明治安田生命J1リーグ 第24節:
名古屋グランパス vs 浦和レッズ
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GOAL
Coach Interview
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先制されながら、宮原選手の高い位置でのプレーでPKを獲得し、そこから同点としました。彼の成長や評価をお聞かせください。
立ち上がりは思ったより出て行かなかったので、「もっと出ろ」ということを言っていました。うちの場合はポジションを守るのではなく、相手を崩しにいく。特にペナルティの中の両サイドというのは真ん中を攻めるために必要なので、和也(宮原選手)、それから貢史(金井選手)はすごく重要な選手になるので、今日はそこのところでうまくPKを取ってくれましたが、どんどん積極的になって、良くなっていると思います。
今日のスターティングメンバーでは、前線はほとんどが左利きの選手でした。その特性もチームとして生かせられているのでしょうか?
確かに左利きが多いのはこのチームの特徴だと思いますが、僕がそれで集めたわけではありません。重要なのは左利きだからではなく、一番自分の得意なところで個性の出るポジション、それを作っています。最初にシステムがあっての話ではないので、いまだと、この並びが良いのかなと思っています。ただし、いつも言っているとおり、そこからは自由に動き出すので、(ポジションは)それほど大きな影響はありません。ただ、確かに左利きが、めちゃくちゃ多いですね(笑)。
今日の勝利でグランパスとしては2011年以来の6連勝となりましたが、その要因はどこにあるとお考えでしょうか。また、今日のジョー選手の評価についてもお聞かせください。
連勝について言えば、新しく入った選手、今まで積み上げてきた選手たちがものすごく良い競争をしだしている。それからイメージが湧き出した、特徴のある選手が多いので、特徴を出すとはどういうことなのかを、今までいた選手もその中で出すようになってきて、それをゴールに繋げられるようになってきた。そういう意味では今までにないところの競争心だと思います。ジョーについては、(個の)力で点を取っているのではなく、全て相手の背後を取ってのゴール。それはトレーニングからやっていることで、彼はものすごくいろんなことを、元から身に付いていたことだとは思いますが、すごく素直にゴールを取るということに対して動きを作っていく。それから周りの選手も、どうやったら相手からフリーになるか、出す方もそれが見えなければボールは出ないので、そこのところが見えてくる選手が増えてきたのだと思います。
今日は4-1というスコアでしたが、前半はオウンゴールやPKの失敗など、相手に流れを渡してもおかしくない展開でした。それでも、選手たちを見ていても焦りがないというか、力強さが明らかについてきたのではないでしょうか?
一つは点が取れるということ。1点を守りきるチームであれば、スコアが動くと難しくなると思うんですが、どうすれば点が取れるか、どうすればゴールまでボールを運べるかということが選手の中のイメージとしてだいぶあるんじゃないかと思います。ですから、これはもっと続けていって。実際もっとチャンスはありましたし、自分たちがもっとチャンスを作り出せる場面もありました。そこはもっともっと、これで良いということではなく貪欲にやっていきたいと思います。
相馬選手が今日も素晴らしい活躍をしましたが、彼の評価をお聞かせください。
ここでトレーニングをしだしてから、いろんなことを覚えてきた。それによって彼の特徴であるスピードがいきてきた。そのスピードとは何かと言えば、ただ競争することではなく、相手の逆を取ることができる動きですね。それからボールをしっかり止める、コントロールすることから彼の良さが出てきた。そういうところをすごく良く学んでいますし、彼自身がシュートやボールを出すことが好きな選手なのはわかっていますが、そういう部分がなければ今日のようなチャンスも作れませんし、そういうなかでどんどん良くなってきていると思います。今日は、「とにかくチャンスがあれば行ってこい」ということを伝えました。彼の良さは、守備でもどこへ戻るかということを鮮明に理解していますし、1対1も強いですね。そういう意味では、まだキャリアはありませんが、接戦の中でも安心して出せる選手です。
Player’s Comment
本試合の活躍選手からのコメント
7 ジョー
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リーグ戦6連勝となりました。現在の心境を聞かせてください。
チームを手助けするゴールを取れたこと、そして勝利を収められたことがとてもうれしいです。
ハットトリックで勝利に貢献しました。
素晴らしいチームメイトがいたからこそ、決められた得点だったと思います。
好調の要因はどこにあるのでしょうか?
毎日の練習にあると思います。日々、苦しい練習をこなしてきた結果が現在の状況につながっていると思いますね。私自身は、どのようなボールが来ても決められるような意識を持って常に練習しています。
今後への意気込みをお願いします。
今やっている練習をしっかりとこなし、心を一つにして続けていくことが重要です。今後も上を目指してやっていきたいと思います。
28 玉田圭司
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これで6連勝となりました。今の率直な気持ちを教えてください。
素直にうれしいです。止まらないように、次に準備していくだけですね。
この1勝はどのような価値があると思いますか?
6連勝していますけど、どの試合も簡単なものはなかったです。今は勝ちたいという気持ちが相手より上回っているのかなと思います。そういう中で勝ちきることができているので、これを続けていきたいです。
中断期間後はまるでチームが変わったかのように生まれ変わりました。
結果がついてきているからそう思ってもらえるのかもしれないですけど、修正しないといけないところはたくさんあるのでね。そういうところは練習から取り組んでいければ、より良いチームになっていくのかなと思います。
今はプレーしていて楽しいですか?
結果もついてきているので。でも暑すぎるから、もうちょっと涼しくなってくれたらいいですね(笑)。
オウンゴールで失点した直後、ピッチ内はどのような雰囲気だったのでしょうか?
ホームゲームなので、僕たちは勝ち点3しか目指していなかったです。そういう中で下を向く選手は一人もいなかったので、ひっくり返せたことはチームの力だと思います。
ジョー選手のPKはGKにストップされましたが、玉田選手がこぼれ球を押し込みました。
ジョーが外すことを期待していたわけではないですけど、何があるか分からないと思っていました。そこで押し込むというか狙っていたというか。そこにボールが来たので、押し込めたことは良かったです。
そのほか玉田選手(全文)、宮原選手、新井選手、丸山選手、相馬選手のコメントはINSIDE GRAMPUSに掲載
そのほかの選手のコメントは、INSIDE GRANPUSにて掲載しております。
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