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鹿島アントラーズ AWAY

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Coach Interview

まずどういうゲームだったかを総括すると、今までで一番良いゲームだったと思います。前半40分まで、スピード感を含めて。具体的に言うと、前からプレスにいくという部分で、これまでで最も良かったのではないかと思います。最後、しっかりと締めて終わりたかったという残念な気持ちはもちろんありますが、このクラブに私が来てから二ヶ月指揮を執りました。合わせて4年苦しんでいる名古屋グランパスで8〜9週間、私が来てから経つと思います。この期間はとにかく長く感じました。浦和レッズまでも関わる、すごく難しい状況での残留争いとなりましたが、就任した頃はもっと多くのチーム、ガンバ大阪もまだ残留争いにいました。今シーズンはそういう、難しいシーズンだったと思います。

前節の磐田戦と今日の試合、どうしても戦力として手元に置けなかった選手、怪我や前節は出場停止もありました。そこもしっかりと、来年のスタートには戻ってくると思います。他のチームとこれまで試合をしてきたなかで、自分たちが順位的に切羽詰まっている状況なので、そういう影響がプレーに出ていたのもありました。今回「ほぼ」と皆さまは言われていましたが、私の中ではもう残留は決まっているという考えで今週のトレーニングを行ってきました。そういう時の方がきっと良いプレーができるだろうなと、サッカーとはそういうスポーツなので、そう思っていました。負けた上で言うことではないかもしれませんが、良かったと思います。

ひと区切りという意味で、今年は残留させてくれとクラブからは言われていました。選手はチカラを合わせ、一つ前の試合で残留することができました。今日の試合を終わってから、選手には「君たちのおかげだ」と感謝の気持ちを伝えました。

  • 良いゲームという手応えがあり、残留というミッションも達成しましたが?

    残留を目標ということが、決して私の監督としての目標ではありませんし、常にそれが私の仕事ではないということを先に付け足しておきたいと思います。チームに来た時はもうカップ戦もない状況で、目指すべきものはそこでした。

    来シーズンも監督を続投するという前提として、どのようなサッカーを目指したいのでしょうか?

    セレモニーの場では伝えませんでしたし、あそこで拍手を受けるようでは逆にこのチームは大丈夫なのかと感じるところでした。ブーイングをもらえて良かった、そのことをチカラに変えると私も話しました。このチームを追いかけてくれる方がブーイングをする、そういうチームにいるんだと安心しましたし、もう死んだチームと思われたらなら拍手をされ「お疲れさま」と見送られて終わりだったと思います。私が来る前の勝ち点と比べても、直前の15試合で勝ち点を8しか挙げられていない状況の中で、前節で残留を決めたことについて、監督交代の結果は出たのかという点では、前よりは結果が出ているということはあります。勝ち点いくつを獲得して残留してくれという話ではありませんし「残留させてくれ」というところで私が就任して残留させたという点で、もし今日のブーイングが私に対してのものならば、それはちょっと違うのではないかと思います。チームに対してブーイングされているのなら本当に喜ばしいことです。挑発しているのではなく、そう思ってくれいている皆さんを満足させなければいけません。15試合で勝ち点8のチームはどういう状況か、人間で言えば危篤状態であり、その状態の流れの中で何に対してブーイングされていたのか。もっとやらなければいけないと感じた選手、見返してやらなければと捉えるならそうですし。私が挨拶をしている時にもブーイングを受けましたが、自分の後ろ、横に立っていたスタッフたち、私個人ではなくチームに対してのブーイングだと、自分が選手の立場ならそう感じたと思います。残留というミッションを達成しただけであって、ここまでの8試合には不満ばかりですし、もっと良い結果を目指してやってきました。最低限の目標を達成しただけで、ブーイングをしてもらって、ファンの皆さまも目指しているところは私と同じだと感じましたし、安心しました。私はイタリアから来て、残留するということはどれだけ評価されることなのかとかという考えも違いますし、一つの試合を落とせば生活自体が苦しくなるかもという、全く違うところから来ています。ブーイングをどう捉えるべきか、メンタルも含めて、もちろんブーイングが無い方がチームがうまくいっているということで良いんですが、それをどう解釈、消化しプラスにするかということを私は持ち合わせています。

    今日は特に前半、後ろから繋ぐ攻撃がこれまでの試合より多かったように思いますが、それは監督からの指示なのか、それとも降格というプレッシャーから解放されたことで本来の戦いができたということなのでしょうか?

    私が日本に来て感じているのは、サッカーというものをいろんな言葉にして表現しようとしすぎているのかなと思います。見てわかってほしいという思いはあります。いろいろと喋って、実際に形のないことに対して言葉を並べるのがうまい人をイタリアでは「煙を売る人」と言います。いろんな人がサッカーについて話していますが、「煙」だらけで、私は見て感じることと、自分のことだけではなく、色々と書かれる内容について日本のサッカー界では、そんなに言葉でまとめられることではないんじゃないかなと感じることがあります。まずサッカーというのはどういうサッカーをしたいと、監督がどんな理想を持っていても、結局今日の試合にどういう11人を揃えられるか、あるいはベンチを含め18人。日本では18人ですが、イタリアではもっと多くを連れて行きます。技術的に、戦術的に、いま手元にいる選手からどう11人を選びグラウンドに並べるかということで、対戦相手に対してどう力を引き出せるか、いろんな対応をできるのが優秀な監督だと思いますし、イタリアでは評価されます。わかりやすい話をするなら、私が日本へ来て「バルセロナのようなサッカーを目指します」と言っても驚かれないと思います。「今度の監督はバルセロナのようなサッカーをする」と日本の新聞に記事で出ても、そうなんだ、楽しみだと受け取られますが、イタリアでは「大丈夫か?」と思われます。書いている方も読んでいる方も思われます。ここで先の話に戻りますが、現実的にこんなサッカーをしていては勝てるわけがないだろうと怒っているファンを見て、あそこで拍手ならこのサッカーで満足しているのかと思いますし、サポーターの方なは本物を求めているんだということで安心しました。20年前から私は日本と関わりがありました。日本には毎年のように遊びにも来ていましたし、長友選手が最初にイタリアへ来た時の監督だったという縁もあります。イタリアの言い方では「自分のポケットの中より日本を良く知っている」という表現をしますし、それくらい良く知っています。話が逸れましたが、やるべきことは地に足をつけてやり、理想やできそうもないことを口だけでうまいことを言って許してもらうようなことはいっさい求めていません。もう残留という仕事は終わりましたし、ここからは私がやるべきことをやって、皆さんを納得させることに取り組んでいきたいと思います。ですので、今ここでうまいことを言ってもう来年は大丈夫だということは絶対ないと思いますし、取り組みをしっかり見ていただきたいと思います。

    いま自分が名古屋でどう位置付けられているのか。皆さんにどう捉えられているのか。この4年間ずっと私がこのチームで監督をしてきて、この今の状況の責任が全て私にあるというように皆さんが思っているのではないかなと。私は選手としても監督としてもこの世界で長くやってきて、シーズン最初の試合に向け6〜7週間の準備期間が必要だというのが私なりの考え方です。それが、この短い期間、時間のない中で一緒にミッションをやり遂げたという思いはあります。

Player’s Comment

25 前田直輝 前田直輝

  • 今日の試合を振り返ってください。

    前半は自分のところで決めきるチャンスがあったと思っています。早い時間帯で先制点を取れるか取れないか。それが試合の結果を左右したと思います。

    試合の入りにピンチを招いたことで、なかなかリズムを作れなかったのでは?

    背後を取られても「今日は前から行ってみよう」と選手間で話していました。そういう意味ではそれがハマってハーフコートでサッカーができた時間帯もありました。あの1失点が悔やまれますけど、いつもより自分たちのアグレッシブさが出せたんじゃないかと思います。

    サイドの選手には相手が強くプレッシャーをかけてきました。

    相手に背後を向けている時は、鹿島はすごく強く来るなというイメージを持っていました。サイドバックがどれだけ上がって、自分が中に絞ってボールを受けるか。そういったことを試行錯誤しながらやっている中で、自分のところでいい1対1の場面を作れなかったというのは否めないです。そこは来シーズンの課題だと思います。

    今シーズンは自己最多となる9得点をマーク。ブレイクしたと言っていいシーズンだったのでは?

    全然満足していません。実質的にチームが勝つようなゴールを挙げられたのか。それが何得点あるのかといえば、そんなに多くない。今年に関して「ブレイクした」と言ってもらえるのはうれしいですけど、何一つ自分の中で満足しているところはなくて。順位、得点数、シュートチャンスの数、ドリブルの勝率。何一つ満足していないので、そこは来シーズン以降の課題だと思います。

    シーズン途中に監督の交代がありました。2人の指揮官の下でプレーして学んだことは?

    いい悪いというわけではなく、それぞれの監督の特徴があります。その感覚を自分の中で吸収しようと取り組んだので、そこはポジティブな要素だったと思います。プレーの幅もそうだし、感覚一つでサッカーはすごく変わるものです。そういった意味ではすごく勉強させてもらったシーズンでした。

17 丸山祐市 丸山祐市

  • 今日のゲームを振り返ってください。

    ホーム最終戦だったので、しっかり勝って終わりたかったです。鹿島はチャンスでしっかりと決めきりました。僕たちはチャンスがありながらなかなか決められなかった。最後の質がこのような結果につながったのだと思います。

    シーズン最終節を終え、自身が手応えを感じたところは?

    風間(八宏)さんからマッシモ(フィッカデンティ監督)に代わり、戦術もスタイルも変わりましたし、僕に求められるプレーも変わりました。まず、守るということに関して、全員で守るべきところ、個人で守るべきところとあると思います。年間を通して、失点が多かったと思っているので、個人としてもチームとしてももっと取り組んでいかなければいけません。今年はケガをしてしまったので、コンディションについてももう一度見つめ直したいと思います。

    キャプテンとして初めて臨んだシーズンでした。

    最初は手探りでやっていましたけど、いろいろとやり方を覚えながらというか。ただ、ピッチで示しをつけなければいけないですし、選手の先頭を走らなければいけません。今年に関しては勝利も少なかったので、すべてが僕の責任という言い方は変かもしれませんけど、ピッチでやっているリーダーは僕なので、申し訳なさと自分の力不足を痛感しました。

    残留争いを闘い抜き、13位でシーズンを終えました。この成績をどう捉えていますか?

    先ほどのセレモニーでも言いましたけど、前半戦は良かったですし、ファン・サポーターの皆さんも「優勝争いをするんじゃないか」、「ACL圏内にいけるんじゃないか」と、目標に達せると思っていたはずです。僕自身もいけると思ってやっていました。残留できたことは良かったと思いますけど、目標が残留になってしまったのですごく悔しく思います。ファン・サポーターの皆さんにとっても辛く悔しいシーズンになったと思います。選手自身も優勝争いをしたほうがポジティブな気持ちでいられますから、残留争いをしてしまったことについて残念な結果だなと思います。

    今日の試合で年間入場者数が50万人を超えました。

    去年も多くのファン・サポーターの方々が駆けつけてくれていましたけど、それを超える52万人の方たちが足を運んでくれました。クラブスタッフもいろいろと大変だったと思います。本当に感謝しかありません。あとは選手がピッチで結果を残すことができれば良かったです。勝つことがファン・サポーターの皆さんへの恩返しになると思っています。今年はたくさんの後押しがあった中で、こういう結果になってしまったことを申し訳なく思います。来季はこのような思いをしないように頑張っていきたいです。

そのほかシミッチ選手、中谷選手、米本選手、長谷川選手、太田選手のコメントは、
INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。

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