明治安田生命J1リーグ 第27節:
アビスパ福岡 vs 名古屋グランパス
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GOAL
Coach Interview
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後半30分以降、ルヴァンカップの準々決勝で得点した3選手を次々と投入しました。
やはりカップ戦で結果を出した選手をリーグ戦で使ってみたいなと。そのくらいの活躍をしてくれたと思います。今日はなかなか彼らのいい部分を出しきれなかったですが、この経験を次に生かしてもらえればと思っています。
代表活動から戻ってきた森下龍矢選手を途中から起用しました。彼の評価はいかがですか?
向こう(代表)では1人だけ試合に使ってもらえなかったので、試合勘が空いてしまったのかなと。入った当初はアグレッシブに動いてくれたと思いますが、時間の経過とともに疲れが見えました。
攻撃面ではスピード感を出しきれなかった印象です。福岡にやりきられたのか、1本多めにパスをつないでしまったのか、どういった要因があると感じていますか?
構える相手に対して、もっとチャンスを作っていかなければいけません。サイドの局面で1対1を仕掛けて、もっと数的有利を作っていくとか。ミラーゲームなので、誰かが剥がしていかない限りは数的有利という状況に好転させるのは難しいと思います。そういう意味でも、残り30分の段階で森下を入れて、状況の打開を図った部分もあります。ただ、こちらが思うような展開にはならなかったと思います。
「得点の可能性」という話がありましたが、ここ最近はそういったシーンが少なくなってきている印象です。攻撃陣が自信を失くしている部分があるのでしょうか?
失くしてはいないと思いますが、キャスパー(ユンカー)が点を取れていない部分はあると思います。やはりエースが点を取らないと、得点という部分はなかなか上向いていかないと思うので。チームとしてチャンスを作ることを考えていかなければいけないと思っています。
マテウス カストロ選手がいなくなった影響はあるのでしょうか?
あると思います。
それはどのあたりに感じていますか?
彼は決定的な仕事をできる選手です。その穴をチームとして埋めていこうということで、ルヴァンカップを含めて攻撃の形が見えた部分もあると思いますし、今日もすべてがダメだったわけではありません。決定機を先に決めていればまた違った展開になったと思うので、反省すべき点をしっかりと反省して、あまり悲観しすぎず、残り7試合を一戦一戦闘っていきたいと思っています。
Player’s Comment
34 内田 宅哉
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試合の振り返りをお願いします。
チームとしてチャンスをあまり作れなかったので、そこは見直す必要があるかなと思います。
パス回しのテンポが上がらず、前にパスを入れづらいような状況だったと思います。
相手が引いて守るという感じで、あまり前からプレスを掛けてこなかったので、なかなかスペースがなかったりとか、連携もうまくいかなかった部分が多かったと思います。ああやって引いてきた相手をどう崩していくかというのは、もっとチームで合わせていかないといけないところなのかなと思います。
相手の守備ブロックを崩すために、どう変化をつけようと考えていましたか?
焦れずに、左、右、右、左というようにサイドチェンジをしながら、相手のスペースを見つけてという感じでした。パスの精度、中盤から前に入れるパスの質はもっと上げていかないといけません。そこから相手のディフェンスラインのところにいる味方にパスが入っていれば、もう少しシュートチャンスは作れたと思います。そこになかなかボールが入らなかったので、個人的にもそこは質を高めていく必要があるかなと思います。
相手がラストパスを狙っているような感じもあったと思います。
そこもパスの質というところになると思うんですけど、相手が引いていた分、そういうパスカットからのカウンターというのは相手は狙っていたと思います。そういった相手に対しては、パスだったり、個人技の部分で崩していかないといけないと思います。自分を含めてチームとして、サイドで1対1を作るとか、狭い中でも間を通して前を向いて、ワンツーだったりとか、もっとアイデアを出していく必要があるのかなと思います。
後ろに重たいような感じにもなっていました。疲労の影響もありましたか?
5連戦が終わって、若干重さはあったと思います。ただ、相手も同じ条件だと思うので、そこは言い訳になりません。残り7試合、みんなでギアを上げていく必要があるかなと思います。
今日の結果を受けて順位が5位になりました。
(勝点は)上とそんなに離れていないですし、ポジティブにやっていくしかないと思うので、前を向いてやるしかないのかなと思います。
17 森下 龍矢
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攻撃のスイッチを入れる部分で森下選手の良さは出たと思いますが、なかなかチームとして攻撃に移ることができませんでした。
クロスを2本上げるタイミングがありましたが、両方ともうまくいかなかったので、僕の技術不足なところもあります。後半途中から入ったということで、ボールを縦に動かすことを意識しましたが、それが効果的ではなかったと思っています。
ルヴァンカップの結果を見ても、チームとして悪い状況ではないと思います。ただ、リーグ戦では点が取れていないことをどのように受け止めていますか?
そのあたりは難しいんですが、チーム全体のパフォーマンスよりも自分のパフォーマンスに目を向けたいというのが第一にあります。テクニカルな部分になりますが、真ん中に左利きの選手(マテウス カストロなど)が減ったことで、自分がスピードに乗って背後に抜け出す形が夏以降作れていません。作れていないと自分でわかっているのに今までと同じことをしてしまっているので、そこは一度整理して「もう出ない」と考えて、スピードに乗れない中でどうやって自分の突破を出していくか、考えなければいけないと思っています。
中盤とサイドの連係のところでボールを取られるシーンが多くあったと思います。
なかなかサイドのところで突破できていなかったので、回させられている感じになり、真ん中で喰われたのかなと思います。引かれた時や構えられた時はスピードに乗れません。スピードに乗れなかった時にサイドの選手がどうやって打開していくのか考えなければいけないし、与えられた課題だと思っています。
内田選手・森下選手のコメント、森下選手のコメント全文、永井選手・藤井選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
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