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名古屋グランパス AWAY

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---- KICK OFF

前半
後半

Coach Interview

前半どちらにもあまりチャンスのないゲームになったのですが、ただお互いにこの試合にかける思いは随所に見られた、気持ちの感じられるゲームだったと思います。言い訳というわけではなく、グラウンドの状況はサッカーをしっかりとやれるコンディションではなかったのかなと。ですので、気持ちさえこめれば体当たりでもなんでも相手にプレーさせないことができてしまうようなグラウンドだったのではないかと判断しています。

我々がどういうプレーをしたかったということに対しグラウンドのコンディションが残念な状態で、主催者側がこの環境を望んだということもあったとは思うのですが、その中で闘った選手たちはお互いに同じ状況でプレーしていますし、その中でしっかりやった結果が引き分けだったと思います。

後半の残り30分はある程度優勢に試合を進めチャンスも何度か作ったところもあったので、勝っても何かを言われる展開ではなかったと思いますが、残念ながら徳島もしっかりと戦ったなかで引き分けに終わったと総括しています。

  • 全体的に受けるところも多い試合でしたが、相手に押し込まれることも多い展開で、どう押し返したいと考えられていたのでしょうか?

    ゴール前でのチャンスを考えると、そこまで押し込まれていた、受ける形の試合だったとは思っていません。相手にやらさせていただけですので。ただ、今日どういうプレーをしたかを話す前に、どういうグラウンドでプレーしたかを話す中で、言い訳ではなく、みなさんもサッカーをずっと見ていればわかると思いますが「あのコンディションでは何もできないですね」という言葉が先ずは欲しかったです。中2日、中3日という日程でゲームが続くうえで、選手たちのコンディションもこの日程をこなすことが難しいところで、こんなひどい状況のグラウンドでプレーさせられ実際にけが人も出ていますし、米本があまり良くない膝の捻り方をしました。それで交代したというわけではないのですが、結果最後までグラウンドにいることはできませんでした。選手の健康状態も考えると、どういうサッカーがしたかった、できなかったという話をしている場合じゃないかなと。どのようなサッカーを見たいと言うなら、そういう環境が用意されていない、過密日程があり、グラウンドコンディションもあり、という中ではサッカーは難しいと思います。(徳島ヴォルティスが)サンフレッチェ広島を相手に1-0でしっかりと勝った一週間前のゲーム、それも雨の中だったと思いますが、そういう戦い方というものを決して徳島が今日できなかったということではないのですが、こういうゲーム展開となった時に強さが出せるという自信を持っているサッカーを今日やろうとしたのかわかりませんが、そのようなサッカーに対し私たちは私たちで受ける時は受け、ずっと受けていたとは思いませんし、チャンスを作るところでは「ここからいくぞ」という交代の意図を理解したうえで最後押し込むという試合展開に持っていきました。選手たちは良くやってくれたと理解しています。

    今日は中谷選手と木本選手がセンターバックでコンビを組み中谷選手がキャプテンマークも巻きました。ゲームキャプテンとしての役割も含め守備陣の評価をお願いします。

    二人の関係ということでは、初めてスタートからコンビを組んで二人をベースに守備を作るということを準備からやってきました。まだまだ良くしていかなければいけないですし、初めて最初から二人で組んだということも影響してかミスと捉えなければいけないところもあったのですが、結果は無失点に抑えていますし、同時に自信も持ってやっていってもらいたいと思います。丸山については最終的な検査の結果が出てから発言すべきかと思いますが、正直、数ヶ月いないという可能性もあります。(二人は)初めてだからとか言っていられる状況でないので、練習の中でもいろいろとやりながら、まず二人がセンターバックのベースとなってやっていかなければいけないと思っています。そこに合わせ、ディフェンス陣全体が連動していくという形を作られなければいけません。ただ今日は合格点を与えたいと思います、点を取られていませんので。

Player’s Comment

4 中谷 進之介 中谷 進之介

  • 相手の勢いを受けていた印象です。試合中はどのように感じていましたか?

    前半はなかなか難しい展開でしたが、ゼロで抑えられました。後半に勝負をかけられるかなと思いましたけど、いい時間帯もあり、悪い時間帯もあって。前半の戦い方が相手の思う展開になってしまったのは、正直もったいなかったと思います。

    シンプルに後ろに下げることが多く、そこから大きな展開が多かったと思います。試合をとおして対応を変えていったのでしょうか?

    ピッチがかなり濡れていました。そういう状況を考えつつ、リスクを抑えようとしていたことであのような展開になりました。しっかりとボールをつないで、運んでいく準備もしていました。そういうところを生かせなかったのはもったいなかったです。

    キャプテンマークを巻いて試合に出場しました。キャプテンマークを巻くことになった経緯、自身のプレーについて聞かせてください。

    副キャプテンが4人いるので、試合前に監督から「今日は頼むね」という流れで決まりました。名古屋に来て試合の最初からキャプテンマークを巻くのは初めてでしたし、Jリーグで巻くのも初めてでした。すごく高まりました。クラブにお世話になっている分、そういった恩返しをできる立場にいます。キャプテンマークを渡されたのはうれしかったです。もっともっと自覚を持ってやらなければいけないなと感じました。

そのほか中谷選手のコメント全文、稲垣選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。

  • insidegrampus

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