プレ・プロフェッショナル研修実施
名古屋グランパスアカデミーでは、Jリーグの「キャリア・デザイン・プログラム」である『プレ・プロフェッショナル研修』をU-18選手(高校1年生)対象に実施しました。
概要
実施対象
- 名古屋グランパスU-18(高校1年生)選手 14名
目的
- プロを目指す選手に必要な知識を習得する。
- プロを目指す選手に必要な資質・能力とそれを高める方法を理解する。
- プロサッカー選手になる覚悟を強くする。
内容(全5回)
第1回 プロサッカー選手の現状とは?
第2回 プロサッカー選手に期待されることは?
第3回 プロサッカー選手に必要な資質・能力とは?
第4回 どんなプロサッカー選手を目指すのか?
第5回プロサッカー選手になるためにやるべきことは?
ファシリテーター
名古屋グランパス アカデミーコーチ 中村 直志
今年度のプレ・プロフェッショナル研修はアカデミーコーチの中村 直志氏がファシリテーターを務めます。
第1回目は、『プロサッカー選手の現状』について。選手たちはプロサッカー選手の現状を知り、プロの厳しい世界を自分自身が目指すことの意味について考えました。 Jリーグ選手になるための経歴、Jユース出身選手の割合、新卒新加入選手の10年間の出場試合数やJリーグ選手の平均年俸など、選手へ細かいデータを元に説明しました。その中には、新卒新加入選手の約半数は出場数が10年間で50試合に満たないことや、プロ入り3年以内で結果を出さなければならない現実など、プロサッカー選手になった後の厳しい内容もありました。長年、名古屋グランパスでプロサッカー選手として活躍した中村氏は自身の経験を踏まえ、どのようにプロの世界に入ったのか、プロの世界の厳しさ、そして、長く活躍する選手に求められるスキルについて選手たちへ伝えていました。
また、今回のゲストティーチャーとして山口素弘GMより、名古屋グランパスのフィロソフィーやトップチームに求められる選手・必要なスキルをお話しいただきました。特に、ライフスキル、メンタルスキルは他者と比べるではなく、自分自身の目標設定や成長などが大切であることをお伝えいただきました。
選手たちは研修で学んだことを踏まえ、自らの目標設定シートを作成。『自らにベクトルを向けること』『サポーターのために最後の1分1秒まであきらめないこと』『Jリーグで長年活躍できる選手は一握りだが、その一握りになれるよう一瞬一瞬を無駄にしない』など各々の感じたことをまとめ、気持ちを新たにしているように見受けられました。
プレ・プロフェッショナル研修は全5回を予定しております。今後も、Jリーグと共にさまざまな角度からアカデミー選手の成長をサポートしていきます。