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---- KICK OFF

前半
後半

Coach Interview

まず前半が、あれだけ相手のディフェンスラインにプレスを掛けられない、距離感も悪く我々の中盤とディフェンスラインの間のスペースを好きに使わせてしまう流れで、ああいう形(無失点)で前半を終わったことは結果としては助かったと思うしかない、すごく悪い内容でした。試合へのアプローチとしては良くないゲームでした。

後半、修正をかけ全く違う流れとなりリードを奪った場面もあったのですが、セットプレーをきっかけに、そこまで後半は我々から相手に何かを与えることはなかったのですが、素晴らしいゴールを決められたところから流れが変わってしまいました。試合全体を振り返りこうしたかったということを言えば、後半の入り方を前半からやりたかった、それだけ大事な試合だという感覚を持ってやってもらいたかったという思いはあります。

  • 今日は相手に与えたセットプレーが多く、そこからの失点となりましたが、守備での問題があったのでしょうか?

    普段、ファールをせずにボールを奪うということをチームとしてうまく出来ていたのですが、今日はかなりの本数で長いボールをきれいにクリアさせない、こぼれ球には人数をかけ奪いにくるということを相手に徹底してやられました。そこから相手にセットプレーの機会を与えてしまったということは結果としてあると思います。

    今日の結果で、来季のACLへ自力で出場可能となるリーグ戦3位以内がなくなりましたが、そのことについてどうお考えでしょうか?

    今日の試合もそうでしたが、次の試合でも、ACLへの出場がどうではなく自分たちがやるべきことをしっかりとやる、その中でまだ自分たち試合ではありませんが、他の結果(天皇杯)によってはその可能性もありますし、我々ができることは最終節を全力で闘うことです。そのため、しっかりと最高なゲームをするための準備をしたいと思います。

Player’s Comment

8 柿谷 曜一朗 柿谷 曜一朗

  • 苦しい試合となった中、ご自身のゴールで一度はいい流れをつかみました。得点後の試合展開も含め、今日のゲームをどのように捉えていますか?

    セレッソ大阪にとって特別な選手が引退するということで、前半から気合いが入っていたように思います。その中で「自分たちが準備してきたことをしっかりと出そう」という意識で試合に入りました。相手は圧力を掛けてきましたけど、うまく守れていたと思います。クリアミスであったり、少しのズレはあったと思いますけど、前半をゼロで抑えて、ミーティングも含めて修正して後半に入ることができたかなと。ボールを持たれる時間は長かったかもしれませんけど、焦らずプレーできていたと思います。

    ゴールシーンについてお聞きします。あの瞬間の閃きでああいったシュートを選択したのでしょうか?

    そうだと思います。シン(中谷進之介)のボールタッチが大きくなった時、ピッチが濡れていることもあっていい感じで僕のところに転がってくると思いました。他にもシュートを打つための選択肢があったかもしれませんけど、結果的に入って良かったです。

    大久保嘉人選手とのユニフォーム交換は実現できましたか?

    このあとするつもりというか、してもらおうと思います。ただ、嘉人さんの子どもたちも観に来ていますし、僕がもらうのも少し違うのかなとも思っています。どうなるかわかりません。

    大久保嘉人選手のホーム最終戦で、すばらしいゴールを決めました。あのゴールは柿谷選手から大久保選手に送るメッセージだったのかなと感じました。

    ドラマ風に言うと、僕に嘉人さんが乗り移ったかのようなゴールだったと思います。大久保嘉人という選手は、数々のすばらしいゴールを決めてきて、僕はその姿に憧れてプロになりました。このピッチでそれを表現できたと思います。ただ、それとは別に先制しながら2点を取られて負けてしまったことがすごくショックです。チームとしてACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場権獲得を目標としてきて、僕だけが特別な想いを持っていたわけではありません。すばらしいスタジアム、すばらしいピッチでゴールを決められたことはうれしいです。でも、追加点を取れず、後ろに重くなってしまいました。相手の圧力が強かったのも理由として挙げられますけど、早く修正しなければいけないなと思っています。

そのほか稲垣選手、吉田豊選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。

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