6/26(木)大正製薬×名古屋グランパスアカデミー「熱中症共同勉強会開催」─ただ水分・塩分・冷やすだけじゃない。熱中症対策最先端の研究からの知見─

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名古屋グランパスアカデミー(以下、アカデミー)は、パートナーである大正製薬株式会社様(以下、大正製薬)と共同で6月26日名古屋グランパスクラブハウスにて、熱中症のリスクゼロをめざす勉強会を実施いたしました。

対象は、小学生から高校生までを指導するアカデミーの監督・コーチ・トレーナー20名。アイススラリーが、熱中症対策や睡眠の質向上に有効であることに、真剣な眼差しで耳を傾けていました。


勉強会に参加した名古屋グランパスアカデミーコーチ陣

アイススラリーは、2025年6月1日より職場での熱中症対策の義務化を課した「労働安全衛生規則」においても、熱中症対策の具体的な手段として掲載されるなど社会的に注目されている剤型です。

勉強会では、大正製薬 商品開発部の山本様を講師としてお招きし、微細な氷の粒と流動性のある物性によって高い冷却効率を発揮するアイススラリーが、脳や内臓など体の中心部の温度、いわゆる深部体温を下げ、運動時の熱中症対策に効果的であることや睡眠前の活用により睡眠の質を向上できることなどを、これまでの研究データを示し解説いただきました。

アカデミー選手の保護者にアンケートを取ると約半数が「過去に子どもが熱中症を実際に発症したことがある」と回答するという衝撃的な結果も踏まえて、参加者からは「アイススラリーの摂取タイミング、量はいつ、どの程度が適切か」「冷たいものを摂取してもお腹が緩くなることはないのか」「アカデミー選手より若いスクール生にも摂取してもらいたい」など多くの質問・感想が寄せられ、現場スタッフの関心の高さを表していました。

U-18三木監督は、「今の夏の暑さは尋常じゃない。このような対策も必要」とのこと。瀧トレーナーは「アイススラリー活用による睡眠の質の向上は、非常に興味深い。連戦において宿舎でよく眠れなくなる選手も多く、日中に影響するのではないかと心配であった」とのこと。やはり食事や睡眠など普段の生活がベースとなるため、夜、睡眠前においても試す価値があるとのことでした。

これからが夏本番。アカデミー生、スクール生といった熱中症になるリスクの高い子どもたちが安心安全にスポーツに励むことができるよう、名古屋グランパスはパートナー企業の皆さまと共にクラブ運営に取り組んでまいります。


アイススラリーを活用しがんばっているアカデミー生