Coach Interview

シーズン半ばのこの時期、これから後半戦が始まるというタイミングでどういう内容のサッカーだったかというコメントを皆さんも気になるかと思いますが、試合前から、この試合に対しては突破することが全てで、どういった内容のサッカーをやりたいというアイデアをこの港サッカー場へ持ち込んでやることは間違いだと考えていました。とにかく気持ちの面で負けない、相手に競り負けない、全て主導権を握ると、どういったサッカーができるかということを実現できるグラウンド環境ではないことは分かっていました。そういった部分を選手たちが、自分たちの本来のスタイルということは一切考えず、このグラウンドにあった今日の試合に勝つために、相手に一切チャンスを作らせないということを考えたサッカーを続けてくれたと思います。その中でリードを奪い、そのあとも具体的には柿谷のチャンス、シャビエルのPKもありましたので、そこでもっと楽な試合展開にできれば良かったのですが、それができなかった中でも最後まで集中を切らさず守り切ってくれました。繰り返しますが、突破したことが全てですし、この難しいスタジアムでそういうサッカーをやりきった選手を讃えたいと思います。

  • 今日はセットプレーからの得点、それ以外のセットプレーでも迫力がありましたが、準備も含め今日のセットプレーでの評価をお聞かせください。

    先ほども話しましたが、こういう試合展開になるということは、私がというよりは、このグラウンド条件でそうなることは誰もが予想したと思います。その中でセットプレーは明らかに大事な要素を持っていると思っていましたし、しっかりと時間をかけ準備をしました。昨日も直前の準備としてやったのですが、実際に(相手にとって)危険となるシーンはもう少し作れていましたし、もう少し多くの得点がうまれてもおかしくなかった、実際に入ってもおかしくないシーンは他にもありました。

    グラウンド状態はおっしゃる通り悪かったかと思いますが、それ以外でのチームに勢いが戻ってきた印象を受けました。どのように感じていたのでしょうか?

    タイでの日々の疲れはあったと思います。そこからのリフレッシュがあったうえで、もう一度ここからのサイクル、すごくまた厳しい日程が組まれている中で、そこに向けどう乗り切られるかということを考えた内容のトレーニングをしたうえで、少しまだ体のキレという部分では上がり切っていないかと思います。このあと(連戦)に向け結構なチャージをしたので。そういった中でもコンディション面で体はきつかったと思いますが、気持ちの面で充電ができたと思いますので、それが出せて体を動かしていたと思います。そういった姿が見られたので、これからの連戦に向けすごくプラスな要素になると思います。

Player’s Comment

4 中谷 進之介 藤井 陽也

  • すばらしい形で決勝点を決めました。

    リーグ戦も含め、マテちゃん(マテウス)からいいボールをたくさんもらっていました。今日に関してはあれ(決勝点の場面)が3回目だったので、しっかりと決めなくてはいけませんでした。入ってホッとしています。

    前半はうまく相手を守れていた印象です。

    グラウンド状況も踏まえ、前半はかなりはっきりしたプレーをしました。また、セカンドボールをうまく拾えていて、ボールを運べる(齋藤)学くんや(長澤)和輝くんの存在もあり、うまく攻撃できていたと思います。ただ、後半は押し込まれてしまいました。セカンドボールを拾えなくなってから苦しくなりました。

    そういった状況を考慮し、セーフティーなプレーを選択していたと。

    ただ、ロングボールの質が悪かったと思います。真ん中に蹴ってしまい、相手GKに取られてしまう場面もありました。スローインになってもいいからサイドを狙うべきだったのかなと反省しています。

そのほか中谷選手(全文)、長澤選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSに掲載

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