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---- KICK OFF

前半
後半

Coach Interview

我々がどういったサッカーをしたいかという方向性を少し見せられたのではないかと思います。清水エスパルスも素晴らしいゲームをしたと思いますし、今日の夜の試合は、一試合を通してスペクタクルと呼んでいいのではないかと思います。

失点をする前まで、我々が常にゲームを支配したいと思い、そう出来ていましたが、失点したことで流れが変わってはいやだという思いがありました。失点したことで奪い返そうと前掛かりになることでスペースが生まれ、清水はそういうシチュエーションで素晴らしい攻撃ができるチームですし、自分たちの後ろにスペースを作ってしまうような流れにならないでもらいたいと思っていました。選手はしっかりと考え、その上で前半のうちに試合をひっくり返せられたのはものすごく大きかったと思います。

後半、雨も降りゲームのスピードも随所で変化しましたが、それぞれのシチュエーションの中で、一度キーパーのビッグセーブに助けられたシーンもありましたが、そういう意味では我々にもそこは決められただろうという決定機もありました。もし、という話をしても、勝利は結果として良かったと思います。

  • 他のチームに比べ準備期間の短い状況でのリーグ戦再開となりましたが、選手のパフォーマンス、運動量など、どう感じられたのでしょうか?

    四ヶ月ぶりに公式戦を戦うという状況に加え、最後の一ヶ月のところで約二週間、公然とトレーニングができませんでした。その中で今日どういったプレーができるのか、逆算して考えてすごく難しいという考えがあったのですが、選手とも声を掛け合いながら、まずは安全を第一にということを絶対とし、そう取り組んだなかで選手が今日のようなゲームをしてくれたことは誇りに思える試合でした。

    コロナから回復したランゲラック選手を先発、金崎選手も控えから途中出場させましたが、その意図をお聞かせください。

    意図ということでは、二人ともチームにとって欠かせない素晴らしい選手なので、今日試合に出られる状態なら、何分でもいいからプレーしてくれと金崎選手に対し伝えました。ランゲラック選手もキーパーなので最初からしっかりと行ってくれと、素晴らしい選手で準備ができているので起用しただけです。

    後半、金崎選手と米本選手を交代で入れ、そのあとの飲水の時間でもチームに細かく指示を出されていたようですが、どのようなことを伝えたのでしょうか?

    押し込まれている時間帯で試合の展開、流れを変えたいと思っての交代でした。どういう理由、どういう原因で押し込まれているか、マークの受け渡しや人数が足りている、足りていないという悩みから誰も前へと出られなくなっていたので、後ろに引いて守るのは誰で、前へ出る時にしっかりとボールを持つのは誰だとしっかりと整理しました。もちろん最後は相手全員がこちらの陣内に入って攻めてくる状況で、カウンターのチャンスもあったのですが、交代と給水のタイミングで声をかけたことを選手も理解していました。そこで追加点がとれなかったことは次の課題ですが、こういう展開で後半残りを闘おうという狙いはできていたのではないかと思います。

Player’s Comment

44 金崎夢生 金崎夢生

  • 試合の感想を聞かせてください。

    結果が出たことが一番良かったです。チーム全員で粘り強く闘えたと思います。

    クラブとしてJ1通算400勝を達成し、個人としてJ1通算300試合出場と節目の試合になりました。

    中断期間には新型コロナウイルスに感染してしまいましたが、チームメイトをはじめとした多くの人にサポートしてもらい、再びピッチに立つことができました。300試合出場という記念試合に勝つことができたので、本当に多くの方に感謝したいです。新型コロナウイルス感染後は社会復帰するまで大変でした。それは一般の人も同じだと思います。新型コロナウイルスに感染して、社会復帰できないなど大変な思いをしている方もいるはずです。自分も同じ状況を味わったので、頑張っている姿を見せたいという気持ちがあります。

    今後の意気込みをお願いします。

    次も無観客試合ですが、テレビの前でも熱くなるような試合をして、勝ち試合を見せたいです。

そのほかランゲラック選手、成瀬選手、阿部選手、前田選手、丸山選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。

  • insidegrampus

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