明治安田J1リーグ 第6節:
北海道コンサドーレ札幌 vs 名古屋グランパス
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GOAL
Coach Interview
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早い時間帯で永井選手を投入しました。ハーフタイムを待たず、思い切った交代をした印象です。
連戦ですし、謙佑を使わないと札幌の波状攻撃を収めることができないと思い、起用しました。
張り気味のポジショニングとした狙いは?
勝つためです。札幌も勝つために前に人数を掛けてきましたから、その力を利用しようというか、それしか手がなかったので。謙佑はいい仕事をしてくれたと思います。
同点ゴールにつながるPKを獲得した場面も含め、相手の隙を突いた攻撃を見せていたかと思います。攻撃面の評価を教えてください。
前半の途中から、そういった攻撃を仕掛けられるようになりました。ハーフタイムに攻守のポイントを1点ずつ映像で観せて、選手が理解したうえで後半に入ってくれたと思います。いい崩しだったと思います。
倍井謙選手と吉田温紀選手を先発させました。彼らの評価はいかがですか?
1点は取られましたが、温紀は最後まで集中して対応してくれたと思っています。謙に関しては引き続き、というところです。試合に出場しながら経験値を上げていくものだと思います。ポテンシャルのある選手なので、いつか結果を出してくれるんじゃないかと期待しています。
数少ない決定機で仕留めました。チームの勢いが増すゲームだったと思いますが、この勝利の意味をどのように捉えていますか?
前節、(横浜F・)マリノスに逆転勝ちしたことで、選手たちは自信を持って今日の試合に臨んでくれたと思います。札幌が気持ちを出して戦ってきたので、非常に難しい展開になりましたが、点が取れていることでの冷静さがチームに生まれていると思います。
次の試合に向け、修正していきたい部分はありますか?
やはり試合の入りというのは大事だと思います。昨シーズン、ルヴァンカップも含めて終盤戦で(アビスパ)福岡に勝てなかったので、しっかり準備していかなければいけないと思っています。
Player’s Comment
18 永井 謙佑
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決定機でしっかりと仕留めました。
前節で外しているので。入って良かったです。
すごく苦しい試合展開だったかと思います。
0−1の時間が長かったです。連戦はみんなでやっていかなければいけないので、こういう時もあると思います。
早い時間帯での途中出場となりました。身体を温める意味でも、慎重な入り方をしたのでは?
そうですね。ゆっくり慣らしながらやりました。
後半からギアを上げた印象です。前半の試合展開も含め、どういった狙いを持っていましたか?
相手の背後、3バックの裏で起点ができた時は押し込めていました。立ち上がりはそこでキープできずに跳ね返されていましたけど、キープをしたり、動くことで相手を後ろ向きにして、徐々にリズムをつかめていければと思っていました。
和泉竜司選手がPKを獲得した場面では、サイドで起点を作りました。
(札幌は)マンマーク気味についていくディフェンスなので、足元に入れればチャンスになります。トウジ(久保藤次郎)にも1本あったので、そこは反省しています。
ゴールシーンではうまく裏へ抜け出しました。
アキ(河面旺成)が背後に落とすかなと。あまり速くいってしまうと処理されてしまうので、先にバウンドさせるというか、そうすれば入れ替わることができるなと思っていました。バウンドさせるような形を狙っていましたね。あとはキーパーが出るのか出ないのかを見ながら、という感じです。
ああいったシュートは得意ですよね。
久しぶりに僕っぽいゴールだったかなという気持ちはあります。
14 森島 司
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PKスポットに向かった時の心境を教えてください。
(永井)謙佑くんが「蹴っていいよ」と言ってくれて「じゃあ蹴ります」っていう流れだったので、特にその時の心境というものはありませんでした。
一度弾かれたボールを頭で押し込みました。
「外したな」と思って、弾かれたボールが来て、これはさすがに入るだろうと思いました。PKを蹴る時もなんの感情もなくて、自分的にもどっちに蹴ろうかなと思って左に蹴りました。甘かったですね。
ミスキックでしたか?
ミスですね。どっちを狙ったとかも特になくて、どっちに蹴ろうかなみたいな感じだったんで。次は蹴らないです。
結果的に2試合連続得点となりました。
そうですね。数字がつくのはうれしいし、チームも3連勝しているのでそこにうまく乗っていけたらなと思います。
今日のような勝ち方は、チームの勢いを感じさせます。
そうですね。正直なところ、札幌への移動もあるなか、PKで追いついてそのまま1-1で勝点1を持ち帰ることができればいい、という考えもあったんですが、流れのないところから謙佑くんが点を取ってくれました。今のチームの流れを表してるのかなと思います。
こういう試合を続けていくこと、勝つことを通じて積み上げていけるものがあるのでは?
3連敗からのスタートでしたが、まだこの順位にいるということも含めて実感しています。けが人もいるのでここから耐える時期なのかもしれないですけど、良くなっているところもあると思うので、継続していきたいと思います。
永井選手・森島選手のコメント全文、山中選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
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