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Coach Interview

サンフレッチェ広島の試合を何試合も見て準備をしてきましたが、苦しいゲームになることは試合前から想像していた通りでした。良いプレーも随所に見られたのですが、コンディション的にもっと良くなることで足も動いてくるかなと思います。ただ、この苦しい状況をなるべく早く抜け出したいという気持ちで、グランパスの選手の方が苦しい部分はあったと思いますが、それを最後まで受け入れ闘い続けたスピリットの部分が見られたことが大きな収穫だったと思います。

形としてチームは4-3-2-1であったり、途中で状況によって4-4-2とすることで守ることができましたが、相手にどこが攻め所かをなるべく与えないよう、外を攻められれば外を対策し、中を攻められればしっかり絞るということを、その都度、選手たちと形を変えながらやっていました。そこから自分たちが攻撃に移る時に、こういうスペースがうまれるからそこを狙おうとか、ある程度そこへと抜け出すことはできていたのですが、最終的にフィニッシュという形に持ち込むことが足りませんでした。それが、試合の中でチャンスの多い戦いにならなかったのですが、選手は準備したものをしっかり理解しやろうとしてくれたと思います。

フィジカルコンディションもしっかりと上げていき、本来の選手が持っているものを取り戻すという作業になると思いますが、それをしっかり取り組むことで、どういう内容になろうともこの試合では絶対に勝ち点を獲得しなければいけないと考えていましたし、しっかり勝ち点を獲得したことは結果として良かったと思いますし、そのことでも選手を褒めたいと思います。

  • 選手交代が一人だけでしたが、その意図をお聞かせください。

    もちろん苦しい状況で最初のカードとして赤﨑を切りました。彼が入ったことで押し込まれ気味だった状況から押し返せたとは思います。コンディション的に苦しい選手は他にも見えたのですが、その中でどう判断するべきか、苦しさは見えるが、これは乗り切れるだろう、やり切れるだろうと判断し、バランスを変えるよりも、このままの形で最後まで戦う判断をし、交代カードは一枚しか使いませんでした。

    監督に就任し短い準備期間でしたが、今日の試合前に選手へ何を伝えピッチへと送り出したのでしょうか?

    言葉として選手に何か伝えなければいけないことがあるかといえば、選手は自分たちでわかっていると思います。今日の試合の前に改めて何かというよりも、就任し最初に選手たちに会った時に、ここからの八試合をどう闘うべきか、そのために出せるものは全て出し試合の結果につながるものは全部いかそうという話をしました。高い位置からのプレスであったり、それはどれくらいできるか、90分の試合で続けられるか、そのためにはコンディションも上がらなければいけません。どういう試合をしようという理想はありますが、今日は選手たちには具体的なイメージとしては「前からいこう、受ける時は受けよう」と。どこでどういう試合をしようというのではなく、前からいけると判断すれば全員でいく、受けると判断したら全員で受ける。チームで一つとなってその瞬間をどう戦うかで勝ち点を獲得することをやりきろうという話をしました。その言葉どおり、選手たちはやりきってくれたと思います。あとはコンディションが上がることで、チャンスを作ることなども自然と上がってくると思いますし、これを続けていきたいと思います。私としても選手の特徴、この選手はどの部分でチームに貢献できるかなど考え指導すること、これまで対戦相手としてしっている選手もいますが、こういう特徴があったかなど、日にちが経つにつれより特徴を理解できると思っています。これから先も簡単な道のりでないことは私も選手もわかっていますが、特に前線の選手は守備の時に自分たちもしっかり動き走りきることで、全員で用意したディフェンスの形が機能する、そのために犠牲心をもってやってくれたと思います。この選手たちと残り七試合を今年はやりきるといううえで、すごく良いゲームをしたと思います。

    高いクオリティが出せなかった要因はどこにあったとお考えでしょうか?

    サンフレッチェ広島もすごく対策をされていますし、しっかりとしたプレスでグランパスの良さが出ないよう、素晴らしいゲームをされたと思います。個人的な部分でのクオリティの良さがチャンスに直結する部分は少なかったかもしれませんが、各選手が高いクオリティがあるというプレーを随所に出してくれたと思います。ジョー、シャビエル 、シミッチも犠牲心を持って闘えるということを最初の試合で見られたことは大きかったと思います。

Player’s Comment

25 前田直輝 前田直輝

  • 本日の試合を振り返って。

    監督が交代し、1週間しか準備期間がない中、最低限の勝ち点を持って帰ることができたのかなと思います。

    この1週間で前田選手が準備してきたことは?

    守備の確認ですね。監督は、僕の裏に抜ける動き、1対1の部分に自信を持ってくれていたので、そこは出していきたいと思っています。

    ゴールシーンを振り返ってください。

    ジョーが空けてくれたスペースが見えて、そこに走り込んだらいいボールが来ました。いいファーストタッチができたのかなと思います。

    今後、チームとしてどのように成長していくと捉えていますか?

    残留争いをしている状況なので、早く抜け出せるように、1試合1試合勝ちきるために準備したいと思います。

17 丸山祐市 丸山祐市

  • 本日の試合はどのようなゲームでしたか?

    相手にボールを持たれる時間がすごく長かったです。先制点を奪われ、苦しい展開になりましたけど、前田(直輝)選手が決めてくれました。後半も両チームともにチャンスがありましたが、互いに耐えしのいだと思います。僕たちはこの勝ち点1をポジティブに捉えています。

    どのような準備をしてこのゲームに臨んだのでしょうか?

    1週間という短い時間だったので、すべては詰めきることができなかったと思います。ただ、マッシモ(フィッカデンティ)が目指している守備に対することに取り組んだ1週間でした。

    新監督となり、チームはどのように変わっていくと思いますか?

    守備の意識は強くなると思います。1週間しか準備をできていない中で、今日の結果はすごくポジティブなものだと思います。残り7試合しかないですけど、マッシモが目指しているサッカーを出していけると思っています。

    残りの試合に向けて意気込みを聞かせてください。

    残留争いをしている中で、この勝ち点1はすごく重要になってくると思います。残り7試合をすべて勝てるように、また来週から準備していきたいと思います。

そのほかのシミッチ選手、中谷選手、吉田選手、和泉選手、赤﨑選手のコメント、
前田選手、丸山選手のコメント動画はINSIDE GRAMPUSにて掲載しております。

  • insidegrampus

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  • パロマ瑞穂スタジアム