オフザピッチ研修「パートナー企業講話」~ミズノ株式会社~
2020年10月11日(日)、名古屋グランパスのアカデミーではオフザピッチ研修としてグランパスU-15の選手を対象に「パートナー企業講話」を開催し「グランパスを応援する目的やアカデミー選手に期待すること」について学びました。
講師役には、ミズノ株式会社コンペティションスポーツ事業部の山本裕貴氏に務めていただきました。
始めは、山本氏の自己紹介から、ミズノ社の会社の概要を説明いただきました。
114年の歴史の根底には「スポーツに真摯に取り組む方々へ向けた"モノづくり"」があり、初期の野球グローブ、陸上、ボクシング、サッカーのスパイク、「吸温発熱素材」の開発・・・100年以上にわたるスポーツの「モノづくり」の話には選手たちも興味津々の様子でした。
次に仕事の内容について紹介されました。
- トップチームやアカデミー、スクールが使用する商品の選定、納品
- グランパスと地域、パートナー様と一緒にできることを模索し、サポートしていく仕事
- プロ選手と契約し、その選手の力を借り、活躍してもらってミズノの商品を広めてもらう仕事等々
そんな話をしていると、アカデミー選手から「金崎選手に憧れて、ミズノのスパイクを履いています!」と発言があり、会場は和やかな雰囲気へと一変しました。
「では、メーカーが契約したい!一緒に活動したい選手ってどんな人?」と山本さんから選手たちに質問。
選手たち同士で少し話した後、「有名で上手な選手」や、「愛される選手」という答えがでて、山本さんも「そのとおり!愛される選手、とても大切なキーワードです。ミズノとしても、どんな印象の選手なのか、はビジネスとしても重要視しています」と真剣な眼差しでゆっくりと語りかけてくれていた場面はとても印象的でした。その後、アカデミーOBである吉田麻也選手のエピソードも披露していただき、契約はサッカーが上手いだけでなく「選手である前に一人の人間として尊敬される存在であること」が大事だと伝わる内容でした。
最後に山本さんから「みんなにはプロを目指してがんばって欲しい。15才という若さで厳しい競争の中にいて日々がんばっているみんなをサポートしたい、共にがんばりましょう!」とメッセージをいただきました。
また、稲垣監督は、「感謝の気持ちを忘れず、全国大会でミズノのユニフォームでミズノのスパイクを履いてカップを掲げるのが恩返しだ」と選手たちに話しました。
研修を終え、選手からは「何気なく履いているスパイク、ユニフォームにはモノづくりをしてきた方々の想い(愛)がこもっていることを感じた。感謝の気持ちを忘れずにこれからもがんばりたい」と話してくれました。
今回、山本さんは笑顔で選手達にやさしくわかりやすくお話いただきました。
選手たちは、山本さんの話に終始メモすることも忘れてしまうくらいひきつけられていました。
彼らにとってとても身にしみる研修だったことは間違いありません。
山本さん、ミズノ様、この度は貴重なお話をありがとうございました。
これからもアカデミー選手の成長にご協力をお願いいたします。
これからも様々な観点や角度から選手育成をサポートしていきたいと思います。
引き続き、アカデミー選手たちへご声援よろしくお願いします。