明治安田生命J1リーグ 第16節:
名古屋グランパス vs ベガルタ仙台
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AWAY
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GOAL
Coach Interview
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スタートから4-3-3という形は今シーズンで2度目だったかと思いますが、その狙いをお聞かせください。
4-3-3で狙った意図としては「勝ちたかった」です。具体的な狙いとしては、相手にチャンスを作られるとしたらカウンターから、ボールの失い方であそこまでの失い方をするとは考えていませんでしたが、もう少し高い位置で失った時には、背後にスペースが多くあるなかでまず真ん中を消せるということと、同時にポゼッションでも有利な状況を作り攻撃の形でも何度も仕掛けられるということをイメージしたうえで4-3-3の準備をし、そういう形でできていたと思います。結果、ああいう形でボールを失い失点してしまったことはすごく残念に思っています。
先制されてからひっくり返せない試合が続くことには、どうお考えでしょうか?
勝点がいまどれだけあるチームに対しての話なのか、悪かった部分だけを質問されても何も答えられません。この質問に対する答えは、私がこれまで言ったことを当てはめてもらえば分かると思うので、さらに何かを言わせようという質問をぶつけられても、やれることをやっていますし、試合数の差があっても他のチームがその残りの試合で勝つか負けるかもわかりませんし、現状我々は2位ですし、やれることをしっかりとやって取り組んでいます。 今日のゲームも我々の感覚としては一方的に試合をやっている感覚でしたが点が入らなかった、なぜ点が入らなかったかと言えば、総括でこういうゲームもあると話しました。いま頂きました質問にどう言えばよいのか、どう答えて欲しいかの想像はつきますが、それは言いません。先に答えていますし(質問された記者に)考えてもらえればと思います。
次の浦和戦で一区切りという話がありましたが、19/38という試合が今日で終わりました。その中で大きく勝ち越し2位という順位にいまいますが、ここまでのシーズンの評価をお聞かせください。
いまどういう状態でグランパスがどういう順位にいるか、勝点のことにも触れていただきましたが半分を終えたところで振り返ると、もともとグランパスがどういう状態のなかでいまの結果が出ているか、その部分でズレがあると、多分同じ答えについて話していても、やれることが出来ていないという見方も、よくやっているという見方もできると思います。
結果について話をしていますので、これに満足かという話ではないです。前半の最後何試合かで、私自身が試合に欠けてしまっていたという予期せぬこともありましたし、大事な選手、丸山が大きなけがをしてしまったということは直接的なことではありませんが、そういったすごくネガティブなことはその前にもいろいろありました。そんなか、うまくやれていると見るのか、(首位と)こんなにも離されてしまってと見るのか、名古屋の現在地をどう見るかは自由なのですが、我々自身はポジティブに見ていかなくてはいけません。ネガティブに感じる要素がいろいろあるなかでも、それを乗り越えてやっていこうと取り組んでいます。
頂く質問、我々がネガティブな思考に陥らなければいけない質問に対しては、答えても意味がない、その角度から私が答えてはいけないと思っています。とにかくいまできる全力を、全員で協力しながらやっています。この結果、いま2位にいることと、さらに上を目指しがんばりますとしか答えることができません。
メンバー構成的にどうという話をしていた時もありますし、点を取れる選手が必要だという話をしていた時もありますし、実際にそういう選手が増えたわけではない現状でも、勝つやり方を自分たちで見つけやってきました。1-0で我々が勝ったことに対し2-0、3-0、4-0とうスコアで勝てていないではないかと言われましても気にしませんし、いまのメンバーでどう勝つかということをやってきました。守備に関しても丸山が抜けたことでいまこういうやり方をしていて、もちろん我々自身でももっと良くならなければいけないとわかっていますが、そういう部分の話はシーズン中のいろいろな時期で、ここから中3日、中2日だという状況でリカバリー中心と位置付ける中で、チームとしてそういう(再構築の)作業ができるのは、浦和戦のあとだと考えていますし、ACLを終え、東京五輪の前に一試合だけ行うと、そこでまた作業ができる、チームとしてベースを作る時間を取れると思います。
その都度その都度で冷静に、何かを言い訳にしてできない、フォワードが必要だと話し、それがないからできません、勝てませんということではなく、その状況でどうするかに没頭し作業しています。このプレーをしました、ディフェンスをこうしましたから次の試合ですぐ最大値が出せるかといえば、そういう作業は誰にもできません。その中で選手がグラウンドで必死にやっていて、次に向けて必死にやっています。
意外と、外から見ていることと、我々がどう位置付けし、どこに危機感を持ってどう取り組むかに温度差はあると思いますが、結果的に多くの試合で勝つことをやりながらその作業も同時にやっていきたいと考えています。そういったものを今シーズンここまでやってきた中で「結果が出ていない」と言われると残念ですが、私はある程度出ていると考えています。あとは皆さまに評価していただきたいと思います。常にその瞬間、その瞬間でベストを尽くしているということは言いたいと思います。
Player’s Comment
23 吉田 豊
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今日は残念な結果に終わりました。試合を振り返ってください。
前半もそうですけど、後半は特に怒涛の攻撃を見せられたと思います。いろいろなチャンスがあった中、あれだけ点が入らないのは不運でもあり、自分たちがもっとクオリティーを上げるべきところでもあります。ずっと続けていても入らないというか、入らない時もあるかなと。そんな感想を持っています。
守備陣としてはどのような感想を持っていますか?
今週準備してきたことを試合にぶつけましたけど、試合では少し後ろに重くなりすぎてしまったと感じました。僕を含め後ろの選手がもっとオーバーラップして、前の選手を助け、攻撃に厚みをもたせられるようにしたかったです。スペースを空ける意味でも、無駄走りというか、前に出ていく意識がもう少し必要でした。始めのうちは無駄でも、それが連動につながってくると思います。少し後ろに重たくなりすぎてしまったのかなと。後ろで回されましたけど、少し回させられている感がありました。
「重たい」という言葉を具体的に説明していただけますか?
無駄に人が余っていることです。そこに人がいなくても、無駄に受けに来てしまうというか。受けに来るのではなく、もっと前で受けようとすることによって、空いたスペースや裏のスペースが使えるようになります。無駄走りになるかもしれないけど、それがチームに影響を与えられると思います。そういったことは前半から感じました。
そのほか吉田豊選手のコメント全文、前田直輝選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
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