明治安田生命J1リーグ 第11節:
名古屋グランパス vs 京都サンガF.C.
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GOAL
Coach Interview
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特に後半は相手ゴール前でのシーンを多く作っていましたが、なかなか決められなかったことに対し、もう少し人数が必要だったりなど、さらにチャンスを広げるために何かが足りなかったとお考えでしょうか?
シュートを18本打っていますが、(得点は)セットプレーの一発だけでしたので、色々な施策はしていますが、それが身を結ぶよう日々のトレーニングを続けていくしかないと思います。ゴール前への入り方もだいぶ良くなっているので、あとはなんとか、もちろん相手も必死になってゴールを守ってくるなかで決めきる力をチームとして持たなければ、勝ち切れないと思います。
マテウス選手の動きは、今日はゴール前で合わせるシーンなどフォワード的な動きが多くありましたが、そのことについてはどう印象をお持ちでしょうか?
セットプレーでのゴールだったり、現状ではグランパスで一番得点をとっている選手ですし、フォワードというポジションにも少しずつ慣れてフォワードらしい動きをしながらチャンスメイクも。酒井がやっと戻ってこられたので、今後は金崎や酒井のような本職のストライカーの選手が結果を残す形になってきると、チームとしても乗ってくると思います。彼らの奮起を待ちたいなと。だいぶチャンスは作れるようになってきているので、あとは仕留める部分を突き詰めたいと思います。もちろんセットプレーも、数多くありましたので、そういう部分での微調整もしていかなければいけないと思っています。
今日もコーナーキックが多くありましたが、決め切ることができませんでした。今シーズン、まだコーナーキックからの得点はないかと思いますが、そのあたりで改善するべき点はあるとお考えでしょうか?
コーナーキックから(相手の)オウンゴールはあったと思うのですが、直接合わせてというシーンはなかなかありません。マテウスの軌道が独特な軌道なので、味方も敵も合わせ辛いということもあると思いますが、本数が多くありましたのでなんとか、後半に酒井が合わせあわやというシーンが、ああいうシーンが出てきたということは半歩前に進むことができたと思います。しかし、もちろんセットプレーの精度も上げなければいけないと思いますが、チャンスで決め切るということにセットプレーも合わさってくることで複数得点がうまれてくると思います。セットプレーの精度を上げることは大切ですが、(それ以外の)流れの中のチャンスを決め切るということを、もっとやっていかなければいけないと思います。
良いゲームをしながら勝ち切れない、流れとしては良くないことにも感じますが、監督として良い試合をしながら結果が出ないことはどう捉えているのでしょうか?
良い時に勝ち切るということが一番良いことですし、良いゲームをしても勝ち切れないことが、今の順位に沈んでいる大きな原因だと思っています。ここをなんとか前へと持っていけるようやっていくしかないと思っています。特効薬は無いと思っていますし、一人ストライカーがあたってくれば乗ってくると思いますし、そういう刺激をチームとして与えつつ、そういう展開に持ち込めるようにしていきたいと思います。
速攻という部分で、複数の選手がスプリントをして相手ゴールへ迫るシーンが何度かありました。ディフェンスラインの選手も前へと走っておりスピード感がある試合でしたが、そのことについての手応えと、そこから得点につなげるために何が必要だとお考えでしょうか?
前半に中谷が深い位置まで上がりクロスを上げるなど、最後の精度が少し足らずコーナーキックとなりましたが、ディフェンスラインからも積極的にゴールを狙うということと、その時のリスク管理もしっかりとできていると思います。後ろの選手も何度かチャンスをたくさん作ろうと前線に枚数をかけていたと思います。あとは、最後のラストパスや、レオ(シルバ選手)なんかはドリブルで切れ込んでシュートを打ったり、タッチがあと少し合えば仕留めることができたと思います。ミドルシュートもでるようになってきて、クロスからニアサイドへの入り込みなどあともう一歩のところまではきていますので、引き続きやり続けるしかないと思っています。
Player’s Comment
10 マテウス カストロ
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先制点となったフリーキックは、過去にも決めたことのある角度からでした。蹴った時の感覚はいかがでしたか?
壁もいましたが、相馬(勇紀)がパスを出せる位置に立ってくれたおかげで、壁の横を通るコースに蹴ることができました。自分が予想したとおりにできました。
ポストプレーなど、センターフォワードのようなプレーも見られました。どのような意識でプレーしていましたか?
もともとやっていたサイドと比べると、ディフェンスの面でそこまで関わらない代わりに、自分たちが回復する時間に使うことができます。サイドでのプレーと類似している動きもあるので、そこに関してはやれていると思います。
スタジアムに集まったグランパスファミリーのリアクションも見られたと思います。
時間が掛かりましたが、ああやって大勢の方が来てくれました。自分たちから見てもスタンドがきれいです。大勢の方がいてくれたおかげで熱い試合ができました。最後の1秒まで応援してくれた皆さんには感謝しかありません。
4 中谷 進之介
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今日の試合の手応えはいかがですか?
内容的にすごくいいものとは言えないですが、アグレッシブに闘うというところはよくできていたと思います。後半は決定機が何本もありました。今までの試合と比べると良かったと思います。ただ、結果を求めないといけないので。内容が良くても……というところだと思います。
相手の攻撃に対する、守備の対応はいかがでしたか?
僕とマルくん(丸山祐市)の後ろを狙ってくるというか、うまく武田(将平)選手からボールが出ていました。それが嫌だったので、若干構え気味というか、いつもよりは捕まえずに。ただ、ボールにいく時はしっかりといけていたと思います。右サイドの守備は、やるごとに僕とモリ(森下龍矢)と(稲垣)祥くんの関係が良くなってきていると思います。3バックをやり始めた時よりも、コンビネーションやコミュニケーションはよくできていると思います。
37,068人の入場者が豊田スタジアムに集まりました。どのような戦いを見せられたと思いますか?
先ほども言いましたが、勝ちを届けたかったというのが正直なところです。2018年に僕が加入した時期はすごく入場者が多くて、44,000人くらい入っていたと思います。そういうグランパスを見ているので、コロナ禍が終わったタイミングで、皆さんに来てもらえるようなサッカーをしないといけないと思います。僕たちが魅力あるサッカーをやっていかないといけないという思いが強いです。
マテウス選手・中谷選手のコメント全文は、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
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