明治安田生命J1リーグ 第12節:
名古屋グランパス vs セレッソ大阪
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GOAL
Coach Interview
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ケガ明けの新井選手を即スターティングメンバーで起用しましたが、その狙いと評価をお聞かせください。
起用の狙いというよりも、今の時期だと復帰をさせるために一週間の間がないですから。普通であればトレーニングマッチやいろんなことをやりながら復帰できるのですが、彼と相談し「もう行ってしまえ、できるところまでやろう」ということで。実際に最初はちょっと怖がっていましたが、ぼくも選手として実際そういう経験はありますので、やるだけやってみようということをやってくれたと思います。
周りの選手がジョー選手の生かし方を徐々にわかってきたのかなと感じますが、そのあたりをどう思いますか?またもう少しボールを受けるというか、欲しがるというところを出した方が良いのではと感じるところもありましたが、そこはいかがでしょう?
ふたつあります。一つは、ジョーに相手が寄ってくることでそこを飛ばすとうことをみんなが見え出した、これはいつも言っているとおり、何かをしてはいけないということはありません。その意味では見え出したなということがあります。そしてジョーのコンディションが上がってきているというのも一つです。自分たちが守備で形を崩しすぎてしまっている。特に今日は両サイドが本当は引く必要がなかったのですが、引きすぎてしまい自分たちが出ていく時にもらうのがすごく難しかった。後半は良くなりましたが、攻守一体とはそういうことで、自分たちがどのくらいのゾーンでやるかというところ、一人ひとりが戻る位置、あるいは立ち位置がすごく大事であり、そこのところをもっと若い選手たちが理解してくれていればもっと楽にボールを動かせるようになると思います。だから受ける受けないというよりも、自分たちが攻めるために全てのフォーメーションがあるということを、もう少し個人戦術も含め理解していくと、もう少し楽になるのではないかと思います。
自陣のゴール前の守備が非常に集中力高かったように思いますが、評価をお聞かせください。そして、今日の引き分けで連敗は8でストップとなりましたが、この結果をどう次へと繋げようとお考えでしょうか。
守備のところはもとから言ってやっていることなんですよね。立ち位置やどのように見えるかということ、それほど多くないピンチのはずですから、それが今まで失点しているのは個人戦術のところです。だから、そこのところをしっかりしようと、今日はみんな、その意味では相手をフリーにさせなかったということがあります。この結果をどう繋げるかは、90分ということをずっとテーマとしています。90分をどう戦うか、すごく良い時間があって、悪い時間に失点したり、ましてや自分たちのいい時間帯で失点してしまったりしていますし、90分をどう戦うかということをいま、選手たちは意識をしながらやっています。今日はその意味では前回、前々回よりそこのところで一歩前へと出たかなと思います。
Player’s Comment
本試合の活躍選手からのコメント
5 新井一耀
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久しぶりの実戦となりました。
90分間やらなくてはいけないポジションでしたが、足が持たずに途中で代わることになってしまいました。チームのみんなには迷惑を掛けてしまったと思います。
ご自身のプレーを振り返ってください。
失点が多い中で、無失点でいこうと思っていました。ただ、勝ち点3が必要な中で勝ちきれなかったことは残念です。
守備面での課題と収穫を教えてください。
相手にボールを持たれた時に引き込んでしまい、なかなかボールを奪いにいけませんでした。しっかりとラインを上げ、ボールを奪いにいけるようにしなくてはいけません。相手の時間が長くなったことで攻撃でいい形を作れなかったので、次に生かしていきたいです。
次戦への意気込みをお願いします。
自分にとっては古巣との戦いになります。いい形で臨めるようにしっかりと準備したいと思います。
29 和泉竜司
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試合を振り返ってみていかがですか?
90分を通して、チームとして戦うことができました。しかし結果として勝ち点3を取れなかったので、悔しい気持ちがあります。ただ、一つこれまでと違った部分を見せることができたのではないかと思います。
立ち上がりから、テンポの良いパス回しが見られました。
常に自分たちはぶれることなくやっています。今は結果が出ていないので、苦しい状況ですけど、自分たちがやろうとすることは曲げずに取り組んでいます。そういう意味で、相手が引いた部分もあったので、ボールを持つことができたのは良かったと思います。ただ、最後の崩しの部分やシュートの局面は、チームとしても個人としても、もっとクオリティを上げていかないといけないと思いました。
敗戦が続く中でも、チームは同じ方向を向いていたのでしょうか?
選手もそうですし、チーム全体でやることはぶれません。自分たちが目指しているものは変わらないので、そこをやり続けていきます。その中で、チームとしてなかなか勝ち点3をとれていないですけど、しっかり前を向いてやり続けることが大事だと思うので。自分たちや、応援してくれるファン、サポーターを信じてやり続けるしかないと思います。
キャプテンとして、何か意識していた役割はありましたか?
キャプテンマークを巻いていましたけど、まずは自分のやるべきことに集中することを考えていました。その上で、前の選手や後ろの選手としっかりコミュニケーションを取ったり、チーム全体の集中力を高めるために声を出すことを意識しました。特にキャプテンだから意識した部分はなかったですね。
佐藤寿人選手から、キャプテンとしてのアドバイスを受けましたか?
特にはありませんでした。いろいろなタイプのキャプテンがいるので、自分は自分なりにというか。まずは自分のやるべきことをやってから、チームのことを考えたり、見ていけるようにできればいいと思います。声の部分はすぐにできることです。キャプテンかどうかにかかわらず、そこはチーム全体でやっていかないといけないことです。今日は全員で、90分を通して声を出して、体を張ることができていました。そういう意味では、全員が90分間集中力高くやれたと思います。
中2日で次節を迎えます。試合に向けた意気込みを聞かせてください。
すぐに試合が来るので、しっかりと準備をしたいです。チーム全員でこの状況を乗り越えていかないといけません。いい準備をして、次こそファン、サポーターに勝ち点3を届けられるように、必死になってやるだけなので。いい準備をしたいと思います。
そのほか、新井選手全文・和泉選手全文・ランゲラック選手・櫛引選手・宮原選手・菅原選手のコメントはINSIDE GRAMPUSに掲載
そのほかの選手のコメントは、INSIDE GRANPUSにて掲載しております。
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