久保藤次郎選手 グランパスみよしFC講話

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6月14日(金)クラブハウスにて、グランパスみよしFCのOBである久保藤次郎選手がグランパスみよしFCの選手たちに向けた講話を行いました。
先月のU-15、U-14選手たちへの応援バナー贈呈に続き、今回はU-13の選手たちへ久保選手自身が直接想いを伝えたいという考えから今回の講話が実現しました。

会場に久保選手が現れると、グランパスみよしFCの選手たちから大きな拍手が沸き起こりました。

はじめに久保選手からグランパスみよしFCの選手たちへ、自身のこれまでのキャリアについて話がありました。中学生年代にグランパスのアカデミーを目指したものの入ることができなかった久保選手でしたが、その悔しさをバネにグランパスみよしFCの一員として3年間努力を続けてきました。グランパスみよしFCの選手だからこそ感じることのできる心境について語ると、グランパスみよしFCの選手たちは真剣な表情でメモを取りながら先輩の話を聞いていました。
また、スクールの練習場まで親が送り迎えをしてくれたエピソードを交えつつ、グランパスみよしFCの現役選手たちにも親への感謝の気持ちを忘れないでほしいと伝えました。

グランパスみよしFCの選手たちから先輩である久保選手への質問の時間になると、次々に手が上がりたくさんの質問がありました。
中学生時代に取り組んでいた練習や、ドリブルで一番大切なことは何かという質問に対して、久保選手から当時の経験を交えての様々なアドバイスがありました。

プロの世界に入って感じることは何かという質問に対しては、「想像以上に楽しく、4万人の大歓声の中でプレーをしたりゴールを決めたりする喜びは、絶対に期待を裏切らないくらい素晴らしいことです。」と答えました。続けて、「しかしもっと想像を超えてきたのは苦しい時の辛さというものです。」と話し、「僕自身、辛い時にどう努力するのかということを忘れずに頑張りたい。」と語りました。

また、大事なことの一つとして「グランパスみよしFCは今も昔も"主体的に取り組むこと"を掲げていて、自分も目の前の課題に対してとにかく自ら必死に取り組んできた。みんなも目標を高く持って次またチャレンジするということを大切にしてほしい。」と語りました。

他にも試合の日に食べる物や、好きな女性のタイプなど、普段なかなか聞かれることのない質問に久保選手は時折笑みを浮かべながらも、後輩からのたくさんの質問に一つ一つ丁寧に答えていました。

講話の最後には記念撮影が行われ、グランパスみよしFCの選手たちからのサインのお願いにも快く引き受けていた久保選手。

講話を終えた久保選手は、「みんながメモを取りながら真剣に話を聞いてくれたのですごくやりがいがありました。グランパスみよしFCは僕にとって特別な存在なので、このような場を作ることができて良かった」と語りました。そして、「グランパスみよしFCの選手たちのまっすぐなエネルギーを感じることができたし、みんなのためにも目の前の試合をとにかく頑張りたい」と抱負を語りました。

グランパスみよしFCの選手たちからたくさんのエネルギーをもらった久保選手の益々の活躍に期待しましょう。また、今後グランパスみよしFCから久保選手に続くトップチームで活躍する選手が出てくることを期待しております。