明治安田生命J1リーグ 第8節:
川崎フロンターレ vs 名古屋グランパス
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AWAY
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GOAL
Coach Interview
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等々力陸上競技場では、グランパスとしては2012年以来、監督としても2018年以来の勝利でした。ようやく壁を乗り越えたと言えるかと思います。
一つ大きな壁だったというか。FC東京時代、多摩川クラシコでボコボコにされたことも多々あったので、川崎に勝つ術はないのかなといろいろと自分の中でも探しながら、ここ数年やってきました。その中で、こういう形で結果を出せたというのは、今まで少しずつ積み上げてきた部分が間違っていなかったということだと思います。これからどれだけ磨きを掛けていけるかどうかだと思います。一度勝ったからといって誇れるものはなにもないですが、そのくらい大きな壁と言えるチームではありました。勝ったあとは「こんなものか」と思うのですが、徐々にうれしさを感じると思います。帰りの新幹線は、ニタニタ笑いながら帰るのではないかなと思います(笑)。
先日の浦和レッズ戦では、交代カードを切る決断が難しかったと思います。今日は早いタイミングで交代に踏みきりましたが、意図を教えてください。
勝っていたので。酒井(宣福)を入れて、しっかりと前線で潰れ、起点になってほしいなと。その中でチームとして3点目を狙っていましたが、キャスパー(ユンカー)と永井(謙佑)はお役御免ということで、あの時間に交代に踏みきりました。
前半終盤はうまくビルドアップができない状況で、流れが行ったり来たりしていた部分もあったと思います。その中で、あの追加点は大きかったと思いますが、いかがでしょうか?
川崎相手には行ったり来たりの展開がいいんです(笑)。行ったり来たりしないと点にならないので、行ったり来たりの展開に持ち込むことが大事でした。
これで前線の3トップ全員が得点を挙げました。
やっとマテウスも点が取れたので、その3人に加わる選手という部分に次のルヴァンカップで期待したいと思います。
カウンターを狙う上で、どこでボールを奪うかが重要になると思います。奪いどころについて聞かせてください。
詳しく話すこともできますが、また次の対戦がありますし、調子に乗ってベラベラとしゃべって次にそれが使えないということもあるので、なかなか簡単には言えません。ただ、うちの3トップを生かす展開に持ち込むには、今言ったように行ったり来たりの展開がないと(いけない)。ずっと押し込まれた展開になると攻撃にならないので、取ったあとにどこを起点にできるかどうか。そういう意味では、永井(謙佑)やキャスパー(ユンカー)が攻撃の起点になってくれたと思います。川崎がいろいろと手を打ってくるだろうと思っていましたが、4枚替えしようとしていた中で向こうに得点が生まれました。最後の最後まで展開がわからない中で、どうしなければいけないのか、選手たちと話して準備をしたので、最後までチームとしてバランスを取りながらできたと思います。川崎の精度に助けられた部分もありますが、うちの選手も川崎の「どこを」というところをしっかりと理解して闘ってくれたと思います。そういう意味で、鬼木(達)監督は途中で家長(昭博)を外してフレッシュなメンバーを入れ、なんとか活路を見出そうと手を打ってきたのではないかと思います。
Player’s Comment
10 マテウス カストロ
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今シーズン初ゴールで勝利に貢献しました。
初戦からずっとゴールを狙っていましたが、惜しいところまでしかいかずにチームの勝利に貢献することができていませんでした。そういった中で今回勝利に貢献することができてすごくうれしいです。
見事なゴールでした。
あのコースは試合中のプレーでも、セットプレーでも狙っているので、自分にとっては慣れているコースです。今日はチームの勝利に貢献することができたのがうれしいです。
待望の1点を取れたことでこれからも取れそうですか?
そうなることを願っています。前線の選手が結果を残してくれているので、自分もそれに絡んで、結果を残していきたいです。
77 キャスパー ユンカー
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試合の振り返りをお願いします。
非常に難しい試合でしたが、チームとしてハードワークして、結果をものにできて良かったです。前半からチームとしていいパフォーマンスを見せて、いくつかビックチャンスを作ることができて、それが得点に結びついてこういう結果になったと思います。チームとして一つになって闘うことができたと思います。
見事なカウンターから先制点を奪いました。
チームとしてボールを奪ったあとにいかに前に進んでいくかを一つテーマにしていました。そういった意味でもいい形でした。永井(謙佑)選手がすばらしいパスをくれたので、僕はそのボールをネットへと導くだけというか、ネットにパスをするだけ、という形でした。
ここまでの試合では永井選手へのアシストもありました。プレーしやすい感覚はありますか?
永井選手とはシーズンの初めからいいコンビネーションができていました。彼がボールを持った時に自分がスペースにいくことでパスを出してくれるという信頼感もあります。ただ、今日はなんといってもマテウス(カストロ)選手がゴールを決めたことです。彼ともいいコンビネーションができているので、彼にゴールという結果が出たことをうれしく思っています。
今日の試合でJ1通算50試合出場となりました。
それは今知りました。日本という国、Jリーグという舞台でそういった数字を残せたことは非常にすばらしいことです。今日は勝てたことに満足しているので、リラックスして、この勝利を噛み締めたいと思います。
マテウス選手・ユンカー選手のコメント全文、
中谷選手・藤井選手・米本選手・森下選手・ランゲラック選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
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