明治安田生命J1リーグ 第33節:
ジュビロ磐田 vs 名古屋グランパス
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GOAL
Coach Interview
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すっきりしない試合でしたが、試合後の選手にはどのような話をされた、あるいはこれからどのような話をされるのでしょうか?
(最終節は)絶対に勝たなければいけない、来シーズンやいまの順位を見てと言うよりもモラルの問題、サポーターのために最高なゲームをしなければいけないと思っています。ホームでの最終節ですし。状況的には、他チームが今日負けたことで、頭の中では少し安心できるのですが、次の試合に向けての準備、取り組みとしては絶対に最後までやり切ろうと言う話をしました。終わった試合について色々と話をすることは好きではありませんし、次もあるから準備をしようという話をしました。
就任された時は、厳しいチーム状況もあり、メンタル面で選手が落ちているという話をされました。そこから二ヶ月間で、その部分での変化は感じているのでしょうか?
まだまだやらなければいけない状況です。それはメンタル面だけではなく、就任した時からずっと言っていますが、残留を争うようなチームではない、戦力もそろっていますし。それでも、こう言う状況では各試合そういう気持ちの面でも張り詰めて戦わなければいけない状況が続きましたが、来シーズンはそういうことが起きないよう準備をしなければいけません。幸い、計算をしても我々が最終節で何十点も失点しない限りプレーオフに回ることはない状況です。そういう点も含め、次のゲームではしっかり闘わなければいけないと選手を声をかけましたし、メンタルの部分、それ以外の部分も含め来年に向けこのチームはどうあるべきかを追求し取り組むことを選手に求めたいと思います。
Player’s Comment
1 ランゲラック
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今日の試合を振り返ってください。
難しくなるゲームだとはわかっていました。磐田はプレーオフに進むチャンスがありましたから。彼らは本当に情熱を持って、炎のような戦いをしましたね。今日の試合は簡単ではありませんでした。磐田は勝利に値するプレーをしたと思います。我々にもいいプレーがありました。しっかり1点を取り返して、いい方向に進みましたが、惜しかったですね。
他会場を含めた結果により、残留に大きく近づきました。率直な心境は?
ホッとしました。シーズンの最初はしっかり得点を取れて、いいスタートを切りました。シーズンの中盤は難しい状況に迫られて、なかなか勝つのが難しい期間でしたね。プロのサッカー選手としてはそういった状況は避けたいものです。去年もそうでした。負けが続いた期間がありましたね。今年も負けた試合がたくさんありました。プロとしては許容しがたいことで、そういったものは起こってほしくないと思っています。とはいえ、残留の可能性が高まったことは一つの目的だったなので、うれしいことではあります。来年度は昨年や今年で悪かった中盤の期間に頑張らないといけません。敗戦が多かったので、そういった期間を来年はなくしたいです。来年は改善したいですね。
後半にはアダイウトン選手のシュートをワンハンドでストップしました。
あの場面は難しかったですね。アダイウトン選手はとても技術がある選手ですから。しっかり走って、いきなり打ってくるようなタイプです。そういう部分において、彼を想定して練習していました。あの時は体が勝手に反応したというセーブでしたね。
後半16分には裏へ抜け出した藤川虎太朗選手のシュートもストップしました。
もちろんそれが僕の仕事ですから。しっかりいいアクションを起こして、チームを助けたいと思っています。ああいったシーンであっても、しっかり守ることが仕事です。あのシーンではチームに貢献できたと思います。
2失点目を喫した場面についてはどのように感じていましたか?
リプレイを見ていないのでわからないですけど、あの瞬間はオフサイドかなというフィーリングがありました。もちろん最終的なチェックはしていないのでわかりません。だけど、それがサッカーですから。そういったことが起きる可能性はありますよ。もちろんレフェリーの判断は難しいものです。ゴールなのかゴールでないのか。ファウルなのかファウルでないのか。そういった判断を求められるので、すごく難しい仕事ですよね。「100パーセントそうだ」とは我々も言い切れません。彼らはとても難しい仕事をしていますよ。
25 前田直輝
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試合には敗れたものの、事実上、J1残留が決まりました。
すっきりとしない反面、安心したという感覚もあります。それがみんなの気持ちだと思います。いつの間にか目標が「残留」になってしまい、監督が代わって「残留が目標だ」と言われる中でも、毎試合勝つつもりで闘うことを曲げずにやってきました。事実と理想のギャップというのは、最後の試合で埋められるようにと思っています。
守備の修正に追われる試合になりました。ピッチ内の状況はいかがでしたか?
相手は4枚で回してくるとイメージして準備してきたものの、ボランチが1枚下がってきました。僕とシャビ(ガブリエル シャビエル)はつかみどころがなくて、どっちつかずになってしまい、遅れていって間を使われる、その繰り返しでした。そこに監督も気づいて、フラットの4−4−2に変えました。1週間の練習を通して、準備してきた守備の形がハマらないと、自分たちも「どうすればいいんだろう」となってしまうのは否めません。そこで監督の指示を待つだけでは上に行けないと思います。自分たちで「ここは一度引こう」とか「中を閉めていこう」とか、そういった掛け声が少なかったのかなと思います。誰のせいでもないですけど、チームがもっと話し合わなければいけない場面はあったのかなと思います。
ボールを保持する意識がもう少し強ければ、相手に奪われる回数も少なかったのではないかと感じます。
僕も一度、マルくん(丸山祐市)へのパスが引っかかり、シュートまでいかれた場面がありました。つないで奪われるというか、そういうのを嫌う監督であることはわかっているので、そういう意味ではシンプルにジョーへ当てて速い攻撃をすることを考えながらやっていました。その中で僕らがもっとやりきること。最低でもコーナーというぐらいまでやりきれないのが、相手の時間が長くなってしまった原因だと思っています。ジョーが収めるかどうかというのもあると思いますけど、そこ以外でもセカンドボールを拾って、どこまで相手を押し込めるかというところを、もっともっとやらなければいけないと思います。
終盤はボールを持って仕掛ける場面を作れていました。
この試合に入るにあたって、相手が研究してくるというのはわかっていました。チャンレンジ&カバーができていることもわかっていたので、逆に簡単に叩いてもう一回中に入っていくプレーを、前半に何回かやろうとしていました。形になったのもあるし、ならなかったものもありますけどね。そういう意味では、簡単に人を使って自分がもう一度入っていくことをイメージしながらやろうとは思っていましたけど、決定打に欠けたなと。それは自分の能力だし、力量だと思っています。チームがこれだけ信頼してくれて、僕にパスを回してくれている分、そろそろ結果で応えないといけないと思います。
そのほかのジョー選手、太田選手のコメントテキスト、
長谷川選手、丸山選手のコメント動画は、INSIDE GRAMPUSにて掲載しております。
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