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---- KICK OFF

前半
後半

Coach Interview

(横浜FCは)すごくアグレッシブに、後ろから組み立ててくる特徴もありますが、奪った時のカウンターという武器も持っているため、今日の相手の出場メンバーを見てもそういう部分は注意しなければいけませんでした。ゴールを決めたことは決めたのですが、前半を通しそういう部分でのアプローチの仕方がすごく悪かったと思います。繰り返しますが、リードした状況は作りましたが、それは結果的にゴールを決めただけで、そういう部分での警戒が弱かったように思います。すごく低いトーンでのゲームとなりましたが、あのスコアで一度ロッカーへ戻れたことは良かったというか、もっと決められてもおかしくありませんでした、そういう前半でした。

後半はどう戦うべきかということに気を付けながら、スコアもありましたし相手は守ることを優先し、ずっと押し込む一方通行な展開でしたが、同点としてからも、こちらとしては勝つつもりでプレーを続けるうえで、一本のチャンスを相手に決められてしまいました。7本、8本くらい、決めなければいけないだろうというところまでチャンスを作っていましたし、後半の方が、前掛かりにならなければいけない状況もありましたが、選手はしっかりとやりましたが、前半がもっと良ければ、このような結果とは違う試合になったと思います。すごく苦い敗戦ですが、しっかりと自分たちで謙虚になり、こういう負けはたまたまではなく、起こるべくして起きたんだと自分たちで位置づけ、しっかりと見つめ直し今後の試合にいかさなければいけません。何人かコンディションが万全ではない選手がいます。今日のマテウス選手も、90分プレーすることに不安を感じ、筋肉系の軽い故障のようなものがありました。少し間が空きますし、次の試合に向けしっかり準備をしたいと思います。

  • 後半の入りで中央に人が入り押し込む形を作りましたが、その意図、そしてマテウス選手を入れてからまた元の形に戻した意図をお聞かせください。

    試合を通し、前半はどういうところで攻めるかという部分で、相手は中央を固めていましたし、その中で攻撃の形をどう作るか考えた時、サイドバックのポジションを高く取らせるために他の配置をどうするか。中盤の選手を少し低い位置から、そしてサイドの高い位置のスペースを前線の選手、中盤の選手が潰しすぎないよう空けておきたいという狙いがありました。結果、サイドバックがその位置で起点となり左右からクロスが入るシーンが多くなりました。ただその狙いを理解し多くのチャンスを作ったということより、やはり前半だったなと。いろいろな質問をいただいても、その部分が良かったとか変更が良かったとか質問をいただいても、結局は前半の試合の捉え方、アプローチが悪かったことに尽きますし、他の部分でどう良かったとしても、この試合を語るうえで意味はないかなと思っています。

    スタメンで出場した相馬選手ですが、彼の良い部分、課題の両方が出たかと思いますが、その評価をお聞かせください。

    どんなプレーを相馬選手がしチームがどうなったかというより、今日はチームの勢いと同じようなタイミングで相馬選手のプレーも上下しました。点を取るところまでしっかりやれていましたし、試合への入り方も悪くありませんでした。ただ、前半のゴールを決めたあとに、チームが悪くなったという印象があります。相馬選手個人がどうだったかという質問をいただいたので相馬選手の話をしていますが、チームがどこから悪くなったか、相馬選手もその一つの要因でしたし、後半チームが良くなったことで相馬選手も良くなりました。個人的に彼が良くも悪くもどう目立ったという話ではなく、チーム全体としてのプレーに良かった時と悪かった時があったという印象です。

Player’s Comment

27 相馬勇紀 相馬勇紀

  • 縦へ突破してクロスを上げるプレーを見せるなど、自分らしさを出せた試合だったと思います。

    今までの試合に比べると自分の特長を出せたと思いますが、チームを勝たせることができませんでした。3失点目の流れは自分の背後を取られてしまったことから始まってしまいました。攻守においてチームを勝たせることができなかったので悔しさが残ります。

    後半はクロスを上げる回数が増えました。どのような攻撃をしていこうと考えていましたか?

    前半はニアを狙っていて、それを相手に跳ね返されていたので、真ん中の奥など、相手の頭を越えるボールを上げようと意識していました。

    後半は中央にポジションを取りました。どのような意図があったのでしょうか?

    フォーメーションの変更もありましたし、とにかく相手の嫌がるところ(を意識した)というか。自分のストロングはサイドバックに仕掛けることですけど、相手の嫌なところを突いていったほうが崩せると思っていました。仲間ともそういう話をして、中間のポジションを取っていました。

    試合後、マッシモ フィッカデンティ監督は「前半の内容が良くなかった」と語っていました。先制点を奪ったあとの流れについて、どう感じていましたか?

    サイドの選手としては、高い位置を取ってくる相手サイドバックの受け渡しがうまくいっていなかったと思います。攻撃は終盤こそしっかり押し込むことができましたけど、決定的なシーンを作り出せなかったと感じています。

23 吉田豊 吉田豊

  • 前半は相手にボールを回される苦しい展開でした。守備陣としてはどういった対応を考えていましたか?

    (試合前に)入りの5分から10分は前からプレッシャーを掛けて、自分たちのリズムをつかむということを考えていました。ただ、少し後手を踏んでしまったので、前からいこうと決めていたけど少し待とうという部分で、立ち上がりを含めて少しはっきりしなかったかなと思っています。

    監督は先制点を奪ったあとに少し崩れてしまったと言っていました。やっている選手としてはいかがでしたか?

    プレーしている僕らはあまり感じなかったですけど、結果的には受け身になってしまったというか、点を取ったのでもっと冷静に、相手を釣り出して主導権を握ってプレーできれば良かったと感じています。

    ゴールの振り返りをお願いします。

    ゴールはうまく入りましたけど、チームが勝てていないのでもう忘れましたね。ゴールを決めることはうれしいですけど、今日はチームが勝てていないので気持ち良くはないですね。

  • insidegrampus

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