オフザピッチ研修「スポーツビジョン」を体験~キクチ眼鏡専門学校~
12月13日(日)、名古屋グランパスのアカデミーではオフザピッチ研修として株式会社キクチメガネ様とキクチ眼鏡専門学校様にご協力を賜り、グランパスU-13選手を対象に「スポーツビジョン」についての講習会を行いました。
当日、キクチ眼鏡専門学校に集合。
選手たちは「これからどんな講習会が始まるのか?」と、ソワソワしていました。
まずは、学校の5階へ上がってスタッフの皆さんにご挨拶。施設内に入ると、グランパスくんJr.が!!
グランパスくんJr.に見守られながら、視力測定等をおこないました。
次に教室へ移動して、キクチ眼鏡専門学校の吉原智先生から「スポーツビジョン」について説明を聞きました。
私たちは、五感を使って、あらゆることを「認知」していて、なかでも「視覚」は85%以上を情報収集のために使用しています。
「スポーツビジョン」とは、スポーツでは、「今、起きている事」を「瞬間」でとらえて判断する力が必要不可欠です。その瞬間をとらえる「視覚」が「スポーツビジョン」です。
その視覚の基盤となる視力の大切さと特殊な視力について説明がありました。
選手たちは、興味深く話を聞いて、メモする姿も。
そして、その場で「瞬間視」の測定。5/100秒という、ほんの一瞬表示される6桁の数字を読み取るテスト。3回表示され、パーフェクトは1名!いかに「見方」を意識することが大事なのか理解することができました。
その後も、様々な視力を測定し、得点化されることを知った選手たちは吉原先生からの適度なプレッシャーとワクワク感も混じった様子で、測定へ向かいました。
さぁ、測定の開始です。7項目のテストを選手たちとグランパスくんJr.が開始!
初めて体験するテストに苦戦していました。テスト後にはスタッフの皆さんが、強化方法をアドバイスしてくださいました。
目と手の協応性を測るテストは、画面に表示される光を「間違いなく押す」もので、楢崎コーチが60満点に近い数字を出したと聞き、GKの選手たちは自分の得点と比べ、負けてなるものかと再チャレンジする姿も。選手たちはお互いの点数を見せ合って競い合っていて、まさしく「負けられない戦い」が展開されていました。
測定後は、再び教室に戻り、検眼エキスパートである渡邉典久様より、今後の目との付き合い方についてお話がありました。
渡邊さんは、測定の際、選手の動作を観察し、選手のクセをつかむそうです。
今回色々な測定をしたが、やっぱり「視力」が大事、視力の悪い方はすぐに矯正をした方がいいとアドバイスがありました。
また、日頃の生活では、コンタクトレンズを使う選手は、管理をしっかりすること、スマートフォンとは、うまく付き合っていくことが大事だということ等々。たくさんのアドバイスをいただきました。
最後は、みんなで記念撮影。
「眼の使い方等とても参考になりました。これからのトレーニングでも意識していきたいです。」と話す選手もいました。
様々なテストなどを体験し、自分の眼の「見え方」を知り、矯正、トレーニングしていくことがいかに大切かということを理解したようです。
これからも、アカデミー選手の「視力」にも注目し、個々のパフォーマンスを向上させるよう、キクチメガネ様のアイデアやご支援を賜りながら進めていきたいと思います。
キクチメガネ様、キクチ眼鏡専門学校様、この度は選手たちに貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
今後も選手たちの育成にお力添えをお願いいたします。