相手に先制点を取らせたくなかったです。相手の戦い方は明確で、失点もそういった形から生まれました。やられてしまったあとになかなかチャンスを作れなかったので、チームとして改善していくべきだと感じています。

相手は切り替えが速く、ボールホルダーに対して強くいっていました。ボールホルダーと受ける選手だけでなく、3人目が絡んだ時はチャンスになっていたと思います。もっとチームメイトとつながっておくことはもちろん、相手の背後を突くことも狙えていれば、もっと相手は嫌がったと思います。相手の嫌なプレーをもっと出していかなければいけません。

ロングスローとクロスで押し込まれ、失点してしまいました。時間とともに慣れていったと思いますが、ロングボールを蹴ることも含めて特殊な相手だったと思います。攻撃は相手にとって危険な位置に人数を掛けられていなかったり、反省すべき点があったと思います。

ああいう戦いに慣れていくしかないと思います。相手のサイドバックは両方（ロングスローを）投げることができ、どこからでも投げてきました。投げてフリックするという繰り返しでした。僕らはセカンドボールを拾って攻撃していけるようにしなければいけなかったと思います。また、カウンターを仕掛けられそうな時にもっとチャレンジしていかないといけないなと感じました。横につなぐだけだと、切り替えの速い相手に食われてしまうので。映像を観ないとわかりませんけど、簡単にひっくり返すべき場面もあったのかなと思います。

先に失点してしまうと、どんどんプレーする時間が短くなってしまうというのはわかっていましたが、難しい展開にしてしまったなと思います。試合前にはセカンドボールをマイボールにすることをポイントに挙げていました。距離感も含めてそういうところは意識していましたけど、距離感が悪かったなと思います。相手が割り切って蹴ってくるなかで、僕らはつないでいこうとしましたが、奪われ方も悪かったかなと思います。

事故的な形から失点する可能性はあると思っていました。そのなかで最少失点で耐えて、得点をうかがうことができたところは、前節の反省を生かせたかなと思います。