明治安田生命J1リーグ2ndステージ 第17節:
名古屋グランパス vs 湘南ベルマーレ
HOME
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AWAY
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--:-- KICK OFF
− | 前半 | − |
---|---|---|
− | 後半 | − |
-延長前半-
-延長後半-
-| PK |-
GOAL
Coach Interview
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- 監督が就任してから短い期間でベストを尽くしてこられたと思いますが、時間が足りなかったと感じていらっしゃいますか?
- もちろん短い時間ではありました。私が就任したときは、残留を争うアルビレックス新潟やヴァンフォーレ甲府とは勝ち点7くらいの差が開いていたと思います。その状態から、この短い期間で何とか勝ち点を取ろうとここまでやってきました。ただ、最後の2つのゲーム、ヴィッセル神戸戦と今日の試合では、チームの弱さ、自信のなさをさらけ出してしまったように感じます。特に今日は、守備面でやるべきことができていなかった印象です。
- 今日は前半に2失点したあと、後半は布陣変更や選手交代などの手を打ちました。その狙いを教えてください。
- 前半は良くありませんでした。守備も、攻撃もどちらも良くなかったので、後半は何かを変えなければいけない状況でした。そこでシステムを変更して、永井とシモビッチの2トップにして相手のDFにプレッシャーを掛けました。後半の最初は良かったと思います。PKでゴールできましたし、それ以外にも何回か良いチャンスを作ることができました。また、酒井を最終ラインに入れることで両サイドの選手を上げて、サイドから攻撃させました。これもある程度うまくいったと思います。しかし3失点目、これが不運でした。あの失点でチームが壊されてしまったと感じます。その後、川又を投入してゴールを奪いに行きました。ゴールを取るために、ゴールを取れる選手を送り込んだのですが、最終的には得点を奪うことができず、残念で仕方ありません。
Player’s Comment
本試合の活躍選手からのコメント
1 楢崎正剛
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- 今の気持ちをお聞かせください。
- 今日に限ったことではありませんが、一年やってきた中で、一番辛い日になってしまいとても悔しいです。
- 気持ちが空回りしてしまったのか、それとも気持ちの面で負けていたのか、今日の敗因はどこにあったのでしょうか?
- 相手に堅さがあるにしても、サッカーの質の部分で上回れませんでした。ボスコ監督と闘莉王が来てチームもガラッと変わり、2人には感謝していますが、僕も含めてまだまだ足りませんでした。力不足だったとしか言えません。
- 今日の試合も含めて、たくさんのファン・サポーターから暖かい声援をもらってきましたが、改めてそんなファン・サポーターの皆さんに一言お願いします。
- どんな厳しい状況の中でも、いつも力をくれますし、今日も試合前から良い雰囲気を作ってくれました。本当に感謝しかありませんし、それに応えられなかった自分たちの不甲斐なさと力の無さに悔やむばかりです。本当に申し訳無い気持ちと「ありがとう」という気持ちしかありません。
4 田中マルクス闘莉王
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- 今の気持ちをお聞かせください。
- 何といえば良いか、まだわかりません。責任を非常に感じていますし、自分の力不足だったとしか思えません。
- 闘莉王選手が復帰して7試合、気持ちの入った試合が続きましたが?
- 一戦一戦、必死に闘ったことは間違いありません。最終節まで希望を残しての今日の試合でした。サポーターが素晴らしい雰囲気を作ってくれた中で負けたことを、本当に申し訳なく思っています。この7試合を闘った仲間、スタッフのみなさんにも、本当に申し訳ないという気持ちしかありません。
7 田口泰士
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- 今の気持ちをお聞かせください。
- まだ気持ちの整理がつかず、受け入れ難い気持ちです。
- 今日は試合開始から田口選手自身、90分持つのかと感じるようなハイペースでしたね?
- チームとして、高い位置からのプレッシャーを考えていました。ホームで、勝たなければいけない試合でしたし、とにかく前線でのプレッシャーをかけ続けました。しかしながら、そのような流れのなかから、相手に先制ゴールを奪われてしまいました。
- 今日は今シーズンを象徴するようなゲームだったように感じますが、あらためて今シーズンを振り返ってください。
- 振り返ると、せめて勝ち点1を獲得していればという試合もありました。そのような試合がいくつもあり、その積み重ねが、降格という結果に繋がったのだと思っています。
- 後半キックオフ前の円陣では、何を話されていたのでしょうか?
- 1点返せば状況は変わると、ハーフタイムから全員で話していました。残り45分、何が何でもという気持ちで後半を闘いましたが、それでも結果がついてきませんでした。
今日も多くのサポーターの後押しを受け、選手は闘わせていただきました。サポーターの声援に結果で応えられず、残念です。一年間、どんな時でも全力でサポートしてくれたみなさまに、本当に申し訳ない気持ちしかありません。
10 小川佳純
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- 今の気持ちをお聞かせください。
- 一年間、常に応援してくれたサポーターの皆さまに対し申し訳ない気持ちしかありません。
- 残留のかかった試合、チームに硬さはあったのでしょうか?
- もちろんプレッシャーはありましたが、試合前は選手全員が、このプレッシャーを楽しもうとポジティブな気持ちでいました。それでも、ピッチに立つとプレッシャーを感じ本来のプレーを出せなかった部分はあったと思います。
- あらためて、今シーズンを振り返ってください。
- 自分が在籍する10年で、最も苦しいシーズンでした。残り8試合となってボスコ監督になり、トゥさん(闘莉王選手)も復帰しました。チームを立て直す光が見え最終節まで残留の可能性を残しながら闘いましたが、降格という結果に終わりました。
選手の実力が足らない部分もありましたし、クラブとしても良い方向へ導けられなかったという事実を受け止める必要があります。
降格という事実はもう変えられませんが、名古屋グランパスというクラブがより素晴らしいクラブになるため避けられない運命だったと考えざるをえません。今後、J2へと降格したことが、素晴らしいクラブになるため必要だったと口にできるよう、来シーズンも選手、コーチングスタッフ、フロントスタッフ、そして名古屋グランパスに関わる全ての人が、強い気持ちをもって闘うべきだと思っています。
11 永井謙佑
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- 今の気持ちをお聞かせください。
- 悔しいですし、まだ上手く気持ちが整理出来ていません。シーズンを通して、たくさんのファン・サポーター皆さんの声援がずっと助けになっていましたので、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
- 今日は相手に上回られる場面が多かった印象ですが、自分たちのサッカーが出来なかった要因はどこにあったのでしょうか?
- 相手に先制点を取られ、そこから追い付くことが出来ないまま2点目を取られたのが良くなかったと思います。それでも、1-2になってから追いつけるチャンスは作れました。ただ、そこで同点、そして逆転できないところが今シーズン通して足りない部分だったと感じています。
- 改めてこの一年間はどういうシーズンでしたか?
- 色々と変革の年で、みんながチャレンジをしましたが中々上手くいかず、最終的に残念な結果となってしまい、本当に厳しいシーズンだったと思います。
そのほかの選手のコメントは、INSIDE GRANPUSにて掲載しております。
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