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横浜F・マリノス AWAY

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---- KICK OFF

前半
後半

Coach Interview

ご覧のように、すごく難しいはじまりとなりました。試合開始から30秒も経たないくらいで失点してしまい、本当にはじまりだけが悪かった。そこからは気持ちを崩さず、動揺も見せずやるべきことを黙々とやり続け、我慢の闘いをやりきったと思います。今日はいつも以上にファミリーの皆さまと近く、少し結果の出ていない時期で一緒に闘い、そして勝たせるという気持ちを感じました。そのようなサポーターの皆さまのために、本当に嬉しく思っています。

今日のゲームは一個一個の部分で、どういう戦術がどうぶつかり合ったというよりは、対戦相手との気持ちがぶつかり合った、そういう種類のサッカーを両チームが展開したと思います。戦術的なことをだらだらと話すのではなく、今日はスピリットを、昨年のチャンピオンが相手でしたし、そこを上回って勝ったということを大切に、これ以上試合についてコメントする必要はないかと思います。

  • 勝利した瞬間、メインスタンドに向かって大きなガッツポーズを見せましたが、その時の心境をお聞かせください。

    名古屋グランパスの選手が、チームのために犠牲心をもってこれだけやれるんだということを誇りに思いましたし、そういったことから自然とガッツポーズという形で出たのだと思います。以前のインタビューでも話しましたが、けが人が多く出たり、新型コロナウイルスなど難しいシーズンの中で、私としては、このチームはやろうと思って本気になれば上にチャレンジできるんだと、私はそれがやれると思うから皆も一緒にやろうと、この一週間ずっと選手に投げ掛け続け、選手たちもその姿勢を今日の試合で見せてくれましたし、すごく嬉しかったです。

    試合前に今週は、これまでやってきたことを続けようと選手に伝えられたそうですが、それができたのでしょうか?また、積極的な前線からの守備も機能していたようですが、その評価もお聞かせください。

    ずっと我々がやるべきことをやり通す、貫き通すという姿勢でやってこと意味があると、今シーズンの最初に大きくやり方を変えることで始めました。そういった中で、うまく結果として出ない時でも、内容として我々のスタイルが見えてきている、より強固なものになってきていると伝え続けてきました。その中でなぜ結果が出ないのか、それはサッカーの難しいところであり、どんなに内容的に良いゲームをしていても、いくつかの「勝ちにつながるエピソード」を積み上げていくのが強いチーム、勝ち続けているチームは理解し、感覚的にわかっています。戦術どうこうより、サッカーにはいろいろな勝ち方があるんだということを、我々はプレーも内容も良い上でかつサッカーをしていますが、ただ綺麗でうまいプレーをして優勝できました、ということがないのがサッカーですし、授業としていくつかの敗戦を糧にしなければと選手とは話しました。その中で、気持ち的にハングリーさをダイレクトに感じるゲームは、今日より前のゲームでは見たことがありませんでした。そういう部分が今日の勝利につながったのだと理解しています。

    先制ゴールを欲しい中で、あれだけ早い時間に失点をしてしまいましたが、それ以降は相手に決定的なシーンをあまり作らせませんでした。立ち直った要因はどこにあったとお考えでしょうか?

    シーズンのはじめにも、早い時間に失点してしまいながらその試合をひっくり返したりということはありましたが、ここ数試合の敗戦で疲労を感じ、(今日も)すごく重たく感じる試合の入りとなりました。シーズンの序盤の先制されたゲームとは違った雰囲気でしたし、より難しい状況になってもおかしくありませんでした。だからこそ、先ほども話しましたが選手たちの「絶対に勝つんだ」という気持ち、使える要因を全て詰め込んだうえで今日は勝利したと思います。闘いながら自分たちでも新しい感覚を得られたと思います。

Player’s Comment

2 米本拓司 米本拓司

  • 今日の試合を振り返ってください。

    早い時間帯に失点してしまって、難しい試合になってしまいました。ただ、先制されても逆転勝ちできたことはチームの自信になると思います。

    監督は 試合後に「選手がスピリットを見せてくれた」と話していました。どのような気持ちで試合に入りましたか?

    前節のミスを取り返すための試合だと思って臨みました。先制点を許しましたけど、そこから「絶対に逆転するんだ」と思いながらやっていました。

    横浜FMの攻撃には迫力がありました。守備面の手応えはいかがですか?

    みんながしっかりと体を張った結果、最初の失点だけで抑えることができたと思います。追加点を与えてしまっていたら、さらに厳しい試合になっていたと思います。失点しても崩れず、体を張ってやれたので手応えを感じています。

    横浜FMは予想されていたものと異なる布陣で試合に臨んできました。どのように慣れていったのでしょうか?

    ウォーミングアップの時点で、監督から「(最終ラインは)3枚でくるかもしれない」と聞いていました。それに対するやり方をボード上で確認していたので、理解した上でやれたと思います。最初に先制点を食らってしまいましたけど、グラウンドの中でチームメイトとしっかりと話し合いながらやりました。ボランチが捕まえる場所が多かったので、最初は混乱してしまいましたが、話し合いながら埋めきれたんじゃないかなと思います。

    米本選手と金崎夢生選手で相手を囲い、ボールを奪ったことが逆転ゴールにつながりました。

    夢生くんがしっかり粘ってくれて、ボールを拾ってシャビにつなぎました。自分も中に入っていこうと思っていたら、マテちゃんがすごくいいシュートを打ちました。それが入って良かったです。

    あそこでボールを奪ったことがチャンスにつながったという実感はありますか?

    前半から何度も前で奪えていました。それがチャンスになるということは試合前からわかっていたので、そういう意味ではそれが生きたのかなと思います。

    戦列に復帰して以降、試合を重ねるごとにコンディションが上がっていると感じますか?

    コンディションも含めて、試合に出たことで上がっていると思います。その中で、「もう一度、自分の原点である守備をやることから入ろう」と思っていました。「自分はあまりうまくない」という認識があるので、守備でリズムを作っていこうと思いながらやっていました。今日はそういう入り方ができたと思います。

    前節で反省をして、新たな気持ちで試合に臨めたということでしょうか?

    球際でのプレーだったり、自分の特長を出してチームに貢献しようと思いながらやっていました。それを出せたのかなと思います。

    今後の試合に向けて意気込みをお願いします。

    個人的にはケガをしないようにケアをして、次の試合に向けていい準備をしたいです。誰が出てもスピリットを見せて、毎試合勝ち点3を取れるように準備したいと思います。

そのほかマテウス選手のコメントテキスト、稲垣選手のコメント動画は、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。

  • insidegrampus

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