前回もクロスからやられていたので対策というか、練習していたんですけど、すごくいいボールが上がってきたこと、相手がいい入り方をしてきたこともあり、やられてしまいました。

相手に（プレスを）掛けさせて、（中島）大嘉のところで勝っていくというプランだったんですけど、そこがなかなかうまくいきませんでした。ただ、それができないのであればほかの手を考える必要があったと思います。最終ラインでつないでいくというのは、相手の圧力もあったのでなかなか難しかったと思いますけど、もっとセカンドボールを拾うことはできたんじゃないかなと思います。

キャスパーのところでファウルをもらったり、裏に抜けてボールを収めることができるようになりました。そういう時間が少しでもあると僕らにとっても大きいし、それによって相手の圧力も掛からなくなっていったと思います。

前半、モリ（森下龍矢）がクロスを上げたシーンや、後半の立ち上がりにセカンドバイタルをうまく取ってクロスまでいったシーンなど、そういった場面をいかに増やすか、だと思います。シュート数もそうですけど、数を増やしていかないとなかなかゴールは生まれないと思うので。数をこなすことだと思います。

そうですね。今日も僕らから大嘉にもっといいボールをつけられれば良かったと思います。相手と1対1になっているシーンが多かったですからね。その一方で、田代（雅也）選手がそこをケアして下がっていることもあったので、シャドーの選手をうまく使いながらできれば良かったなと。裏だけじゃなくて、その一つ前も狙いながらできれば良かったと思いますけど、僕らにプレッシャーが掛かっていたこともあり、そういった選択をするのが難しかったところもありました。

後半はある程度、相手を押し込む時間が増えて、自分たちの形を見せることができたと思います。苦しい展開になった前半は、僕も含めてもっと自信を持ってボールを受けなければいけなかったと思います。僕にはチャンスもあったので、そこで決めきる選手にならなければいけないなと。ラッキーなことにあと90分あるので、ホームで（結果で）示すことができればと思っています。

ハーフタイムにいろいろな話があったのは事実です。ここで言うことはできないですけど、修正できたところはあったと思います。ただ、セカンドボールへの反応など、前半とは比べ物にならない部分もあったと思います。途中から入った選手も、自信を持って「1点を取りにいくんだ」という気持ちが見えたと思います。チームとしてはいい雰囲気になっていると思うので、次の試合にフォーカスしていきたいです。

得点に関しては、僕が加入してからなかなか取れていないので。どんな形でもいいからまず1点、というところです。