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--：-- KICK OFF
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| − | 後半 | − |
GOAL
Coach Interview
中2日で体力的にしんどかったと思いますが、最後まで全員が闘ってくれたと思っています。中断前の京都（サンガF.C.）戦は、もちろん（天皇杯3回戦のベガルタ仙台戦が）延長戦、PK戦までいったのもありましたが、中3日だった中で試合の入りで受けてしまった部分があったので、今日は同じ轍を踏まないようにと。中2日で移動もあり、日程的にはより厳しい状況でしたが、とにかく立ち上がりから気持ちを出してみんなで闘おうということで、それが先制点につながったと思います。あれは狙いどおりの形でした。ただ、和泉（竜司）がけがをしたのは痛かったです。彼は前回の天皇杯（浦和レッズ戦）で45分しか使わなかったので、できれば今日はいろいろなポジションで最後まで出したいと思っていました。一番キーになる選手が早い時間帯でけがをしてしまったので、中盤は割りきって、代わりに米本（拓司）を入れて、運動量が多い選手を入れて戦おうと。後半は2度ほどビッグチャンスがあって、どちらか1本決めていればもう少し違った展開になったと思います。ただ、（相手に）決定機はほぼ作らせなかったと思っています。最後のところはしっかりと対応できたと思うので、守備陣のしっかりとしたプレーは評価したいと思いますし、交代選手を含めて全員が気持ちを出して頑張った結果がこういう勝利につながったのではないかと思います。国立競技場に多くのファミリーが応援に駆けつけてくださり、（アルビレックス）新潟のサポーターも駆けつけてくださって、本当にいい雰囲気で試合をやれたことは選手にとっても大きなアドバンテージというか、カンフル剤になったと思います。もっとコンディションが良ければ、さらにいい試合、もっと迫力のある試合にできたかなと。ただ、今日は非常に暑い中での中2日ということで、これで勘弁してもらえればなと思います。選手たちは本当によく頑張ってくれたと思います。
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先制点は複数人が連動した形から生まれました。あのゴールの評価をお願いします。
自分たちの一つの形というか、新潟に対しての狙いでもありました。ただ新潟はここ数試合、サイドを割られても中で体を張って、「0」に抑える試合も多かったので、ああいうチャンスを決めきれるかどうかは今日の一つのポイントでもありました。すばらしいゴールだったと思いますし、非常にいい形で先制点を取れたと思います。
前田直輝選手と中島大嘉選手が初めてピッチに立ちました。2人の働きぶりに関してはどのように感じていますか？
コンディションがまだ万全ではないと思うので、これからもっと上げていってもらいたいと思っています。
和泉選手の状態について聞かせてください。
肉離れだと思いますが、程度はまだわかりません。
リーグが終盤戦に入り、タイトルの懸かった局面が出てくると思います。リーグ戦の再開初戦で勝利したことをどのように評価していますか？
中断前は負けて終わって、この前の天皇杯と今回の試合は難しい日程でしたが、選手は気持ちを出して頑張ってくれたと思います。
中2日の日程や暑さ、早い時間の先制点、負傷交代などいろいろな条件が重なった結果だと思いますが、前半であそこまでブロックを敷いて守ることは想像していませんでした。ああいった展開も想定していたのでしょうか？
初めはハメにいって、先制点を取るまではなんとか高い位置で奪おうとやっていました。それほど（ボールを）持たれることもなかったのですが、和泉がけがをして、トップ下を置く形ではなく、3ボランチの5−3−2のようなシステムに変更しました。それからどうしても高（宇洋）のところがフリーになって、持たれることが多かったのですが、ブロックの前で持たれているので、もう割りきってやるしかないかなと。ディフェンスラインの背後を取られたり、サイドの高い位置を取られたりしていたら考え直していたかもしれませんが、持たれるのはもうしょうがないなと。新潟はチームの戦い方としてボール保持をしてくるので、そこは割りきって持たすしかないかなと。1点入っていたのもありますし。同点に追いつかれたらシステムを変えて、後半みたいな形で、あれはなにも言わないで即興で自分たちでやったと思いますが、高い位置に入って自分たちからハメにいくような形にしていました。ああいう形にはいつでも変えられるかなと思いながらも、けが人が出て早く動けなかったので、状況を見ながらと思っていました。
Player’s Comment
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和泉 竜司
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いいプレーをしているだけに負傷交代は悔しいと思いますが、交代するまでの出来についてはどう感じていますか？
相手にボールを持たれる時間が長かったですけど、個人的には攻撃の部分で相手の間に顔を出して、押し込めている時はバイタルエリアに入っていけるように、と意識していました。得点シーンでは（藤井）陽也からパスが来て、ファーストタッチ、そのあともイメージどおりにプレーできました。モリ（森下龍矢）も逆からよく入ってきていました。結局その1点で勝てましたし、みんなで取ったいいゴールだったと思います。
最初はサイドに人数を掛けて崩す形を狙っていたと思いますが、遠中からその回数が減っていったと思います。
守備のところでなかなかハマっている感覚がなくて、どうしても押し込まれる時間が多かったです。奪ったボールをいい形でつないで相手を押し返せなかったので、そこは今後の課題というか。当然、（アルビレックス）新潟がそういうサッカーをするのはわかっていましたし、ある程度持たせてもいいというか、最後のゴール前のところはしっかりと全員で守れて、集中できていたので、悪くはなかったですけど、もう少し押し返すこと。守備で押し返すのもそうですし、奪ったあとの押し返しもそうです。そこは前半よりは後半のほうが多少良くなっていたのかなと感じましたけど、内容に関しては正直良くはなかったと思います。でも、その中でも1点を守り切きって、勝ちきれたというのは、今後優勝争いをしていく上で大事な部分です。前節は京都（サンガF.C.）にラストでやられて負けていますし、今日は国立（競技場）にたくさんの人が来てくれていたので、当然内容も大事ですが、やっぱり勝つことが大事でした。途中から出た選手も含めてチームの全員が勝利のためにプレーして、みんなで勝ち取った勝利だと思います。内容が良くなかったことは当然、みんなわかっていると思いますが、その中でも勝って次に挑めることはチームにとってプラスです。また試合が続きますし、新しい選手が入ってきて、チームにいい競争が出てくると思うので、みんなでいいチームになりながら、一戦一戦勝っていきたいです。
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森下 龍矢
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宣言どおり、詰めましたね。
ずっとグランパスの練習場に来てくれている方々には言っているんですけど、右サイドで崩している時に、左のワイドに張っている時のプレーが全然良くなかったので、どれだけ中に入ってゴールに直接関われるところまでいけるか、というのを今日示すことができて、良かったなと思います。
キャスパー ユンカー選手の前に入りましたね。
ズカズカと、我先にと言わんばかりに（笑）。でも良かったと思います。
最初はプレッシャーがハマっていましたが、だんだんと押し戻されるようになっていきました。
体力的なキツさはあったかなと思います。追ってもうまいので外されるし。もう少しコンディションが良ければ2度追い、3度追いとできますけど、前線もかなりキツそうだったし、後ろもなかなか上げられなかったので、ここは割りきってコンパクトに少し下げながらいこうという話になりました。意思を統一してプレーできたのは良かったなと思います。
後半は形を変えました。
後半は逆に結構いけたシーンが多くて。相手もある程度、疲弊してしてきた中で、相手も攻め疲れじゃないですけど、僕たちが引き込んでいたので、そういったところもあったのかなと思いますけど、後半は自分たちの色を出しながらプレーできたのかなと思います。
ゴールシーンでは冷静に当てましたね。
正直、当たったんですよね（笑）。当てたというよりかは当たったという感じだったので、入って良かったなと思います。でも、いることが大事だと思うので、良かったです。
和泉選手・森下選手のコメント全文、稲垣選手・内田選手・中島選手・前田選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
