『五大都市スポーツ推進委員研究集会』にてアカデミー瀧トレーナーが講演

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12月9日(土)、アカデミーグループ所属の瀧トレーナーが『五大都市スポーツ推進委員研究集会』にて五大都市(名古屋市、横浜市、大阪市、神戸市、京都市)のスポーツ推進委員77名の皆様に【アスレティックトレーナーの仕事とけが予防のトレーニング】について講演を行いました。

普段は名古屋グランパスアカデミーグループチーフトレーナーとして主にU18チームを担当。アカデミー選手がケガをした場合の応急処置や治療、コンディショニング管理等を担う「アスレティックトレーナー」として、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう身体面や心理面のサポートをしています。

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まず初めに、参加者の皆様の都市にはJリーグクラブがあり、神戸市スポーツ推進委員の皆様に「ヴィッセル神戸のJ1リーグ優勝おめでとうございます!」と祝福の言葉をお送りしました。 続いて、名古屋グランパスアカデミー組織を説明。U12(小学生)、U15(中学生)、U18(高校生)の3カテゴリーに分け、約130人の選手が将来のトップチーム選手を目標に日々トレーニングに努めていることを紹介。今年はU18から3人のトップチーム昇格選手を輩出でき、来シーズン以降の活躍と、将来的には世界で活躍しているアカデミーの先輩、吉田麻也選手や菅原由勢選手のようになって欲しいと期待をしている。
また、名古屋グランパスアカデミーは『日本を代表するアカデミー組織』を目指し、選手には『人としての成長』を目標に日々成長をサポートしております。

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次にアスレティックトレーナーの仕事と自身の役割について紹介。アスレティックトレーナーとはチームドクターやコーチングスタッフと緻密な連携のもと、スポーツ外傷の応急処置や障害予防を目的に、選手、チームをサポート。ケガをした選手が少しでも早く復帰できるよう全力をつくすと持論を述べた。自身の役割としては『縁の下の力持ち』だと思いながら仕事に向き合っている。

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次にグランパスアカデミーで行っているケガ予防のトレーニング方法を動画で紹介。
サッカーは下半身のトレーニングが重要にみえるが、上半身、特に胸郭の可動域を広げることが重要と上半身のトレーニング方法を紹介。参加者の皆様も一緒にできる、椅子に座ったままのトレーニング方法や体幹トレーニングをデモンストレーションしながら紹介。参加者の皆様も椅子に座ったまま実践し、瀧トレーナーからは「無理をしないよう、胸郭を広げる意識を持ちながら実践してみてください」と参加者の皆様の様子を見ながらアドバイスを送りました。

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その他のトレーニング紹介では椅子に座りながらサッカーボールを足で触り、足裏のトレーニング方法を紹介。「サッカーボールがなければテニスボールや野球のボールでもできます」と家の中でできるトレーニング方法を紹介しました。

最後の質疑応答では「メタボリック症候群にも有効でしょうか?」との質問が出ました。
瀧トレーナーは「はい、効果はあります。無理しない程度に自分で回数を決めて実施することが大切」と答えました。

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このような場をいただきました名古屋市スポーツ推進委員連絡協議会の皆様、本当にありがとうございました。
今後とも引続き、名古屋グランパスのご声援をよろしくお願い致します。