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---- KICK OFF

前半
後半

Coach Interview

前半あれだけチャンスを作りながら、あのスコアで前半を終えたことが、試合を終えて勝てなかった要因がどこだったのかということです。勝ち点3を持って帰る展開に持ち込めたのではないかと考えたとき、前半がと。あれだけ良いサッカーができ、相手に何もやられていなかった中でチャンスも作れていましたし、そこに問題がありました。汚い言葉で申し訳ないのですが、後半の同点とされたシーンは「バカなんじゃないか」と。こう言う表現が使われるかわかりませんが、そういう表現しかできないような、残念すぎる失点でした。前半、あれだけチャンスを作ったことで、逆に言うとガンバ大阪は「耐えた」という感触を持って後半に入ってきたかもしれません。あそこで、ゴールまでプレゼントしてしまい、「名古屋は今日、(勝ちを)プレゼントをしてくれるのでは」という希望を相手に与えてしまいました。大きく試合全体を見ると、サッカーとは不思議なもので、あれだけ前半と後半で違った印象になるんだということ、些細なこと、小さなこと、細かなことをしっかりとやらなければこういう試合展開に変わってしまうというサッカーの怖さを今日は感じたのではないでしょうか。

  • 後半はチームの攻撃もうまく機能しなかったように感じましたが、監督としてどう感じていたのでしょうか?

    我々は世界的なチーム、レアル・マドリードやFCバルセロナやACミラン、ユヴェントスのようなチームではないので、90分間を攻め続けるということは、どのような用意をしていても、そのような試合展開には持ち込めません。前半の流れがあり、後半も我々が45分間、何も攻められなかったわけではありませんが、そういう試合展開でチャンスをしっかりとものにしないと、このチャンスを外しても次のチャンス、それを外してもまたチャンスを作ればいいというようなチーム状況ではありません。試合の要所要所、ここで決めきらなければいけない、攻め切らなければいけないという部分で甘さが出てしまうと相手の時間を作ってしまいます。とにかく失点のシーンで、あのように失点をしてしまっては、どんなに良いプレーをしていたチームでも、相手のフリーキックで壁が割れてしまうというようなことをやっていては、話にならないと思いますし、どんなに良いプレーをしているチームでも勝てません。今日は、そういう場面が絶対起きてはいけないという試合でした。

    先ほど厳しい言葉で失点シーンを振り返りましたが、どのあたりに問題があったのでしょうか?

    何度かゴールシーンを見返していただくと、他のサッカーの試合では起こらないようなシーンでしたので理解できるかと思います。ものすごい強烈なシュートで反射的に避けてしまうシュートだったかというと、そういうシュートではありませんでした。あそこはボールが抜けてはいけないという形で壁を作っていましたが、あそこがダメ、ここがダメといろいろな表現はできると思いますが、とにかくサッカーではフリーキックで壁を作り、その壁の間をボールが抜けるということは起こり得ないことです。先ほども、言葉遣いにお断りをしてから「バカな」という表現をしましたが、いろいろな表現があると思います。フリーキックを蹴った選手には記録が残るので良かったと思いますが、正直、蹴った選手が良かったからというゴールではありませんでした。「どうぞ」と言うようなゴールでした。

Player’s Comment

4 中谷進之介 中谷進之介

  • 後半は守備がうまくハマらなかった印象です。守備陣としてどのように感じていますか?

    僕たちの前、バイタルエリアでボールを持たれることが多くなってしまいました。僕たちがディフェンスラインを上げるべきなのか、(中盤を)もう少し下げるべきなのかというところは、課題になると思います。

    バイタルエリアでボールを持たれたことは、米本拓司選手の負傷退場が大きく影響したと思いますか?

    僕たちがラインを上げるべきか、中盤のラインを下げるべきかというチーム全体の課題だと思います。米本選手がケガで退場してしまったから、という問題ではないと思います。

    同点とされたフリーキックの場面で、壁の作り方に問題はありましたか?

    特になかったです。僕がボールを触りにいって、頭に当たって入ってしまったので。しっかりと弾くというか、触ったなら前に飛ばすべきでした。

そのほか中谷進之介選手のコメント全文、山﨑選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。

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