MATCH
第102天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦:
名古屋グランパス vs ツエーゲン金沢
Coach Interview
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先制ゴールのPKを獲得したシーンは、相馬選手の仕掛けからでした。前半から相馬選手が良い仕掛けを見せ、それが得点につながったかと思いますが、今日の評価をお聞かせください。
前半から相馬が左サイドである程度イニシアティブを取れる状況でしたので、相馬のところをどんどん使うようハーフタイムに話をしました。本当に良い形で裏へ抜け、前半からの繰り返しという部分の仕掛けで、結果的に相手の松田選手からPKを獲得しました。本当に今日、相馬が良い仕掛けをしてくれたと思いますし、阿部も簡単ではなかったと思いますが、しっかりとPKを決めてくれたと思います。
先制してからマテウス選手やレオシルバ選手を投入しました。形も変えながらだったと思いますが、先制してからの守りという部分ではどう評価されているのでしょうか?
守りという意味ではなかったですし、本当はもう1点を取ってゲームを終わらせるという考えがあったのですが、もう1点が遠かったです。そこは金沢の選手もホームで一矢をという考えで、最後まで集中力を切らさず闘ってきたと思いますので、簡単に次の1点というわけにはいきませんでした。
試合前の会見で中途半端に闘わないようにという話をされていましたが、それを考えても今日は前半の試合への入りから良かったのではないでしょうか?
しっかりとつなぐところはつなぎ、切るところは切るという形で先日の試合の反省をいかしてくれたと思います。金沢が前線からくるのは分かっていましたが、そこで簡単に蹴ってしまうと金沢の戦術に乗ってしまうので、外すところは外すというところで前半からしっかりと動かせたことが金沢の選手の足を少しずつ奪うことになったと思います。ただ、フレッシュな選手を次々と送り込み最後まで危ないシーンを作られましたし、柳下監督は本当に素晴らしいチームを作っているなと感じました。
確認ですが、試合のスタートの形は3-4-3という形だったのでしょうか?
はい、あのメンバーならやれるので。金沢がどちらの形でも相手をみながらという考えでしたし、金沢も今日は4バックの形でしたが、2回戦では3バックでジェフ千葉と戦っていました。そういう意味で、少し偵察という意味で、ああいう形でスターティングメンバーを書きました。
Player’s Comment
11 相馬 勇紀
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前節の悔しい敗戦があって今日の試合を迎えました。
連敗しないことはリーグ戦を闘う上で大事です。1年間闘っていく中でああいうゲームもあるので、うまく切り替えられたかなと思います。ただ、前半に3点取られて、悲しんでいる親子の姿が映像で流れてきたので、「申し訳なかったな」とすごく思いました。プレーで笑顔にすることが僕らの仕事でもあると思うし、自分たちが楽しんでサッカーをすることで勝つというところにもつながってくると思うので、そこはより意識しました。
いい仕掛けから先制点につながるPKを獲得しました。
前半にドリブルで仕掛けていた分、後半は相手が足元に食いついてきたところでいいスルーパスがきました。ファーストタッチで相手に取られず、ペナルティーエリアに侵入できる一番いいところに置けたことがPKにつながったかなと思います。
ファウルを受けなかった場合のイメージはいかがでしたか?
巻いてファーサイドのゴールネットに打てたので、シュートを打とうと思っていました。(相手が)結構強めにきているのがわかったので、わざと少しスピードを落としたら突っ込んできたという感じでした。
7 阿部 浩之
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1−0で勝利しました。
勝ちが最低限の結果だと思っています。ただ、決定機の数を考えると、点が少なかったです。チャンスが増えてきたことはポジティブな材料ですけど、ゴール前での質に関しては僕を含めてまだまだだなと。もう少し工夫できれば、点が入ると思います。チャンスを増やすことに加え、ゴール前での質を上げること、最後の質にこだわることはチームとして必要なことだと思います。
決定機でブロックされることが多くありました。工夫することがゴールにつながると考えていますか?
シュートの質というか、いいところにいい威力で蹴ることができれば、DFに触られずに入れられると思います。ポジショニングに関しても、もう少し角度をつけたり、前後数センチ動くだけで相手の足が届かなくなることもあります。そのあたりは外した選手自身が感じていることだと思うので、修正していく作業が必要になります。ボールが変わったことで合わせるのに難しさを感じたところもあると思いますけど、ゴールを取るか取らないか、という勝負なので。1点しか取れなかったことは残念でした。
PKを冷静に決めました。
そうですね、(相手)キーパーが早く動いたので。決められて良かったです。
相馬選手・阿部選手のコメント全文、柿谷選手・内田選手・石田選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSに掲載
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