明治安田生命J1リーグ 第31節:
柏レイソル vs 名古屋グランパス
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− | 後半 | − |
GOAL
Coach Interview
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前半はカウンターの応酬となりましたが、そこでしっかりと耐えた印象です。ハーフタイムにはどのような指示をされたのでしょうか?
前半もカウンターの形になりかけた、という表現になるくらいしか相手にはやられていなかったと思います。その中で、ハーフタイムにこのまま我慢しながらやらなければいけない、そういう方向性のゲームだと伝えました。最初にも話しましたが、どういった戦い方、グラウンドのスペースを使い、そして使わせてどう戦うかということがしっかりとできている感触はありましたし、しっかり続けようと。ただ、我慢するだけでは90分が終わってしまいますし、残り45分の中でリスクを伴わずにいける、あるいはここはリスクを伴ってもいかなければということが分かってきたうえで、必ずチャンスは何度か来るから、そこはものにするということ、どのようなゲームをしなければいけないかということに没頭し戦えたことが大きかったと思います。
相馬勇紀選手が4試合ぶりの先発でしたが、起用した理由と今日の評価をお聞かせください。
シーズンの終盤になり、いまは週に一試合のペースとなりましたが、メンバーが限られたなかでやっていくうえで、起用したい選手、スタートから出ている選手だけが重要なのではなく、交代起用するメンバーも持っておきたいという考えがあります。前田(直輝)もずっと良い状態でプレーしていますが、今週は相馬がかなりフレッシュな状態でコンディションも、メンタル面も良いという印象はありましたし、まず頭からいってもらいたいと思いました。山﨑(凌吾)も今日はベンチに入りましたし、前田も起用したいところで起用する、そういう切り札としてベンチに置いておきたいという考えがありましたし、そういうことから今日は相馬をスタートから起用しました。前田もやるべきことをやったという印象がありますし、全員が役割を果たしてくれたと思います。
今日は相手のオルンガ選手に決定的な仕事をさせませんでした。先程の話でも、自分たちの後ろにスペースを作らないという狙い通りにやりきったセンターバックの2人の仕事も大きかったのではないでしょうか?
裏のスペースを切るということは、先にも言いましたが、それはセンターバック2人でどうこうできることではありません。チーム全体で戦い、ある程度限定させたうえでもオルンガは危険な選手ですし、一対一で対峙した場面でも、ディフェンスを背負われた場面でも、どういったところでどう対応するかがしっかりとできていたと思います。そういう判断の部分を間違えないよう試合前から繰り返し言っていました。連携して止めるところ、一対一で判断して止めるところも全てが今日はうまくいったと思います。
Player’s Comment
4 中谷進之介
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気合いが感じられる試合でした。今日の試合をどのように振り返りますか?
まずはやろうとしていたこと、やろうとしていた守備がしっかりハマった試合だと思います。オルンガ選手がいる中で後ろのスペースをなるべく空けないことを意識してやれて、それが成果として出た試合だと思います。
相手を引き込んだということでしょうか?
監督から「後ろのスペースをなるべくなくそう」、「ある程度は引き込もう」という話がありました。
後半は得点が欲しい状況の中、DF陣として前にいこうという気持ちがありました?
いや。グランパスとレイソルは似ている部分があると思っていて、どちらかがミスをして、それを得点に結びつけるかだと思っていました。我慢比べだと思っていたので、そこまで前にいこうという意識はなかったです。
前線の強力な3人とのマッチアップはいかがでしたか?
一瞬も気が抜けないというか。前回対戦のような失点がないように、リスクマネジメントをしながらの堅い試合になったと思っています。
27 相馬勇紀
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激しい試合になりました。試合とご自身のゴールを振り返ってください。
残り3試合ということと、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)の出場権を争っているということもあり、肉弾戦になるのはわかっていたことです。チーム全員が気持ちを込めてファイトしていたと思います。ゴールに関しては、パスが後ろに下がった時にワンタッチでクロスが上がってくると思いました。本当は(GKとDFの)間で触れたら良かったのですが、ゴール前にいれたことでしっかりと得点を取れて良かったです。今は身長が高い選手が前線にいないですが、クロスからもしっかり点を取ろうと思っていました。そこに入っていこうという姿勢が得点につながったと思います。
仕掛ける部分や動き方で考えていたことは?
今シーズンは対策されてきた中、スタートのポジションや動きのタイミングなどをいろいろと研究して、考えながらやってきた結果が形になっていると実感できています。相手の間合いに入らず自分の間合いで仕掛けることや、仕掛ける回数を増やすことで、前半は中に入っていたからこそ、後半は縦が空いてきました。試合をとおして駆け引きをできたと思います。
前半と後半で自分のやり方を変えた部分もあったということですね。
サッカーは相手を見てやるスポーツだと思いますので。前半に中へ仕掛けたことで、相手の中への意識も強くなるという部分があると思います。また、カウンターや相手が引いている時など、そのシーンによっても変わってきます。今日はそこをうまく使えたと思います。
7月4日に行なわれた第2節以来のゴールでした。
シーズン途中に思うようにいかない時期もあって、チームに貢献したいという想いと悔しさが残っていました。「残り3試合で絶対に貢献してやる」という気持ちを持って入った結果として、点を取れたので本当に良かったです。
中谷選手・相馬選手のコメント全文、稲垣選手・マテウス選手・シャビエル選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
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