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---- KICK OFF

前半
後半

Coach Interview

守りっぱなしの試合となれば、何点でも取られてしまう可能性のある相手との試合でした。こちらもどんどん攻めていこうという姿勢が試合開始直後から見られ、チャンスを作りながらものにできず、相手にはポストに当てられるシーンも作ってしまいました。ただ、ずっと見応えのある素晴らしいサッカーの試合として、お互いが闘っていたのではないでしょうか。その中で我々がしっかりと決めるところで決められ、前回の対戦のスコアも(結果に)乗ってきますので、より相手は大量得点が必要な状況になり、後半はよりスペースがありました。そこでもっと追加点を取ることができるサッカーができれば良かったのですが、今日の試合をトータルで見ると、突破することが目標でしたし、10年ぶりにベスト4に進出したということを先ほど聞きましたので、クラブによっても良い結果だったのではないでしょうか。

  • 今日は木本選手の起用方法が大きな要素だったかと思いますが、彼を先発で起用した意図と、あのポジションで起用した理由をお聞かせください。

    けがから戻った選手も増えてきましたし、そういう選手を実戦の中で起用したいということも含め、木本もある程度長い時間プレーさせたいという考えがありました。疲労の具合を考えても今日は、米本を開始から起用したくないという考えもあり、木本に開始からボランチの位置でプレーしてもらいました。あとは選手を代えながらになりますし、最初は4-3-3で入り試合の途中で4-2-3-1という形にしました。最後は、相手がフォワードの数を増やしてきたこともあり3-4-3で必要なら両サイドが下がり5枚での守りの形にもなれるよう、中央を2人ではなく3人で守るということも含め形を変え、あとは疲れの見えた選手も代えながら交代枠を使う流れでした。

    柿谷選手が負傷で交代したことが分岐点になったかと思いますが、あの場面でチームにはどのような指示を出されたのでしょうか?

    あの時間帯で、クバ(シュヴィルツォク選手)も投入しなければいけないという判断で、どう起用するかを考え、前田には彼(クバ)の分もしっかりと走ってもらうことで、4-2-3-1という形とし、クバには真ん中にいてもらい、その周りを前田が走りカバーする。クバには真ん中でどっしりと構えてもらうという形でやっていこうと話しをしました。柿谷については、どういう状態なのか私も早く知りたいですが、いまはもう検査に行っていますし、状況が分かり次第みなさんにしっかりと伝えたいと思います。

    鹿島アントラーズというチームを相手に180分間、リードを奪い相手をゼロに抑え切ったことも大きな価値があるかと思いますが?

    最初の総括でも話をさせていただきましたが、チームとして10年ぶりに準決勝に進出するための相手が鹿島アントラーズで、日程的にも短期間で2試合を戦うことがシーズンの流れでした。非常にクラブにとって価値のあることでしたし、準々決勝を突破した、鹿島相手に2試合連続でこういうスコアで結果を出せたことは2倍、3倍の喜びを感じるべきかと思っています。

Player’s Comment

15 稲垣 祥 稲垣 祥

  • 2−0とリードした状況で今日の試合を迎えました。どのようなゲームプランで試合に臨みましたか?

    チームとして受け身にならないよう、相手を受け入れすぎず、主体的に、アグレッシブさを忘れずにやろうと共有して試合に入りました。

    優位な状況にありながら、「目の前にある試合を闘おう」と意志を統一できていたのでしょうか?

    そうですね。そこは監督が選手に向けて戦術プランとともに提示してくれていました。そういった意識を全員が明確に持っていたと思います。

    2試合連続となるゴールを決めました。得点シーンを振り返ってください。

    1人少ない状況ではありましたが、一瞬の隙ができ、マイナスにいる僕を味方(マテウス)が見てくれていました。自分の得意な形でもあったので、うまく流し込めて良かったです。

    今日の勝利により準決勝への勝ち上がりを決め、決勝戦進出も見えてきました。改めて今後への意気込みをお願いします。

    今年はなにがなんでもタイトルを獲りたいと思っています。チームとしてもっと成長しながら、優勝を目指してやっていきたいです。

そのほか稲垣選手のコメント全文は、ランゲラック選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。

  • insidegrampus

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