オフザピッチ研修「スポーツSDGs研修」の実施
名古屋グランパスアカデミーでは、SDGsを学び実践していくために『スポーツSDGs研修』をU-18選手(高校1・2・3年生)対象に実施しました。
概 要
実施対象
- 名古屋グランパスU-18(高校1・2・3年生)選手34名
目 的
- 持続可能な社会を実現する思考になるための知識や実践力を養う。
- 地域社会の課題を知り、スポーツの力で解決できる事象を計画する。
内 容
- スポーツSDGs概要
- 地域社会課題の理解
- 課題解決プランの作成
講 師
株式会社ADKマーケティングソリューションズ 染谷 栄一氏
※SDGHsアカデミーの概要説明も担当
まずは、染谷氏からSDGsの意味?持続可能とは?という質問があり、さらに、持続可能な社会に貢献していくためには?スポーツの力とは何だろう?と、地域の課題をスポーツの力で解決が出来るのか?とスポーツSDGsの本質的な問いかけから始まりました。
続いて、SDGsのガイダンスでは、ガンジーの「信念が変われば運命が変わる」文言の例から、思考を変えていくことが持続可能な世界に変えていけるという目標が話され、SDGsの目的は誰ひとり取り残さない社会を作ること、という説明がありました。さらにスポーツの力は、人と人とが交流できるコミュニティを作りやすいこと、一体感を醸成し集う人々を一つにつなぐチカラがあること、と説明が続きました。
次に、事例として映像でリバプールや大学の取り組みを見て地域課題の解決への取り組みイメージを膨らませ、実際に課題を解決する大切さや難しさを実感していました。選手たちが日頃活動しているスポーツセンターがある豊田市の総合戦略の内容を読んで、高齢化や介護など地域の課題は何があるのかを実際に学びました。
後半では、グループで地域の課題を1つクローズアップし、その課題について考え、少しずつでも解決する、改善していけるのではと議論し、染谷氏にもサポート頂きながら計画を立てて終了しました。今後、出来ることから少しずつでも実施し、秋以降に実施する振り返りまでU18選手はスポーツSDGsにチャレンジしていきます。