明治安田生命J1リーグ 第13節:
鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパス
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AWAY
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GOAL
Coach Interview
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警戒する選手の1人として、鈴木優磨選手の名前を挙げていました。彼への対応に関して良かった点、悪かった点を教えてください。
前半、(攻撃側のファウルにより)やり直しになったシーンも含め、同じような形で失点してしまいました。そこは残念だったと思いますが、それ以外ではタイトに対応してくれたんじゃないかなと思います。
今日はJリーグ30周年記念スペシャルマッチでした。ご自身もJリーグの開幕を知る1人でもありますが、会場の雰囲気も含め、特別な感情はありましたか?
両チームのサポーターがすばらしい雰囲気を作ってくれたと思います。こういう中で試合ができたことに感謝しています。
ビルドアップに関して鹿島にうまく対応された印象です。分析された結果、うまくやられてしまったのか、それとも自分たちのパフォーマンスによるものだったのか、どのように考えていますか?
負けてしまったので、なにを言っても言い訳になってしまうと思います。鹿島のほうが上回ったんじゃないかなと思います。
前半はセンターバックの持ち上がりがほとんど見られなかったものの、後半はそういったシーンが増えていった印象です。
皆さんもわかっていると思いますけど、名古(新太郎)が森下(龍矢)のところをだいぶケアしてきました。中盤が3枚になり、仲間(隼斗)が絞って稲垣(祥)を見る状況で、野上(結貴)がフリーになるシチュエーションが多かったと思います。ただ、野上がオープンに持てず、前半はなかなか持ち運ぶことができませんでした。横パス、バックパスなど、後ろ向きなプレーが見られました。点を取られたあとから、持ち運んで右サイドで数的優位を生かし、押し込む形ができました。そこから逆サイドに展開し、森下の仕掛けから何度かマテウス(カストロ)のクロスが生まれ、キャスパー(ユンカー)のヘディング、米本(拓司)のシュートという形ができました。向こうが対応してきたら、こちらは理解してすんなりとできればさらに良かったと思います。後半はそういった話をして、ディフェンスラインが持ち上がろうと。とはいえ、植田(直通)にしても関川(郁万)にしても強いため、シンプルに上げてもはじき返されてしまいます。もう少し崩す形を作らないと、今日の鹿島から点を取るのは難しかったと思います。
Player’s Comment
6 米本 拓司
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今日のゲームの印象は?
(ヴィッセル)神戸戦と似たような感じだったと思います。それでもあそこは我慢しなければいけませんでした。VARでゴールが取り消しになったあと、またセットプレーでやられてしまったので。集中しなければいけません。
守備がうまくハマらなかった印象です。
神戸戦のように、俺と(稲垣)祥の上を越えて、セカンドラッシュして。中途半端な位置ではなく、結構深い位置に入れられていたので、ショートカウンターを出せなかったです。スカウティングされたところでもあると思いますけど、球際で負けていたらなにもならないと思います。
ビルドアップでは、米本選手へのパスコースが切られ、組み立てにおいてやりづらさを感じたかと思います。
後ろの3枚を(相手に)2枚で見られていたと思います。サイドがもう少し運べれば良かったかなと。試行錯誤しながら、僕が下がったりもしたんですけど、ハル(藤井陽也)が(相手の)サイドハーフに仕掛けられるようになればモリ(森下龍矢)のところで1対1になっていたし、俺への横パスも選べるようになったと思います。後ろで回しすぎてしまったかなと。途中からガミ(野上結貴)が運ぶようになってから押し込めるようになったと思うので、もう少しハルに言ったり、僕が下がったりできれば。映像を観ないとわかりませんけど、そのあたりを考えながらやっていた感じです。
4 中谷 進之介
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中谷選手自身は相手のアタッカー陣にやられている印象はありませんでした。
うーん、もっと僕たちがボールを持った時に効果的なところを使えたらなと。相手のFWにはやられていないですけど、失点しているので。2失点目に関しては僕の対応が中途半端でしたし。
長谷川健太監督は「左右のDFの攻め上がりが足りなかった」と話していました。
(ディエゴ)ピトゥカ選手がマテウス(カストロ)にマンツーマンでついていたので、ボランチのどちらかがフリーになる状態で、うちの藤井(陽也)と野上(結貴)選手もどちらかがフリーになる状態だったので、そこからの攻め上がりというのは必要でしたけど、どうしても一発で裏を狙うという意識が強すぎて。押し込みながら、中盤を使いながら攻め上がっていくというところが足りなかったかなという印象です。
国立競技場での試合はいかがでしたか?
すばらしかったです。負けはしましたけど、5万6千人以上の方が来てくれて特別な雰囲気がありましたし、日本人のサッカー選手にとって“聖地”みたいな場所なので、すごく良かったです。
リーグ戦では久しぶりの敗戦になりました。
上にいけるチャンスはあるし、上に力もあると思っているので、ここで沈まずに。まだ2敗なので。どれだけ連勝できるかだと思うので、そのためにはまずは沈まないこと。本当にそれが一番大事だと思います。今日出た課題は明確なものがあるので、それをしっかりと克服しながら次につなげていきたいと思います。
米本選手・中谷選手のコメント全文、
森下選手・永井選手・稲垣選手・藤井選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
MATCH