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---- KICK OFF

前半
後半

Coach Interview

この試合の前にどういう試合になるかと言った通りの試合となりました。その中で、サッカーの世界では「敗れた後にまた同じことはない」というのが良くあることですし、そう言ったゲームになったと思います。お互いが守りボールを奪ってからどうこうというよりも、まず変な失い方をしない、お互いに隙を作らない攻め方、守り方からどちらも入ったゲームでした。

前半は、こちらの作戦としては外側でしっかりと形を作り、前2枚でスタートしました。そこからクロスを入れるゲームを今日は狙いましたが、しっかりと抑えられてしまいました。

後半はよりボールをつなぎ、どういったサッカーをできるかと考えましたが、そこも相手がしっかりと潰してきました。我々もボールを失ったところで相手のチャンスになるというリスクがなるべくないように戦いましたし、我慢比べのようなゲームだったと思います。

  • 最初決定期がセットプレー、最後に得点を決めたのもセットプレーと、セットプレーからのチャンスが多いゲームだったかと思います。今日の試合でセットプレーの精度、評価をお聞かせください。

    セットプレーも攻守において、たまたまという位置付けにしないよう取り組んでいます。我々はそれをいかす選手が揃っていますし、中で合わせる選手もいれば、キッカーもボールを蹴られる選手が何人もいます。キッカーによって球種がありますし、たまたまセットプレーからラッキーなゴールだったのではなく、武器を持っていたと自分たちで認識しています。

    選手間が間延びした時間も多いように感じましたが?

    日数的には前回より今回の方がコンディションは良いのではないかと考えていましたが、ここまでプレーを見て疲労感を感じたゲームもいままでありませんでした。その中で、選手たちがそのことを計算した上でどういう戦い方を、どういうリスクを冒すといつも以上に危険になるということを考えながらプレーしてくれました。七、八人、ずっと試合に出ている選手もいましたが、とにかく今日、勝って終わったということ。そういった選手に頑張ってもらいながら何を試したかったかというと、一試合一試合、勝つためにその時点で出場できる選手の中からベストな選手を選ぶということ、たぶん10試合で勝ち点が20かと思いますが、一試合一試合ごとに悪くないと思いますし、今日も粘りながら勝ち点3を奪いました。いまのところは、やった分だけ、やった甲斐があったと思いますし、選手たちもここちよい疲労を感じていると思います。その状況でうまく回復させながら、また次の試合への準備をしたいと思います。

Player’s Comment

34 オ ジェソク オ ジェソク

  • 難しい試合展開の中でピッチに入りました。今日のプレーはいかがでしたか?

    移籍したこともあり、開幕戦で試合に出て以降出場がなかったので、久しぶりにJリーグでプレーできてうれしかったです。試合の流れは良くなかったのですが、前線にはマテウス、金崎(夢生)、(ガブリエル)シャビエルといい選手がそろっていたので、「失点しなければ得点してくれる」という期待感を持っていました。期待どおり、セットプレーから得点を奪い、勝つことができたのでうれしく思います。

    難しさを感じながらプレーしていましたか?

    相手は(前節の)横浜FC戦よりもいい準備をしてきた感覚がありましたし、アグレッシブに闘ってきたので、展開的にも体力的にも難しい条件だったと思います。でも、こういう試合でこそクラブの力が出ると思っています。勝ち点3を取ることができて良かったと思います。

    監督からはどのような指示を受けて試合に入りましたか?

    守備の意識を持って入りました。飲水タイムには、「相手の裏にボールを蹴って、攻撃的にいこう」という指示を受けました。

    負傷により、グランパスでのデビューが遅くなってしまいました。加入以降、どのような状態だったのでしょうか?

    グランパスに来た初日にケガをしてしまい、チームの力になることができませんでした。でも、監督や選手たちが、焦らずに復帰できるよう待っていてくれました。今は無事に回復しました。デビュー戦が遅れてしまいましたが、これからチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います。

16 マテウス マテウス

  • ご自身のプレーを振り返ってください。

    今日はすごく厳しい試合だったと思います。湘南はフィジカルが強く、すごく走るチームという情報を聞いていました。山﨑凌吾選手と金崎夢生選手が前線にいたので、監督からは「2人の動きをしっかり見ろ」という指示を受けていました。クロスを中に入れるという意識を強く持っていました。最後の最後にセットプレーで決めることができて、すごくうれしかったです。

    セットプレーではジョアン シミッチ選手やセンターバックの2人に合わせる形がありました。どのような種類のキックを蹴ろうと心掛けていたのでしょうか?

    背の高い選手を目掛けて、速いボールを蹴るという指示がありました。彼ら3人は背が高いですし、ヘディングも強いので、3人を狙って速いボールを蹴っていました。シミッチ選手は前半に惜しいシーンがありましたが、残念ながら決めきることができませんでした。しかし、最後の最後にチームが勝つことができてうれしかったです。

    前半からCKを任されていました。ゴールが決まったCKでは、どのような意識を持って蹴りましたか?

    セットプレーからいろいろなチャンスが生まれていた中、最後のチャンスになるかもしれないという気持ちでボールに向かっていきました。監督が「速いボールをニアに」という指示を出してくれたので、最後のボールを大事にして、ニアを狙っていいボールを蹴ろうという意識が強かったです。セットプレーのトレーニングからああいうボールを蹴るように練習していましたし、思ったとおりのボールを蹴ることができました。

    ゴールが決まったあとはチームメイトと喜びを分かち合っていました。どのような思いだったのでしょうか?

    すごくうれしかったです。最後まで走りきる相手に対し、我々も諦めず走り続けることができたので、この1勝はみんなの勝利だと思います。

    今日の試合を勝ち点1で終えるのと、勝ち点3で終えるのでは大きく違います。次節への臨み方も違ってくるのでは?

    湘南は簡単に失点しなく、最後まで走りきってくるチームです。我々は相手よりも走らなければいけないという気持ちを最初から最後まで持っていました。アウェイで難しいゲームになった中、勝ち点3を持ち帰ることができたのはチームにとって大事なことです。我々にとって大きな勝ち点3になったと思います。

    次節は好調な川崎Fが相手です。ルヴァンカップでの対戦を踏まえ、勝つためになにが必要だと思いますか? また、意気込みをお願いします。

    簡単な試合にならないということは、はっきり言えます。相手はボールを持つことが多く、我慢強いです。そしてボールを回しながら、自分たちのタイミングでゴールを狙ってきます。我々は賢いゲームをしなければいけないと思います。その中で相手に合わせず、我々のサッカーもしなければいけないという意識が強いです。ホームゲームなので勝ち点を取りこぼせないですし、勝ち点3を狙いながら最初から最後まで強い気持ちで闘いたいと思います。

    試合をとおしてチャンスの数が多くなかったと思います。攻撃面での課題を挙げるなら?

    前半の頭からシミッチ選手、山﨑選手、相馬勇紀選手のチャンスが続きました。後半は前半と比べてチャンスが少なかったですが、勝ち点3を取れたことは大きいです。次の試合に向け、前半のようにいいチャンスを作れたらいいと思います。

そのほかの丸山選手、中谷選手、金崎選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。

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