オフザピッチ研修「グランパスアカデミーOB講話」～牛澤選手･田邉選手から学ぼう～

2020年11月14日（土）、名古屋グランパスのアカデミーではオフザピッチ研修としてグランパスU-18の選手を対象に「グランパスアカデミーOB講話」を開催し「グランパスを卒団して振り返って思うこと」についてOB選手の話を聞きました。
話を伺ったのは、昨年2冠を達成したチームのキャプテンを務めていた牛澤健選手、グラウンドマネージャーを務めていた田邉光平選手のお2人。
2人ともジュニア時代からグランパスで育ち、現在中央大学に在籍。関東大学リーグでも活躍しています。

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始めに牛澤・田邉選手からグランパスから大学に進学して環境・生活の変化について話をいただきました。
グランパスでは、いつも天然芝でトレーニングできる環境、寮・遠征時の食事は、管理栄養士の指導の元、バランスの取れた食事を提供してもらっていたこと等、いかに恵まれた環境でサッカーができていたかを痛感しているようです。
大学では、なにもかも自分で考えて行動しなくてはならない、生活リズムも大学に入ってから自分の時間が増えるので、「時間の使い方」を今の内から考えるようにした方が良い等の実体験からのアドバイスがありました。

次は、U-18の光田選手の司会で質問コーナーが始まりました。
昨年、共に戦った2、3年生から質問がどんどん出てきました。
牛澤、田邉両選手は、昨年2冠を取った経験、そこまでチームを引っ張った時の思いを熱く後輩たちに語りかけました。
そうしてチームを引っ張った先輩に、1年生からも「うまくいかないときのメンタルの上げ方」等、少しでも先輩の話を参考にしたいという選手の意欲が伝わってきました。

三木コーチから「プロになりたい！という気持ちに変化はないか？」と両選手に質問。
牛澤選手は、「中央大学から、既に3選手がプロ内定している。チャンスをつかんでやると、もっと強く思うようになりました。」
続いて田邉選手も「まだまだ足りない部分はあるが、自分もやれるという気持ちになっている。」 と力強い言葉に、三木コーチは「よかった！安心した」と微笑んでいました。
それに続き、一丸選手から「2人の今後のプランは？」との質問に、2人とも「ゲームで活躍し、早くプロになりたい」との答えが帰って来て、スタッフ一同2人の熱い気持ちが変わらないことがうれしく感じました。

昨シーズン、当初はうまくいかないことに焦りがあった牛澤選手。
1、2年生との温度差とか感じ、どん底までいったけど、やるしかないとまず、学年関係なく、コミュニケーションを取り、何でも言い合えるチームにしようという気持ちが強かったと語りました。 牛澤選手から現在のキャプテンの鷲見選手に「今のチームをどんなチームにしたいと思ってる？」と質問。
鷲見選手は、「昨年は、3年生に頼りすぎていたと感じていた。今は、コミュニケーションを大事にし、1、2年もどんどん自分を表現できるようにしたい。牛澤さん、田邉さん、先輩方から自分たちが引き継いでいきます。」と、力強く答えました。

最後に古賀監督から・・・
2人の状況･思い･メッセージがよく伝わった。二人の成長を感じ、自分も改めて成長しなければと思う。
勝負へのこだわり・「勝つ」気持ちや大会結果は、関わった人たちの人生をすばらしいものに変えてくれることを示してくれた。次なるステージを共に勝ち得よう！とメッセージを2人へ送りました。

選手たちは、真摯に聞き、メモを一生懸命とっていました。
彼らにとって今後のサッカーへの取り組み方にとても参考になったのではないでしょうか。

牛澤選手、田邉選手、この度は後輩たちに貴重なお話をありがとうございました。
これからもアカデミー選手の成長を見守ってください、そしてお2人のこれからの活躍も楽しみにし、いつも応援しています。

これからも様々な観点や角度から選手育成をサポートしていきたいと思います。
引き続き、アカデミー選手たちへご声援よろしくお願いします。