に退場となり、試合を動かした選手だと思います。彼の評価はいかがでしょうか?
今日は持ち味を出せたのではないかと思います。先発は3試合目ですかね。途中出場を含めれば、今までの7試合中6試合に出ていましたので、そういう意味では「そろそろ」と期待していました。いい形で点を取ってくれたと思っています。
FWに負傷者が出ているなかで彼の1点目が出たというのは大きな意味がありますか?
そうですね。けが人が出ているなかで、出る選手はチャンスだと思います。ここでチャンスをものにできるかどうかは非常に大きいと思います。
前半に退場者を出しながら、控えの選手も含めて守りきったところが一番評価している部分ですか?
いや、もう今日は勝つことがやっぱり。勝つというか、結果だけではなくて内容もということで、連戦が終わって、1アンカーからダブルボランチに変えたなかで、選手も非常にパワーを使ってくれたなかで1週間空いたので、もう一度しっかりリセットしてしっかり闘っていこうということで送り出しました。本来ならば11人で90分間やりたかったですが、こればかりはしょうがないので。ただ、いい時間帯は作れたと思いますので、そういう時間帯をしっかりと。例えば、(横浜F・)マリノスとの試合であったりとか、今日の前半の退場するまでとか。もっともっとやれる選手たちだと思いますので、引き続きいろいろな刺激を与えていきたいと思っています。
米本選手と永井選手の経験値はどんなところで特に感じましたか?
先ほど言ったように引くのではなくて、前からいって相手にプレッシャーを掛けて、少し遅らせて、しっかりブロックを作ってというなかで、謙佑も下がっちゃうだけではなく、前にうまく残りながらも危ないと思った時に相手のボランチにうまくちゃちゃを入れたりとか。そういうのはなかなか教えられるものではないと思いますので、そのへんは彼らが感覚でプレーしてくれたと思っています。
Player’s Comment
17 倍井 謙
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今日のゲームを振り返ってください。
初ゴールを決めた瞬間は本当にとてもうれしかったです。ここまで出場機会を得ながらゴールを決められない状況に焦りを感じていました。喉から手が出るほどほしかった結果を出せたことは非常に良かったです。
しかし、退場によってゴールの価値の倍ぐらいチームに迷惑を掛けてしまったので反省しています。1人少ない状況でチームメイトのみんなが闘い、勝利してくれて、感じるものがありました。
まず1点を取れたので、これからも自分の特長を出していきたいです。ゴールを積み重ね、チームを勝利に導けるように頑張っていきます。
7 和泉 竜司
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いい形で試合に入ることができたかと思います。
いい入りができ、準備してきたことを出せたと思います。退場者が出て以降は相手に持たれる時間が増えてしまいましたけど、割りきって守ることができたと思います。1人少ない状況でもチャンスを作ることができればベストでしたが、今日は勝ちきることがすべてだったので。みんなでつかみ取ったすごく大きな勝利だと思います。
数的不利の状況で追加点を狙うことに難しさを感じていたのではないでしょうか。
後ろが5バック気味になるなかで、(永井)謙佑くんやヨネくん(米本拓司)、(稲垣)祥くんやモリシ(森島司)といった前の選手が闘ってくれたこともあり、押し込む場面もありましたけど、そこからなかなかシュートに持っていくことができませんでした。2点目を取れればすばらしかったですけど、バランスを崩してやられてしまうという展開も頭にあったので、割りきることも必要だったと思います。
困難を乗り越えて大きな勝点3を手にしました。
タケさん(武田洋平)も含め、全員でつかみ取った勝点3だと思います。こういう展開の試合で「3」を取るのか、それとも「1」や「0」で終わるのか、その差は大きいと思います。チームとして一つになってつかんだ勝利なので、大きな意味があるのかなと。次のルヴァンカップに向け、また全員でいい準備をしていきたいと思います。
18 永井 謙佑
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今日のゲームを振り返ってください。
(倍井)謙が決めてくれて、みんなで守ったというか。全員で苦しい時間を乗り越えることができたと思います。
監督は永井選手の経験値を称賛していました。苦しい時間帯に意識していたことは?
後ろがチャレンジしやすいように、相手の出どころを限定しようと思っていました。あとはボールを持つ選手によって、寄せるか、持たせるかを決めていました。運んで出せる選手には寄せないと嫌なプレーをされてしまうので。
そういった部分でエネルギーの使い方を調整していたのですか?
後半は「セットプレーであわよくば1点を取れれば」というイメージでした。べったり守っているとやられる確率が上がってしまうので、寄せられる時は寄せないと。もちろん、ピンチもありましたけど、みんなが頑張ってくれたと思います。
ボールを持たれている時に意識していたことは?
(稲垣)祥の前にボランチが立ったり、前の選手が下がっていったりしていたので、背中で気にしながら守っていました。ヨネ(米本拓司)が出ればそこを埋めにいき、ヨネが引けば僕がいくというように、いつもやっているメンバーだったこともあってうまくやれたと思います。
永井選手のコメント全文、武田選手・米本選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
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