明治安田生命J1リーグ 第30節:
名古屋グランパス vs 大分トリニータ
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GOAL
Coach Interview
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今日はメンバー選考を含め予定したゲームができたのではないでしょうか?
攻守両面においてどういう形を作るべきかというところで、決めなければ得点にはなりませんが、ずっと押し込んだ展開でした。ただボールを持たされたというわけではありませんでしたし、ポゼッション率の数字も高いなかで良い形をいっぱい作り、いくつチャンスがあったかということではありませんが、数え切れないくらいずっと攻めていた、前半は特にそういう時間帯がありました。その中で相手の良いところ、クロスを上げさせては危ないということは分かっていたのでそこを抑える、ファールの数を見ても名古屋が何度ファールをしたかという部分でも少ない数字でしたし、フリーキックを与えれば相手には背の高い怖い選手がいますので、そういう部分も含め気をつけて闘えたのではないでしょうか。すごく試合への入り方を理解し闘ってくれたと思います。
今日でJリーグでの年間無失点試合の記録(19試合)を更新しました。その感想と、要因についてお聞かせください。
今日のような形で1-0が2-0、3-0で終わってもおかしくない試合をやりながら、そういう記録が出たことは良いと思います。もちろん失点しても我々に得点が入っていればいいのですが、相手(の守備)がいいと守り切られてしまうこともあります。もしくは、0-0の状況からまさかの一発をくらってしまったり、1-0でリードしていても最後にということは、今日も得点の形としてはあり得ることでした。そういった中で、堅い守備がしっかりとできることは武器として機能していますし自信を持って良いこと、評価できることだと思います。
今日の勝利で監督自身としてもJリーグで通算100勝を達成しましたが、その感想をお聞かせください。
明確できりの良い数字である100勝ということで、次は101勝、102勝と一つずつ積み重ねていきたいという気持ちがありますが、これまで何一つ簡単な勝利はありませんでした。日本のJリーグは勝つことが難しいリーグだと思います。そこで、そういう数字を残せたことは嬉しく思います。この数字をもっと増やせていける感触のあるチームを、選手とクラブと一緒に築けていると思いますので、より勢いを伴いこの数字を伸ばすことができるよう、日々の仕事をしていきたいと思います。
Player’s Comment
15 稲垣 祥
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試合の振り返りをお願いします。
前半の早い時間に先制できて、それが結果的に大きな1点になりました。試合の進め方はリードしたら進めやすくなりましたけど、そこから後半も含めて押し込まれる時間が結構多かったと思います。そこは反省しなければいけないところでもありますが、連戦をずっとやってきてそれぞれのコンディションが100パーセントではないという中で、それぞれが粘りながらやれた部分はあると思います。あとは外から観ているだけではあまりわからないようなレベルで、ピッチ上で微調整しながらやっていて、それがいい方向に出て手応えを感じながらやれていたので、そこはチームとして成長できているかなと思います。
ゴールシーンの振り返りをお願いします。
正直あまり覚えていませんが(笑)、あそこまで味方の選手それぞれがプレーを続けて、最後はいいところに入っていけるという自分の特長が出たかなと思います。なんとなくこぼれてくるかもしれないというわずかな可能性を信じてあそこまで詰めるというのは自分として大事にしているところです。今日は結果的にああいうふうに転がってきましたが、転がってこないことのほうが多いくらいなので、ラッキーだったと思います。
先制点を取ったあとにもチャンスを多く作りましたが、追加点を奪えませんでした。
もちろん追加点を取らないといけないですし、自分たちの力を考えれば取る力はあると思うので、しっかりと突き詰めていかないといけません。ただ、そういう時もあるという中で後ろがしっかりと粘りながら「0」で抑えるというところは、自分たちの良さだと思うので、そこを出せて良かったと思います。
今シーズンの無失点試合数が19試合になり、Jリーグ記録を更新しました。
今言ったところと少し被りますが、もちろん守備陣に能力の高いすばらしい選手がいて、ミッチ(ランゲラック)もなにも言わなくてもわかるとおりすばらしいGKですよね。そういった選手がそろっているのが前提にありながら、前線の選手がしっかりと守備のところでも気を利かせてくれている部分が多いので、そこは後ろの選手としてすごく助かっています。チーム全員で闘うことを監督がしっかりとこのチームに落とし込めているところがそういった記録につながっていると思います。監督自身も今日(Jリーグ通算)100勝目なので改めておめでとうと言いたいです。これから共にタイトルを獲っていきたいという想いが強いです。
稲垣選手のコメント全文、ランゲラック選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
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