明治安田生命J1リーグ 第20節:
浦和レッズ vs 名古屋グランパス
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GOAL
Coach Interview
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欲を言えば多くあった決定機でもう2つ3つゴールを決めたかった試合だったかと思いますが、今日の攻撃面の評価と、今日は監督自身いつもと違う服を着ているようですが、何か意味はあったのでしょうか?
確かに服装を今日は変えました(笑)。おっしゃる通り、得点の部分は(課題が)ありますが、その状況その状況で勝つために何をするか、まだ点が入っていない状況では点を取って勝ちにいくんだと、そして点を取ってからは(相手に)取られなければもう負けないんだと、それぞれのシチュエーションに合わせた闘志を込めたプレーを披露してくれたことは良かったと思います。
今日は守備の部分で、徐々に相手に合わせしっかりと守り切ったように見えましたが?
決定的なシーンを作られ、慣れる慣れないではなくやられてしまったシーンはありましたが、その中で浦和相手に何もやらせないということは簡単なことではありません。どこと対戦しても浦和はそういうチャンスを作るだけの高いクオリティがありますし、途中から慣れてきた相手に何もさせなかった感覚があるかといえばそうではありませんし、ぎりぎりのところで踏ん張ることができました。予想外というところまで我々のディフェンスが面をくらうシーンは作られませんでした。一度だけ前半にありましたが、それ以外ではしっかりと守ることができたと思います。
得点が入った際にも監督は厳しい表情を崩さなかったように見えましたが、何を考えられていたのでしょうか?
どういった振る舞いをグラウンド内でして勝利を手繰り寄せるか。90分間闘わなければいけないんだと、この三日間、選手と話を続けていました。最後の笛がなるまで、どのような試合展開でも自分たちのやることをやり切って最終的に自分たちの納得がいく結果を出せるようにやろうと話をしていました。実際に、1-0の状況で通常なら相手に押し込まれますが、逆にしっかりと攻め続けることで相手に退場者も出させました。また、私自身がそのような考えを選手に伝えなければならないという意味もありました。90分間、選手もやり切ってくれたと思います。
カウンターが強みの浦和に対し、悪いボールの失い方をしないよう準備をしてきたように感じましたが?
一度もない方が良いのですが、槙野選手に二度、三度ほどサイドを破られた以外は(悪いボールの失い方は)なかったです。悪い失い方をすることで一気にゴールまで迫られる、そうできる危険な選手が多い浦和を相手に一瞬でも隙を作ればやられると試合前から準備をしていました。それがうまくできたと思います。
Player’s Comment
44 金崎夢生
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ゴールシーンを振り返ってください。
マテウスから素晴らしいボールがきたので、僕は合わせるだけでした。
マテウス選手との信頼関係も感じられました。
彼からいいボールがくることはわかっていましたし、僕はそれを信じて中で待っていました。
苦手としていたアウェイで勝利を収めました。90分間を振り返ってください。
固くプレーできたと思います。チャンスは少なかったですが、しっかりとそれをものにして、アウェイで勝てたのは良かったと思います。
前半はご自身のところになかなかボールが入りませんでした。どのようなことを意識し、周りに声を掛けたのでしょうか?
ああいう時間帯は90分の中で必ずあるので、みんなで我慢して、流れがこっちに来た時にしっかり仕留められるように準備するだけでした。ああいう時間帯で我慢できたのも大きかったと思います。
チームとして大きな勝利になりました。
そうですね。次の試合が大事になってくるので、次の試合に向けてしっかり準備をしていきたいです。
次節のC大阪戦に向けて、どのようなことを準備していきたいですか?
まずは疲れを取って、もっと良くできる部分があると思います。もっといいサッカーができるように頑張りたいと思います。
4 中谷進之介
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狙いどおりに守る部分や粘りきる守備もあり、無失点に抑えました。守備陣として手応えはいかがですか?
前半にしっかりと耐えられたことは大きいです。あそこで1点を取られたら、また違う展開になっていたと思います。最近の試合で出た反省を生かせた試合になったと思います。
前半の守備の入り方や考え方について聞かせてください。
前半はFW2枚が広がってしまい、そこの間で長澤(和輝)選手とエヴェルトン選手によるパスが怖かったです。そこを消すように話をしました。センターバックに任せてもいいと伝えつつ、受け入れる時は受け入れて、前からいく時はいこうと話をしました。
攻撃はいかがでしたか?
もう少し自分たちの時間を作らなければいけませんし、もっと上手に試合を運ばなければいけません。今日に関しては難しい試合で、相手とポジションが被っていました。その中でもボールを展開して、いい場面に持ち込めた部分もありますが、もう少し改善は必要だと思います。
真ん中ではなく、サイドからボールを回していくシーンが多かったです。それはチームで統一して取り組んでいたことなのでしょうか?
そうですね。マッシモ(フィッカデンティ)監督になってから徹底されている部分です。リスクを犯さず、サイドにいる速い選手を使っていこうという話をしています。
サイドからいくことで、カウンターを受けるリスクを減らせていたのでは?
それもありますね。関根(貴大)選手とマルティノス選手を下げたいという意識もありました。ハーフタイムに監督からマルティノス選手のほうから仕掛けていこうと。後半は左サイドから攻めることを意識しました。
先制したあともしんどい展開でしたか?
そこまでしんどさを感じませんでした。途中交代で入ってきたレオナルド選手のところでボールが収まり出したので、そこは怖かったです。あとは柏木(陽介)選手の一発。相手の選手交代による怖さはありましたけど、前半から戦い方での慣れはあり、そこまでしんどくなかったです。
ご自身の出来については?
チームの勝利に貢献できたと思っています。良くもなく、悪くもなくだと思っています。
監督はこの3日間で意見を出し合ってきたと言っていました。守備の改善に向けてどういった意見交換があったのでしょうか?
前節の神戸戦に関しては、前と後ろの意思疎通ができませんでした。そこは前の選手からも言われましたし、後ろの選手からも意見がありました。その部分はうまく調整できたと思います。今日は前半に押し込まれている時間が長く、そこで守りきれたから良かったです。しかし、「そこで得点を許していたら」と考えると、もう少し改善しなければいけない部分はあります。もっとチーム全体としてコンパクトに闘いたいという思いはあります。
16 マテウス
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現在のコンディションはいかがですか?
外からどのように見られているかわかりませんが、自分としては悪くないと思っています。
前半はボールに絡む場面が少なかったものの、後半は自分のプレーを見せました。ご自身のパフォーマンスを評価していただけますか?
前半、我々はあまりチャンスを作ることができませんでした。しかし、浦和の強い部分を止めることができたと感じています。後半に入ってから、チームは自分たちのリズムで試合を作ることができました。いくつかのチャンスを作り、ゴールを決めることができて満足しています。難しい試合において重要な勝利を収めることができ、すごくうれしいです。
アシストを記録した場面を振り返ってください。
あまりスペースのない状況でボールを受けました。(稲垣)祥へのパスコースが見えたので、ボールを渡して動き直そうかと思いましたが、(相手の)右サイドバックに速いドリブルを仕掛けたところ、スペースにボールを運ぶことができました。(金崎)夢生がファーにポジションを取ってくれて、ゴールを奪うことができました。
その場面でドリブル突破を試みた理由を教えてください。
自分の特長は、小さなスペースでもドリブルで仕掛けられることです。勝負することが好きですからね。先ほども言ったとおり、ボールを預けて動き直すことも考えましたが、勝負を仕掛けることにしました。その結果、自分の思ったとおりにボールを運ぶことができました。最後はアシストすることができて幸せです。
今日の勝ち方に関して、どのように感じていますか?
アウェイで敗戦が続いており、今日の試合も難しいものになると予想していました。その中で、攻守においてチームはいいパフォーマンスを見せることができたと思います。浦和との厳しいアウェイ戦において、本当に大きな勝ち点3を獲得したと感じています。
そのほか相馬選手、オジェソク選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
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