明治安田生命J1リーグ 第9節:
鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパス
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GOAL
Coach Interview
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今日は前回のルヴァンカップに続き3バックを採用し安定した守備ができていたと思いますが、このシステムを採用した意図と評価をお聞かせください。
前回、手応えを感じることができたことと、いろいろな選手の状況、日程という部分も加味してこう舵を切った方が良いと判断し、今日も3バックを採用しました。非常に後ろが重くなりすぎず、出るところではしっかりと出ることができていたと思いますし、好調な鹿島を相手にこういう形で試合をできたということには手応えを感じています。
チームとしてすごくメリハリのある戦いができていたと思いますが、対鹿島ということで何か策があったのでしょうか?
鹿島はシンプルに前線の個の力を生かしてくる印象があり、試合はゼロでずっと進みましたが、やはり一発というものが怖い印象がありました。そういう意味で最後まで集中力を切らさずに、3バックを含め全員が高い集中力を保っていたことが無失点に繋がったと思います。これを次は勝利に繋げられるようしっかりとトレーニングをしていきたいと思います。
1点を取るという部分では課題が残りましたが、それでも今日の勝点1というものは評価に値するのではないでしょうか?
勝点1で満足しているわけではないので、これを勝点3にもっていけるよう、コンディションを見ながら準備をしていきたいと思います。
押し込まれると5バックのような形となって耐える展開になりますが、後半もしっかりとラインを保ち戦えていたと思います。監督してラインコントロールはどう考えていたのでしょうか?
守るためのシステムではないので、5バックで守るというシステムではなく後ろが3枚になってもしっかりと攻められるという準備が少しずつですが、いままで継続した部分があるうえで、形は違ってもやることは継続していますので、選手もその意図をしっかりと汲んで対応してくれました。システムが変わっても攻撃の狙いが大きく変わるわけではないので、選手たちもそこは理解しながら対応してくれていたと思います。
マテウス選手の起用が戦術の一つだと言えるほどの活躍だったと思いますが、今日の評価をお聞かせください。
鹿島のディフェンスの圧というものを感じていたと思いますが、その中でしっかりと時間を作ったりチャンスメイクをしてくれていました。これを続けていくことがゴール、または勝利に繋がっていくと思いますので、今後も彼の活躍はもちろん期待したいと思います。
Player’s Comment
4 中谷 進之介
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鹿島を無失点に抑えました。
前半はすごくいい闘いができたと思います。取ってからカウンターを仕掛けるシーンも何度かありました。ただ、後半あのような戦い方になってしまったのは反省しなくてはいけません。後ろは3枚、5枚というやり方なので多少(後ろに)重くなってしまうところはあるんですけど、もう少し押し出していけたのかなと思います。とはいえ、チーム全体が闘えていましたし、アグレッシブにできたのかなと思います。
メリハリのある守備を意識していたのでしょうか?
そうですね。3バックだったのでいつもよりも前に出ることができます。いくところといかないところがはっきりしたと思います。モリ(森下龍矢)が結構いいタイミングでスイッチを入れてくれていたので、守備がハマっていたのかなと思います。
ウイングバックの判断がはっきりできていたように思います。
相馬(勇紀)とモリは走りたいというか、走ることを苦にしない選手で、運動量もあります。彼らへの後ろのついていき方が良かったと思います。
丸山祐市選手の復帰も含め、しっかりとしたディフェンスラインができてきているかと思います。
マルくんが1年ぶりぐらいに帰ってきました。いい流れでというか、いいチームワークでやっていけたらいいなと思います。
15 稲垣 祥
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システム的に役割が明確になる面もあるのでしょうか?
そうですね。はっきりしやすいと思います。ワイドの選手にしても、それぞれの特長が出しやすいのかなと。ただ、フォーメーションは違っても自分たちがやろうとしていること、方向性を変えたわけではないですし、変わってもいません。ピッチ内での現象がクリアになったというイメージですかね。
今日の試合で、ウイングバックは下がったあとになかなか前に出ていけなかったように思います。
試合は相手があってのものですし、一概にそれを悪いとは言えません。(ルヴァンカップ第4節サンフレッチェ)広島戦は、相手も5バック気味でしたけど、ワイドの選手は相手のウイングバックを前に出させないために高い位置を取ってきていました。今日の相手は4バックでしたから、サイドバックを引き出して裏のスペースを狙ったり、そういった相手との兼ね合いもあるので、一概に悪かったとは言えないかなと。
速攻を仕掛ける際に、前に選手がいない状況もあったかと思います。
そのあたりは積み重ねて、自分たちの形、リズムを作っていかなければいけません。シーズンをとおして右肩上がりに成長していけるチームでありたいと思います。
今日は中盤の組み合わせが変わりました。3選手の連携はいかがでしたか?
立ち位置やバランス感覚がそこまで変わっているわけではありません。違和感なくやれたと思います。
中谷選手・稲垣選手のコメント全文、ランゲラック選手・丸山選手・藤井選手・仙頭選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
MATCH